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2件
私は及川さんを思い浮かべながらかいてしまった()
好きな組み合わせで見てください👀
4月8日
春休みが明けて今日から学校
登校する時に綺麗な桜を見つけて、そのまま桜へ走り寄ったら目の前に人がいた
自分と同じ桜を見に来たのかな〜って思いながら桜に近づくとふとその人と目が合った
その瞬間、胸が高鳴った
なんでだろう?
4月9日
どうやらあの時の彼は転校生らしい
自分とクラスは違うが転校生だからかそれとも
顔が整ってるからか
みんながざわざわしている
あの人…きっとモテるんだろうな
5月11日
今日は体調が悪かった
だから、保健室にいったが生生はいなかった
しんどくて勝手にベッドの中へ入った
カーテンは勿論閉めた
そうして休んでいたらカーテンの向こうから声が聞こえた
「大丈夫?」と…
どこかで聞いた事ある声だなと思い、ぼーっと考えていると
思い出した
この声は…彼の声だ…
そう思ったと同時に胸がまた「ドクン」と鳴った
なんでか未だに分からない
5月28日
今日は体育祭のダンスの練習をした
普段はリレーの練習だが、どうやら今年の体育祭はダンスもするようだ
勿論リレーもするが、生生達はダンスがお好きなよう
そして、休憩時間の時
汗をかいたから顔を洗いに廊下へ出た
人がとても少ない…というか誰もいなかった
そうして顔を洗っていると隣に気配がした
横をみると案の定、また彼だ
他にも空いてるのになぜ隣に?
そう思ってじーっと見てるとこちらを向いた
驚いて目を逸らすと彼は言った
「無理しないでね」と
そしてまたいつもみたいに胸が高鳴った
この理由を誰かに教えてもらいたい
6月20日
失敗した…失敗した…
リレーでバトンを渡す時に足を挫いて転んでしまった
せっかく1位だったのに、自分のせいでビリに…
泣きたい気持ちを抑えて体育祭は終えたが
帰りに誰もいない廊下の階段で泣いた
悔しい…悔しい…
自分のせいでビリになったのと悔しい理由で声を抑えて泣いた
すると、足音が聞こえた
驚いてどうやって隠そうか慌てていたら、足音の原因が目の前にきてしまった
そして恐る恐る上を見上げると
また彼がいた
そうして、自分にこう言った
「君はよく頑張ったから泣かないで」と
その言葉が優しくて涙をまた零した
それでも彼は嫌な顔をせずハンカチを渡してくれた
これ、いつ返せばいいかな?
6月24日
朝早く登校したら彼がいた
渡そうと思い、駆け寄ろうとしたがよく見たら誰かいた
告白でもされてるのだろうか
そう思ったと同時に心に針が刺さったかのような感じがした
自分はハンカチをきつく…きつく…握った
またアイロンかけなきゃ
7月3日
未だに彼に返していないハンカチ
何度もすれ違ったり見かけたりしたが上手く声が出せなかった
夏休みまでに返さなきゃ
8月1日
どうしよう、夏休みが始まってしまった
これじゃあ、彼に会う確率が学校より低い
あぁ、彼に会いたいな
彼のことだけを考えてしまう
この理由がわからない
9月15日
やっと、夏休みが明けて彼と会えた
今回は
嬉しいからなのか勇気が出て声をかけれた
そうすると彼は振り返りにっこり笑みを浮かべて「ありがとう」と言った
お礼をいうのは自分なのに嬉しくて固まってしまった
あぁ、自分はやっぱりバカだな
10月1日
自分は気づきたくないことに気づいてしまった
今日、裏庭に行くと告白のセリフが聞こえた
誰か告られてるのかなと思い、そこから離れようとした時
彼の声が聞こえた
「ありがとう」と
その告白に対してのお礼の筈なのに、自分はそこまで頭を回せられなくなって嫌な気持ちに気づいた
これは「嫉妬」だ
自分は彼に恋をしていたのだ。
11月3日
あの日から段々と寒くなり、コンビニで肉まんを買った
最後の1つで嬉しく思い食べようとしたら次の子がどうやら肉まんが欲しかったようで駄々を捏ねていた
自分はもっている肉まんを見てからその子の方を見た
そして自分はその子に渡した
その子の母親は「大丈夫」と言っていたが子供は嘘をつかない
喜んで食べていて、自分も嬉しくなった
その子の母親は諦めて謝りながらお礼をいってくれた
外に出て、立ち止まって上を見上げていたら肩をトントンされた
そして後ろを振り返ると、意外な人物がいて目をこれでもかというくらい見開いた
彼がいたのだ
気持ちに気づいてから彼をみると胸が苦しいけど
今日は違った
なぜなら肉まんを2つ見せながら「一緒に食べない?」と言われたからだ
肉まんを食べたかったのと彼と一緒に食べれることに嬉しさを感じた
このまま時が止まればいいのに…。
12月11日
やはり、時間は止まってくれない
あんな事があったがあまり進展はなかった
学校は普段と同じ
何も変わらない
彼ともそんなに関わらない
少し寂しいが、あの日の思い出を忘れない限り大丈夫だ
1月1日
今日は雨だった
帰りに急に降ってきたのだ
でも自分は折り畳み傘をもっているからそのまま帰ろうと思い、傘を開いた
その時
目の前の生徒が傘をもっていないのか、困っていた
自分は傘を渡そうと思い、話しかけようとしたが誰かが代わりに話しかけた
それは彼だった
その生徒は驚きながらも話していて、2人で1つの傘に入った
これが「相合傘」というものか
優しい彼は困っている人を放っておけないのだろう
でも……………。
……自分の胸にモヤモヤを感じた。
2月14日
バレンタインデー………
自分には渡す勇気などない。
3月25日
今日が最後の学校
といっても、春休みに入るだけだが…
暫く彼に会えないのが悲しい
2週間だけだが、自分には1年のように感じちゃうんだろうなぁ
と、考えながら帰る支度をしていると
ふと彼が廊下を通った
その瞬間、私は気づいた
彼がこちらを見て、「またね」と口パクをしてきたのを。
これで2週間は耐えれる。
4月8日
春休みが明けた
今日は彼と出会った日だ
きっと自分はあの日、胸が高鳴ったのは「一目惚れ」をしたからだと今ならわかる
この恋は叶うかわからないが、この日は覚えている
今日も桜を見に行こうか?
そしたら彼に会えるのだろうか?
今から桜を見に……
バサバサ
日向 翔陽
ノートが窓から落ちた
ここは2階だ、誰かに見つかる前に……
日向 翔陽
日向 翔陽
自分は急いでノートを探していたら見つかった
でもそのノートは
?
ノートを読んでいる彼の手元にあった
そして彼は顔を上げて
?
綺麗に笑った
その笑顔はきっとバカにしているわけではない
今年も桜は綺麗だ。