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12月26日
昨日のことがいっそ夢だったら そんなことを考えていた
和樹
呟いたこの言葉は、今 いちばん嫌いな言葉。
和樹
12月27~1月16日
和樹の母
和樹
母さんにも心配させてしまう でも、元気になんて出来ない
彼女に会いたくて 17日になって欲しくて 1日もっと速くすぎて欲しいけど
彼女に死んで欲しくなくて 1日が終わって欲しくなくて 1日がもっとゆっくりでいて欲しい
そんな、なんとも言えない 言いたくない 1日が淡々と過ぎていった
1月17日
僕は、病院に向かっていった
<病院>
???
桃菜
声が聞こえる
???
???
???
桃菜
僕の何かがきれた
ばん!
???
和樹
和樹
桜木伊月 (桜木をたばねる)
桜木伊月 (桜木をたばねる)
和樹
和樹
和樹
涼
涼
涼
桜木伊月 (桜木をたばねる)
涼
涼
涼
涼は、冷静な言葉に対して 冷たい目をしている
桜木伊月 (桜木をたばねる)
涼
涼
和樹
和樹
桃菜
そう言った彼女の目は、涙目だった
桃菜
桃菜
その言葉は、より寿命を感じさせる
和樹
<七里ヶ浜>
桃菜
和樹
和樹
桃菜
桃菜
彼女から出てくる言葉は、いつも お父さん
和樹
桃菜
桃菜
和樹
桃菜
桃菜
桃菜
桃菜
桃菜
和樹
桃菜
和樹
桃菜
和樹
桃菜
桃菜
和樹
桃菜
和樹
桃菜
和樹
桃菜
桃菜
桃菜
桃菜
和樹
桃菜
和樹
桃菜
通行人A
通行人A
桃菜
和樹
とまどっている間に終わった
桃菜
和樹
桃菜
そんな顔を見せる彼女を見て ついに僕は、言ってしまった
和樹
和樹
桃菜
和樹
桃菜
和樹
意味ありげな言葉に少し期待している僕がいた
桃菜
和樹
桃菜
桃菜
桃菜
和樹
僕じゃない それはいい 少し期待してた僕が馬鹿だった・・・ でも
桃菜
桃菜
泣きそうな声で彼女は、言う
いつもなら、分かったよ 君なら大丈夫 って、笑顔で言ってあげられる
でも、 僕の好きな人に好きな人がいて 僕の好きな人の好きな人は僕の親友
こんな状況で笑顔を作れるほど僕は、器用な人間じゃなかった。
和樹
精一杯はっしたこの言葉は 彼女を傷つける
桃菜
桃菜
彼女を喜ばせたかったのに 彼女を傷つけてしまった
でも、どうしてもいつもみたいに 彼女を喜ばせられるよう 『お願い』 を聞いてあげることは出来ない
僕のワガママなのも 聞いてあげるべき願いなのも 全部分かっている
1月18日
涼にも相談できない 誰にも相談できない 1人で考えなければならない
僕のエゴだとしても いやだ そんな気持ちは、変えられない
和樹
呟けば呟くほど 忘れようとすればするほど 彼女のことを考えてしまう
でも このままじゃ誰も幸せになれない 僕が悩み 彼女が傷つき こんな結末は、いけない
だから僕は・・・ 嫌でも、行動しなければならない たとえ僕が 悲しくても むなしくても
僕は、涼へMINEをおくる。
和樹
涼
和樹
涼
和樹
涼
和樹
涼
涼
涼
涼
和樹
俺が悲しくても 僕は、その道を選ばなければならない
彼女と涼は、両思い それを俺がはばんではいけない
どんなハッピーエンドにも 影でバットエンドになる奴がいる 最後彼女をハッピーエンド に導けるのは僕じゃない。
明日には、彼女に返事をしよう
1月19日
和樹
和樹
看護師
医師
和樹
医師
看護師
そこから先は、覚えていない 後悔してもおそい 昨日返事をすればよかった いいよって 笑顔で返せばよかった
ごめん・・・
1月21日
彼女は、一命を取り留めたが 目を覚まさない
こんな日が3週間続いた。
僕や涼、お父さんが 毎日くる この部屋で笑顔を見る日は、ない 彼女が笑わないのに笑えない
早く目を覚まして!
2月21日
和樹
桃菜
桃菜
和樹
看護師
看護師
桃菜
看護師
和樹
桃菜
桜木伊月 (桜木をたばねる)
桜木伊月 (桜木をたばねる)
桃菜
和樹
桜木伊月 (桜木をたばねる)
和樹
和樹
桜木伊月 (桜木をたばねる)
和樹
桜木伊月 (桜木をたばねる)
和樹
桃菜
桃菜
和樹
和樹
桃菜
和樹
桃菜
和樹
和樹
和樹
和樹
和樹
和樹
2月22日
和樹
和樹
涼
和樹
和樹
和樹
和樹
和樹
和樹
和樹
涼
涼
和樹
2月23日
涼
桃菜
彼女と涼が君付き合った
それからは、僕は 2人を見守り続けた。 告白した僕にも変な態度をせずにしてくれる彼女
桃菜
桃菜
しっかりと返事をしてくれる彼女
和樹
桃菜
って、親友にしてくれた彼女 やっぱり、彼女が好きだ
3ヶ月間 笑顔でいる 僕の好きな人と 僕の親友(涼)を見続けた でも、最初より辛くなかった
彼氏になれなかったけど 僕は、彼女の親友になれた
5月23
彼女は、亡くなった 悲しかった 苦しかった
でも、僕は泣かなかった
彼女からの本当の最後のお願い
桃菜
そんな彼女の願いがあるから 僕は、泣かない 不謹慎 嫌な奴 感情がない どう思われようと、言われようと 関係ない
涼
誰もわからなくていい 彼女・僕・涼 3人が分かっていればそれでいい
僕に初めてを沢山くれた 親友に伝えたい 僕は、君が好きだ 大好きだ
そして 『ありがとう』
END 以上 余命0日の君に恋をした でした! みなさんの予想する結末とは 一緒だったでしょうか? 少なくとも、みさなんにとって 良い作品になっていたら幸いです
和樹
桃菜
涼
桃菜
桃菜