コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ゆいと
ゆいと
ゆきな
ゆきな
あれから、1ヶ月…
時の流れの早さを感じつつ、クラス全員と頑張ってきた。
いよいよ、文化祭本番。
合唱コンクールの直後の事。
みらい
ゆきな
ゆきな
みらい
ゆきな
ゆきな
ゆきな
ゆきな
みらい
みらい
ゆきな
そんな感じで、知り合い達に声をかけてもらっていた。
目があった担任の先生も、力強く頷いてくれた。
お疲れ様、上手だった、という意味であろう。
7年間ピアノを習っている私。
それに対して…
くれは
ゆきな
くれは
ゆきな
くれは
ゆきな
くれは
ゆきな
1組の伴奏者である、くれはちゃん。
彼女は、私の真似をしてピアノを始め、
今年でようやく4年目である。
学年パフォーマンス、有志発表、生徒会企画。
予定通りに文化祭は進み、いよいよ閉会式。
中山先生
中山先生
中山先生
中山先生
1年1組
1年1組
1年1組
中山先生
…
取られてしまった。1番取られたく無かった人に。。
1年2組、我がクラスは指揮者賞、金賞を手にした。
しかし、ぽっかり空いた穴。伴奏者賞。
ゆきな
閉会式が終わっても、わたしは落ち込んでいた。
係ごとの片付けを終え、体育館に担任の先生の姿を捉えた。
今にも泣き出しそうな私。担任の先生の元へと足を動かした。
ゆきな
担任の先生
ゆきな
私の頰を、温かいものが一筋通っていった。
担任の先生
担任の先生
担任の先生
担任の先生
担任の先生
担任の先生
さき
さき
さき
落ち込んでいた私に。優しく話してくれた先生。
優しく抱きしめてくれたさき。
二人がいる前で、私は号泣してしまった…
教室に戻ると、男子に声をかけられた。
りん
ゆきな
ゆきな
ゆきな
ゆきな
ゆいと
ゆいと
ゆきな
日が落ちる頃。帰る気にもなれず、体育館裏に一人で座っていた。
ゆいと
ゆいと
ゆいと
ゆきな
一人で、泣いていた…
ゆいと
ゆいとは、ただ、寄り添ってくれた。
わたしを責めるでもなく、慰めるでもなく
ただ、寄り添ってくれた―
ゆきな
溢れでる涙。もう止められなくなっていた。
ゆいと
ゆいと
ゆいとが、優しく頭を撫でてくれる。
他人に涙を見られることなんて、もう気にしてなかった。
ゆきな
ゆいと
ゆいと
ゆいと
ゆきな
ゆいと
ゆいと
認めてくれる人が、こんなにいるとは思わなかった。
もっと責めてもらったほうが楽だったかもしれないくらい
みんなに、寄り添ってもらった
ゆいと
ゆいとに抱きしめられ、腰に手を回す。
ゆきな
私は幸せ者だった…
一人きりじゃないことを 、君が教えてくれた
大切なものを…
先輩、先生、2組のみんな、そして、ゆいと…
ありがとう―