僕らはバスに乗っていた
美咲
久しぶりねあなたと
こんなに話すなんて
こんなに話すなんて
そうだなと呟いた
18歳と言うバス停についた
美咲
あ、私たち出会ってるよ
本当に懐かしいな
次のバス停は24歳だ
美咲
ふふ、プロポーズしてくれてる
次のバス停は娘が生まれた日
次のバス停は娘の成人式だ
美咲
ほんと笑っちゃうくらい
どれも幸せだったね
どれも幸せだったね
ダメだ涙が止まらない 泣かないと決めたのに
叶うことなら
終点まで一緒にいきたかった
美咲
じゃあまたね
美咲
あなたはちゃんと終点まで行くのよ笑
彼女は死別と言うバス停で降りた