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異世界日常。3人組、旅に出る

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異世界日常。3人組、旅に出る

4 - 3話 島に行きたければカジノに行け

♥

44

2023年09月02日

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???

…うん。頼む

「はッ!失礼致します」 ガチャッ

???

…いるんだろ。

???

お前が呼んだんだ。別に窓から侵入するくらい許せ

???

どんな収集を得た?

???

せやなぁ…あ、特別授業のやつ

???

今年は3人の予定やと

???

なるほど

???

それで?他は?

???

…いや、これだけやな

???

いえ

???

今すぐ

???

俺はただの情報屋だ。お前の命令に従う義理はない

???

…まぁいい

???

それじゃ

???

嗚呼、また頼む

???

へいへい

リナ

す、すみません…

リナ

遅れました

ライナ

遅いわよ。たく…

グル

まあまあ、時間としては余裕もあるし

グル

行こうか

「この先にある、冒険の世界へ」

グル

と、言いたいんだけど

グル

実はここからじゃあの先には行けないんだ

ライナ

いや今までの流れは何よ

リナ

じゃあどこから

グル

ん、

そしてグルが指を指した方向には

リナ

・・・カジノ?!

グル

そ、

ライナ

いやいやいや、なんでよ!

グル

まあまあw

グル

着いてきなって

リナ

まぁ、先輩が言うなら

ライナ

えぇ…

グル

よし、、

グル

行こっか!

ライナ

暗くない?!夜と同じくらいくらいわよここ

リナ

雰囲気作りかなぁ…

グル

入ろっか!

ライナ

え、無理無理無理!

ライナ

阿呆なの貴方!!

グル

そんなこと言ったってしょうがないでしょ!

そして言い争いが起き、その後ろに人影が見えた。

シュロ

あのー?御三人方?

シュロ

お願いだからお店の前で言い争いしないでくれるかな?

グル

あ、シュロ先輩

シュロ

グル、お前ほんまにいい加減学べや

グル

すみませーん

シュロ

んで?youは何しにここへ?

グル

あー、あっちの島に飛ばしてもらおうかなと

シュロ

魔王討伐にでも出るんかお前

グル

はい

シュロ

……たくっ、はよ来い

シュロ

ここや

グル

ここ、っすか?

ライナ

…汚い

リナ

こら!

シュロ

じゃあちょっと待っててな

シュロ

準備してくる

そう言って走り去っていく。

ライナ

…あの人、可笑しいわね

グル

?何がだい

リナ

何かおかしい点あった?

ライナ

だって、ここ

リナ

?「この扉は暗証番号によって解除されます」

リナ

これが何?

ライナ

準備も何も、この扉が開けばいい訳じゃない

ライナ

なのにわざわざ…

グル

さぁ?暗証番号忘れたとか

ライナ

でも、あっちの島に行けるってことは重要な扉でしょう?

ライナ

暗証番号くらい覚えていてもおかしくは無い

ライナ

というか覚えていない方が可笑しい

ライナ

それに、もし確認しに行くとしたらあの人以外にも知ってる人がいる

ライナ

もしくはメモしてあるってことでしょう?

リナ

まぁ、

ライナ

こんな重要な扉をそこまでリスクを負うかしら?

グル

…言われてみれば

リナ

確かに

「へぇ、なかなか頭が回るなぁ」

???

勘のいいガキは嫌いだよ

そう言い、ナイフを投げてくる。 魔王がいるというこの世界。もちろん日常で戦闘は当たり前。こんな攻撃良けれる。

リナ

…え、?

ナイフを避けた瞬間ナイフは方向転換し、リナの方へ飛んでいく。 現実はそう上手くいかない。ナイフを操作なんて、できるはずがない。 事実、この世界にそのような能力は無いのだから。 ということは行動を読まれていた?予め予測をしてナイフに回転をかけていたとすれば?でもそんなことが出来るのだろうか。今、初めて会った人間に。

ライナ

リナ!!

グル

ッ?!

グル

ッ、重い…!!

???

…なんや、お前ら

???

特別授業の奴らか?

グル

そうだが何か?ッ、ぐ…!

???

…パチンッ

謎の女が指を鳴らすとナイフは突然威力が無くなり地面に落ちた。

???

はぁ、また財宝狙いの馬鹿共かと思ったわ…

???

-----ほれ

???

開いたぞ

グル

あ、ありがとうございます…?

ライナ

あ、あの

???

早く行け、時期に扉が閉まる

リナ

行こっか…

そうして3人が扉の向こうへと足を踏み入れた瞬間。姿が消える。

???

(中々骨のあるやつやったなぁ…)

???

?着信音…

「おい!はやく!ヘルプ!」

???

はぁ、今度はなんやねん

「客さんが暴れとるんや!!!」

???

あいつは?

「知るかんなもん!」

???

はいはい、すぐ行きますよ〜

リナ

、ん…?

ライナ

何よここ…

グル

どこかの部屋かな?

ミカヅ

起きた!!

ミカヅ

良かったぁ…

ライナ

あなた誰よ

ミカヅ

私はミカヅよろしくね!

リナ

よ、よろしく

ミカヅ

チャリアさーん!!

グル

チャリア?

ミカヅ

うん!お店の店主!

リナ

ここお店なの?

ミカヅ

食堂だよ〜!

ライナ

食堂屋ってとこかしら?

リナ

店だしね…

ミカヅ

もぉ!チャリアさぁん!!

そう言い店主を呼びに行くミカヅ。それを横目にベットから降りる3人。 とりあえず、店主のチャリアさんとやらを呼びに行ったミカヅを待とうと部屋に待機することにした。

???

俺のナイフが、止められた…か

???

はは…まだまだやな。俺も

???

(あいつには黙っとくか…)

???

何を黙っておくって?

???

!?ッ…

完全に気配はなかった。 俺が気配読みをがばった?いや、俺は無意識でもある程度の気配は読み取れるし、気配消去でも魔力の気配でわかるはず。反応位は出来てもおかしくない。

???

ははw、なんの事かいな

しかも、俺いま心の中で思っただけだったよな…。口には出てないはず。 口は滑った?でも…。ここはどうにか切り抜けるしかないか。

???

言ったはずや。同じこと何回も言わせんな

『俺は情報屋や。お前の命令に従う義理はない』

???

お前は、……

???

なんや

???

、いや。なんでもない

???

…そか、なら俺はもう失礼するで

???

嗚呼、…またな、

え?いまこいつ、またな。って言った? い、いやいや。なんかの幻聴やろ。 でも…

???

おう、またな…

少しくらいは、あいつに打ち解けるのも。。 いやいやいや、ダメだ。俺は情報屋。誰にでも平等でなければならない。 そう、そのためには。あいつにも、打ち解けては……。

???

、、なんでこんな檻の中に…閉じこもってるんやろか

???

俺は、一体…

「何がしたいんだ」

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