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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

851年

あれから、本当に色々あった。

エレンは巨人になるし、

ライナーとベルトルトとアニが敵で

仲間が次々と死んで

色々ありすぎて、リヴァイ兵長の事なんて考える隙すらなかった。

なんて言ったら嘘になるけど、

少なくともリヴァイ兵長は、すっかり私と色々したことなんて忘れて

普通の上司と部下だとしか考えていないと思う。

でも、今はそんな事どうでもいいや

だって

そんなことより

ジェシ

すっごぉぉぉぉおおおおおお!!!

ジェシ

コレが…なんて言ったけ?

アルミン

海だよ!コレが海だ!

ジェシ

そうそう!!海!!

ジェシ

コレが

海!!!

バシャッ

ジェシ

キャっ!!

コニー

あぁぁ〜い!!

ジェシ

よくも〜!

ジェシ

それっ

ザバァ

コニー

うぉあ!目がぁぁあ!!

ジェシ

兵長も!!足だけでも〜

リヴァイ兵長

俺はいい

ジェシ

えぇ〜もしかしてビビってるんですかぁ?

コニー

おい…ジェシッ…

リヴァイ兵長

お前後で覚えておけ

ジェシ

ひぇ!?

ジェシ

すみませーん(TωT)

コニー

ははっwwwww

ジェシ

んもぉ、コニー笑うな〜!

目の前で仲間が死んだ時に自分を制御出来なくなったり、

仲間だと思ってた人に裏切られたり

本当の敵が巨人ではなく人間という真実があって

だからあまり人に対して個人的心情を入れ込まないように気をつけていた。

でも、この瞬間だけ切り取ると

ジェシ

私、今、すっごい幸せ!!!

兵士

俺も〜!!!

???

ちょっと!!

???

通れないからそこどいて頂ける?

ジェシ

あっすみません!

ジェシ

(背が高くて足が長くてモデルさんみたいだな〜)

兵士

あの女、すげぇ美人だけど愛想がないよな。

兵士

それならよっぽどジェシのがマシだわ

ジェシ

ぜんっぜん嬉しくないんだけど!

ザックレー総統

おぉフレイヤ久々だな

フレイヤ

誰かと思いましたら、ザックレー総統じゃありませんか!

ザックレー総統

その呼び方はやめろ、兵士でもあるまいのに

ピクシス司令

フレイヤか!これまた色気増し増しで

フレイヤ

いやですわ!ピクシス司令!!またお飲みになっていらして?

ピクシス司令

美女が目の前にいて飲まずにいられないからなぁ

フレイヤ

あら!!相変わらずの色男ですね?!

ジェシ

(さっきとはまるで人が違う…)

ジェシ

(あの女性…一体何者?)

ジャン

ジェシ!食堂でみんな集まってるぜ

ジェシ

うん!行く

兵士

まぁそんな感じで俺が告白したら向こうも好きだって言われてキッスをな!

兵士

うぉぉぉおおおい!!!!

ジャン

駐屯兵団は恋愛する暇があっていいよな!

ジェシ

え〜そんな事言ったら、ジャンもミカサの事好きじゃん!

ブフォーー

コニー

ジャン大丈夫か?急に咳き込んで

アルミン

ちょっとジェシー

ジェシ

えっ違った?!

ジャン

ゲボっゲボっ!!

ジャン

べっ別に…好きとかそんなんじゃねーよ

ジャン

そういうジェシは、恋愛とか皆無そうだけど!

ジェシ

ジェシ

(恋愛か…リヴァイ兵長の事って恋愛のうちに入るのかな?)

ジェシ

(向こうは何も思ってないだろうけど、私はずっと考えてて…これが好き?)

ジェシ

(いやでも好きとはまた違うような…)

ジャン

なんだよ!お前いたのか?誰だよ!

ジェシ

いないし!

ジェシ

いても教えないし!!!

ジャン

んだよそれ〜

リヴァイ兵長

オイ!

リヴァイ兵長

お前らはしゃぎすぎだ

リヴァイ兵長

もう寝ろ

リヴァイ兵長

あと、掃除しろ

兵士

はい!

ジェシ

(リヴァイ兵長…。)

ジェシ

(恋愛…好き…恋…リヴァイ兵長は?)

ジェシ

(今までどんな恋愛してきたんだろう)

ジェシ

(まぁそんなの私に関係ないけど)

ジェシ

(私はリヴァイ兵長の事どう思ってるんだろ)

眠れない

眠くなるまで室内を歩いて回った

リヴァイ兵長

うん、まぁな

ジェシ

(あれ、リヴァイ兵長!?)

ジェシ

(誰かと話してる?)

フレイヤ

へ〜大変なんだね兵長さん

ジェシ

(あの女性だ…)

ジェシ

(リヴァイ兵長と並んだら余計背が高く見えるなぁ)

フレイヤ

ねぇ

フレイヤ

また前みたいに好きって言ってよ

ジェシ

!?

フレイヤ

リヴァイ…戻ってきなよ

リヴァイ兵長

…っ!

フレイヤという女性は、リヴァイにキスをした

積極的に足を絡ませて、手を後ろに回して

ジェシ

(あの兵長に自らキスするとか…)

ジェシ

(しかもリヴァイ兵長が受け身になってる)

ジェシ

(やばっ見ちゃいけない!!)

ジェシ

(凄く心がギューと締め付けられる感じがする…苦しい…見たくない)

ジェシ

(でも、オトナな女性でリヴァイ兵長にお似合いだな)

リヴァイ兵長

相変わらずだな

リヴァイ兵長

そういう強引なとこ、俺は嫌いだ

フレイヤ

アナタもね

フレイヤ

いつまでも欲しがるくせに嫌がってるフリ

リヴァイ兵長

チッなんで来たんだ

フレイヤ

なんでってアナタに会いに来たのよ

リヴァイ兵長

人妻のクセにか?

ジェシ

(既婚者?!)

フレイヤ

旦那の用事でココに来たの。そのついで

フレイヤ

でも私はずっとリヴァイ…アナタを想ってるのよ

ジェシ

(何それ…旦那がいるのに!?)

リヴァイ兵長

俺は過去の事は引きずらないタチでな

リヴァイ兵長

あいにく、お前の事なんて忘れたよ

リヴァイ兵長

じゃあな、帰って旦那に抱かれていろ

ジェシ

(リヴァイ兵長…行ったかな)

フレイヤ

覗き見は良くないわね

ジェシ

!?

ジェシ

えあっ、すみません!そんなつもりじゃなくてったまたま(;゚∇゚)

フレイヤ

早く失せな

ジェシ

…っく!!

ジェシ

既婚者なのに、こんな事…

フレイヤ

ふふっ

フレイヤ

お子ちゃまには、少し過激すぎたかしら?

ジェシ

でも!!それって不倫じゃ!

フレイヤ

私とリヴァイは昔少し色々あってね

フレイヤ

そもそも私には親が決めた会ったことも無い婚約者がいたし、

フレイヤ

リヴァイも大切な人を亡くす事をもう二度と味わいたくなかったのよ

フレイヤ

お互いどれだけ気持ちが強くても、オトナの事情ってモノがあるの

フレイヤ

貴方は何?リヴァイの何?

ジェシ

…っ

ジェシ

部下…です

フレイヤ

なら、さっさと失せな

ジェシ

…はい、失礼しました

ジェシ

(部下…ただの部下だよ)

ジェシ

(でも…なんでこんなに傷つくの)

ジェシ

(私が入る隙なんてない)

ジェシ

(だってリヴァイ兵長の事全然知らないもん)

リヴァイ兵長

まだ寝てなかったのかジェシ

リヴァイ兵長

また、こんなとこで泣いてたのか?

ジェシ

(なんで今現れるの…)

ジェシ

(今は顔合わせたくなかったのに)

ジェシ

すみません、もう寝ますので

リヴァイ兵長

…?!

リヴァイ兵長

オイ!待て!

リヴァイは私の腕を強く掴んだ

ジェシ

…っ痛い!

リヴァイ兵長に侮辱されて…

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