/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
歩
バイバーイ！また明日ねー！
僕、白田 歩は近くの学校に通う小学5年生
髪がみんなと違って白色です
でも、それで喧嘩やいじめになったことはありません
はじめ
りょーかーい！また明日ー
こちらは友達のはじめ、最初にできた友達で今も仲がいいです
歩
ふわぁ…
歩
今日も大変だったなー
歩
明日の分の宿題もしておかないと…
歩の家
歩
ただいまー
歩
って
歩
誰もいないんだけどね
僕の家はお父さんがゲームの会社の社長 お母さんがお父さんの会社の社員です
2人とも夜遅くまで仕事をしているので あまり家にいることがありません
歩
さぁ、勉強勉強
歩
ってあれ？
歩
宿題がない
歩
教科書もいくつか無くなってる！？
歩
え？なんで？
晩御飯前
歩
本当にどこいったのかなー？
歩
無くなったりしてたらいやだなー
歩
どこにあるんだー？
バサッ
歩
ん？なんか音が…え！？
歩
なんで！？
歩
なんでキッチンの裏に教科書があるの！？
歩
だ…誰かいるのー？
歩
こ、怖い…
フワッ
歩
えぇ！？
歩
教科書が浮いた！？
歩
あわわわ…
歩
ひっ…ひっ…
歩
うぇえぇえぇえぇん💦
歩
怖いよぉ…
バサッ（教科書が落ちる）
歩
ひっ…！？
何が起きたか分からなかった
ついに僕は気を失ってしまった
歩の部屋
歩
うぅ…
？
あ！起きた！ごめんね！大丈夫だった？
歩
う…うわぁぁぁ!!!
？
あぁ〜驚くよね
歩
な、なんで僕の部屋にいるんだ！警察呼ぶよ！
？
え？今なんて言った？
歩
え？だから！警察呼ぶよ！
？
それじゃなくて、そのちょっと前！
歩
え？なんで僕の部屋いるってとこ？
？
そうそこ！
？
一人称が僕って…
歩
？
？
あぁ〜！ますます気に入っちゃった！
歩
な、なにかするの！？
歩
本当に警察呼ぶよ！
？
あぁー…警察は呼んでも解決しないと思うよ？
歩
え？
？
だって私
フワッ
幽霊さん
幽霊なんだもの
歩
え？え？え？
歩
嘘だ！
僕はまたパニックになった
幽霊さん
ホントだよー、でなきゃ浮けないもん
歩
ほ、ほんとに幽霊さん？
幽霊さん
え？今なんて言った？
歩
え？ゆ、幽霊さん？
幽霊さん
はぁ///
歩
？
幽霊さん
可愛い！あぁーもう！
幽霊さん
なんで君はそんなに可愛いの？
歩
か、可愛くなんて…
幽霊さん
いやいやいや！可愛いって！
幽霊さん
フフフッ…
歩
ま、また何かするの？
幽霊さん
取り憑いちゃう
歩
え？
何が起こったかよく分からなかった
でも…
確かに彼女が幽霊なのは分かった
僕の体をすり抜けて通ったから…
幽霊さん
これからよろしくね！
そこで…僕はまた気を失ってしまった…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
