○○
ソクジンオッパ…
行ってらっしゃい
行ってらっしゃい
ソクジン
はぁ…○○に2日も会えないの?
寂しくて死んじゃうなー…
寂しくて死んじゃうなー…
○○
2日だけだよ?
ソクジン
俺の奥さんはいい子に待っててね?
○○
うん…
ごめんなさい…ソクジンオッパ
私はいい子に待つことはできない…
これで会うのは最後だと思う…
お手伝いさん
奥様…本当に大丈夫ですか?
○○
えぇ…ゆっくりしててください
彼を見送ってから夕食の支度をする
そしてお手伝いさんの分のスープに テヒョンから貰った粉薬を入れる…
この粉薬は強い睡眠薬らしい…
○○
どうぞ…召し上がって
お手伝いさん
ありがとうございます
五分後…彼女が眠りについたのを確認し
隠しカメラを気にしながら寝室へ運ぶ
私…緊張してる
そしてテヒョンに電話をかける…
テヒョン
もしもし、○○?
○○
テヒョン…?
私言われた通りにしたよ
私言われた通りにしたよ
テヒョン
ふっ…よく出来ました
テヒョン
○○玄関開けてみて
玄関に向かう
○○
て、テヒョンっ…!
胸に飛び込むと強く受け止めてくれる
テヒョン
○○…!
テヒョン
よく頑張ったよ
○○
うん…私をここから出してっ
テヒョン
うん…大丈夫…
俺が出してあげるから
俺が出してあげるから
○○
テヒョン…っ
長い間我慢していたものが一気に 溢れ出た気がする…
そして…テヒョンに対する愛おしさ
テヒョン
…○○これ身に付けて
渡されたのは大きなパーカーとマスク
身に付けると…ヒョイっと私を抱っこする
○○
えっ!テヒョン…
このまま行くの?
このまま行くの?
テヒョン
なに、いや?
○○
嫌っていうか
…子供みたいで恥ずかしい
…子供みたいで恥ずかしい
テヒョン
何それ…可愛いすぎるだろ
私…変な事言ったかな?
テヒョン
○○…警備員に顔知られてるだろ
○○
う、うん
テヒョン
フード被って俺の方に顔預けて
何とかタワーマンションを出れた
○○
ここは…誰の家?
テヒョン
俺の家
○○
ここがテヒョンの家!?
テヒョン
うん、まあね
目の前には大きくて立派なレンガの家が
○○
ここに1人で住んでるの?
テヒョン
そうだよ
1人でなんて勿体ないほど大きいな家
○○
お邪魔します…
テヒョン
どうぞ?
リラックスしてていいのに笑
リラックスしてていいのに笑
○○
だってぇ…こんな大きい家
テヒョン
家くらい…
だって俺一応社長だよ?
だって俺一応社長だよ?
○○
あ、そか笑
テヒョン
でも会社持ってたって…
本当に欲しいものは手に入らない
本当に欲しいものは手に入らない
○○
まだ欲しいものが…!?
テヒョン
俺は…ずっと○○が欲しい
テヒョン
…俺に○○をくれる?
episode9 end