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タミヤ
レイ
ニコ
カネダ
レイはタミヤの膝に乗り、ニコとカネダはレイの左右の膝に頭を乗せている。
レイ
カネダ
ニコ
タミヤ
タミヤ
レイ
タミヤ
レイ
タミヤの言われた通り、振り向いたレイ。すると、タミヤに下唇を甘噛みされた。
レイ
レイ
タミヤ
ニコ
タミヤ
カネダ
タミヤ
レイ
カネダ
ニコ
レイ
餌を求める小鳥のように『俺も俺も』と口づけをせがむ彼ら。
ほんのりだが、口紅の色が移ったのか、唇が赤くなっていた。
確かにイチゴの香りが口に広がる。いい香りだが。
レイ
ニコ
タミヤ
カネダ
レイ
カネダ
そして、この状況に慣れてしまった自分が怖い。
レイはこの三人からの愛情を平等に、受け止めることにした。
もし、自分の受け止める器が壊れてしまったら、遠慮なく自分を切り捨てるようにと彼らにあの日伝えた。
だから、レイからはなるべく三人を愛さないようにしている。
タミヤ
ニコ
カネダ
と言われれば返事はいつも決まって
レイ
『私も』なんて言わないのでなく、<言えない>のだ。
それでも、満足しているこの三人も
自分自身も。
イカれているのだ。
それを自覚しているのは、レイチェルただ一人。
完。