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チャイム が 鳴る
皆 一斉 に 席 に 着く
担任
担任
く らしいよね ...
く やば 、 怖すぎだろ
く 可哀想 ~ 、
く まじ ? 初耳 なんだけど
案の定 な 反応 と 空気
F .
隣の席 の 友達 が 俺 に 言った
桃
桃
F .
F .
他人事 の よう に 軽く 笑う
桃
知ってる とか 言ったら 面倒な こと に なりそうだった から
言わなかった
学校 が 終わる
俺 は いつも 通り 病院へ 向かった
' がらららら ッ '
碧
碧
桃
桃
病床 の 上 で 小さな 小説 を 読む 碧
桃
桃
碧
碧
あぁ 、 よかった 本当 に
碧
碧
桃
" 泣いている " 碧 に 指摘される まで 気付かなかった
桃
必死 に 涙 を 拭う
碧
碧
そう 言って 俺 の 手 を 取る
桃
触れてる
暖かい 彼 の 手 俺 より も 小さな 彼 の 手
碧
そんなの 泣いちゃう じゃん
話してない の 3日 とか そのくらい だろう けど
桃
もう 一生 話せなくなるかと 思って
碧
俺 の を 抱き 締める 碧 の 身体 は 心做し か 温もり が あって 、 安心 した
桃
桃
桃
目の前 には 心地よさそう に 眠る 碧
桃
夢 か
.. いつ に なったら 目 を 覚まして くれるんだろうな
桃
そう 呟いて 立ち上がる
桃
「 うん 、 またね 」
桃
思い出せ ば 思い出す 程 辛く なる
' がらららら っ '
俺 は そんな 気持ちを 掻き消すかの よう に 乱暴 に 扉 を 閉めた
今日 も 碧 の いる 病室 へ 向かう
' がらららら '
桃
桃
.. 碧 が 、 居ない ?
慌てて 布団 を 捲る
桃
桃
桃
桃
看護師
看護師
看護師
桃
お願い だから
桃
どうか
どうか
どうか
桃
碧 母
俯いている 碧 の お母さん と
彼女 に 話しかける 白衣姿 の 人たち 数人
白衣姿 の 方々 .
桃
桃
俺 は お母さん の 方 に 声をかけた
碧 母
ゆっくり と 顔 を 上げた
桃
なんとなく 分かる
碧 母
碧 が どうなったか
「 ───── 。 」
=
F .
F .
=
F .
F .
=
小さく 笑った
ふたり だけ の へや
桃
桃
桃
桃
桃
しゃしん の なか の あお は きょう も えがお で おはなし できない
桃
桃
桃
あお は おれ が いないと だめ なの に 。
終
そう 簡単 に Happy end には させない ( バドエン 厨
フィクション に リアリティ 求める のは 可笑しい と 習いました( 急 )
あくま でも 作り話 なので ね 「 ココ 変 ! 違う ! 」 みたいな こと 言う のは 控えてください
じゃ
コメント
2件
同じ バトエン 好き に 親近感が ... () 相変わらず 素晴らしい 作品を 生み出してくれてて ほんと 好きです 。 () 一連の流れが その場面場面で 分かってほんとに凄い。 個人的な 考察ですけど 、 最後の 桃くんが 写真に 話しかけているところが ナレーター(?)も含めて全て 平仮名なの こだわってんのかなって 思いました 、 !!