秋森 🌸
……は?
秋森 🌸
どういう事?それ…
川井美希
あんたの事だからないと思うけどね?
川井美希
佐藤が言ってるの聞いて…
秋森 🌸
…そう
角名くんに彼女がいるなんて知らなかった…
もしかして、あの時の告白を断ったのは彼女がいたから?
だとしたら彼女にも角名くんにも申し訳ないな…
いや、そうだとしても私は角名くんにそういう気持ちで近付いてない!
私はただ…ただ、仲良くなりたくて……
…これも、迷惑だったりするのかな
川井美希
🌸、大丈夫?
秋森 🌸
うん…大丈夫
昼休み
川井美希
ふぁ〜お腹空いた
川井美希
購買でなんか買って…屋上でも行く?
秋森 🌸
今日は屋上開いてなかったはず
川井美希
そうなんだ…残念
川井美希
じゃあ購買でなんか買って教室で食べるか〜
秋森 🌸
そうだね
女子生徒
…アレって亜美が言ってた先輩じゃない?
亜美
!!!
亜美
…うん、そう
女子生徒
人の男取るとか最低じゃん
女子生徒
ましてや角名先輩でしょ?
女子生徒
やな女〜
亜美
…許さないから。
数日後
秋森 🌸
…
ガチャ
秋森 🌸
(…また、手紙?)
「今日の昼休み、第3体育館裏に来てください。話があります。 逃げないでくださいね? 1年3組 斉藤亜美」
秋森 🌸
(1年3組の斉藤亜美?)
秋森 🌸
(誰だろう、接点ないような…)
秋森 🌸
(それに、「逃げないでくださいね?」ってどういう事?)
秋森 🌸
(知らないうちに何かしちゃってたのかな…)
目黒雪泉
🌸、美希〜一緒に食べよ!
秋森 🌸
雪泉!
川井美希
いいよ〜食べよ!
秋森 🌸
…あ
目黒雪泉
どうしたの?
秋森 🌸
今日呼び出されてたんだった、行かなきゃ!
川井美希
え、誰に?
秋森 🌸
あー、先生!
目黒雪泉
そっか…じゃあまた今度一緒に食べよ!
秋森 🌸
うん!また!
秋森 🌸
(ちょっと時間経っちゃったな…)
秋森 🌸
(まだいるかな?)
秋森 🌸
(着いた…)
亜美
せんぱーい、遅いですよ
亜美
逃げたかと思ったじゃないですか〜笑
秋森 🌸
ああ、ごめんね…
秋森 🌸
えっと…今朝靴箱に手紙を入れた斉藤亜美さんで間違いない?
亜美
はーい、あってま〜す
秋森 🌸
良かった…それで、話って?
亜美
単刀直入に言っちゃいますけど〜
亜美
うちの倫太郎くんに近づくのやめて貰えます?
秋森 🌸
え?
秋森 🌸
(倫太郎くん…角名くんの事だよね?)
秋森 🌸
(美希が言ってた角名くんの彼女ってこの子か…)
亜美
ちょっと、黙ってないでなんか言ってください笑
秋森 🌸
ご、ごめん
秋森 🌸
…角名くんの彼女、だよね?
亜美
そーですけど
秋森 🌸
私、別に角名くんを奪いたくて近づいてた訳じゃなくて…
亜美
いやいや嘘つかないでください
亜美
私見てたんですから
秋森 🌸
見てた?…何を?
亜美
私が倫太郎くんに告白した時、邪魔して来ましたよね?
秋森 🌸
邪魔?
秋森 🌸
ごめん…覚えてないかも
亜美
だーかーら!
亜美
私が倫太郎くんに告白した時、アンタが通りかかって倫太郎くんを連れてったんでしょ!
秋森 🌸
え?…あ
秋森 🌸
(まさか、この子ってあの時の…)
秋森 🌸
(…?でも、そうだとしたらこの子は角名くんに振られたんじゃないの?)
亜美
ま〜た黙った…
亜美
覚えてないの?とんだ阿呆ね
秋森 🌸
いや…覚えてるよ
秋森 🌸
2週間くらい前に、ちょうどここで告白してたよね
亜美
そーです、覚えてたんだ
亜美
せっかくのロマンチックな雰囲気をアンタが壊したのよ
亜美
どう責任取ってくれるの?先輩
秋森 🌸
…責任もなにも、あなたは角名くんに振られたはずじゃ……
亜美
はぁ!?!?
亜美
何言ってんのお前、私が倫太郎くんに振られた?
亜美
ありえない…冗談にしても笑えないから
秋森 🌸
(冗談じゃない…)
亜美
本当に許せない……
亜美
るな、アレ出して
秋森 🌸
(え、他にも人がいるの?)
女子生徒
はい
女子生徒が亜美に渡したのは
ハサミだった
秋森 🌸
(ちょっと待って、ハ、ハサミ!?)
秋森 🌸
(嫌な予感がする…とっても嫌な予感がする!!)
秋森 🌸
(逃げなきゃ…)
亜美
るな、押さえてて
女子生徒
はいは〜い
逃げようとした瞬間、腕を掴まれ動けなくなる
秋森 🌸
ちょっと…離して…!!
女子生徒
黙ってろよ男好き
秋森 🌸
は…!?
亜美
るな、ちゃんと押さえててね
亜美
じゃないと照準が合わなくて目に刺さっちゃうかもしれないから
秋森 🌸
(目に刺さる!?)
秋森 🌸
(やばい、終わった、誰か助けて…!!)
秋森 🌸
誰か助けて…!!!
亜美
助けを求めても無駄だよ〜
亜美
昼休みはここら辺、誰も通らないもん
秋森 🌸
(美希…雪泉…!!)
秋森 🌸
(角名くん……!!)
亜美
こっち見ててね
亜美
急所は外してあげるから…さ!!!
女がハサミを振り上げた、その瞬間だった。
秋森 🌸
ッッ…
誰かが腕を掴み、動きが止まった。
亜美
ッ…
亜美
誰だよ邪魔すん──
北信介
おい
亜美
ひっ……
北信介
お前ら何しとん
北信介
その手、離しや






