~○○side~
らいおんくんは、帰りの電車の中で私の肩に頭を置いて寝てる。 寝顔ほんとに可愛いな... そしたら後ろから知らない人に話しかけられた。
?
あなた
?
そう言って通り過ぎて行った。
?
なんて呟いてたことも知らずに。
アナウンス
あなた
テヒョン
って私の肩にぐりぐり顔を動かすのは可愛いんだけども。
あなた
テヒョン
って伸びしながら寝ぼけた声で言う。
あなた
手を繋いだまま、電車を降りる。 らいおんくん、まだ目擦ってる...子供か... あ、あの人ちゃんと△△駅で降りたんだ、よかった。 ガタイのいい後ろ姿だなぁ...
テヒョン
あなた
?
なんて独り言を呟くその人の声は、私たちには届くことはなく、 危険なことが近づいていることにも、何も気づかなかった。
ナム先生
あなた
今は5時間目が終わった頃。 6時間目があるっていうのに...なんで? この人に襲われかけたから、ちょっと怖いな...
ナム先生
あなた
何かあったんだろうか。 もし何かあったんなら...背筋が凍る。
ナム先生
そう言われたから1階までついて行く。
あなた
ナム先生
誰もいない1階の渡り廊下で、先生は私に、
ナム先生
なんて呟いて、私にバチバチと音のなるものを当てた。 その瞬間、意識が途絶えた。
______目を覚ませば、大きな椅子に座らされている。 手は縛られていて。 なにここ...広くて金持ち感溢れる部屋。 でも少し薄暗くて、怖くて目に涙が溜まる。
少しした後、ドアが開くからビクッてする。 ドアの方を見れば、
あなた
その人はニヤって口角を右だけ上げて、
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
その人は雑に髪をわしゃわしゃしながら、
ユンギ
みん...ゆんぎ...?
あなた
らいおんくんのお母さんを殺した人のリーダーの...
ユンギ
この人、すごいだるそうだな...
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
そう言ってその人は、上の服を脱いで背中を見せる。
あなた
見てるのも辛いぐらい痛々しい傷。
ユンギ
そんなこと私に言われたって...
ユンギ
あなた
ユンギ
ユンギ
あなた
ユンギ
私は黙って頷く。
ユンギ
なんてくつくつと笑って、私の髪をくるって指に巻き付けてくる。
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
そう言って、でかいテレビに電源をつける。 テレビに映るのは...倉庫の中。 倉庫にはたくさんの男の人。 らいおんくんは、まだいないと思うけど...
あなた
ユンギ
あなた
ユンギ
あなた
らいおんくんは絶対この倉庫に来るに決まってる。 今回は来なくていい、来ないでらいおんくん... らいおんくんの怪我するところなんて...見たくないよ...
コメント
3件
ぐわぁああ、ユンギペンとしてめちゃ複雑ぅ(((モウソウダゾ?
ユンギよ...... 酷いでは無いか、ねーちゃんまでやるとは らいおんくん頑張って💪 続き待ってます!
うわぁーユンギ酷いぜ らいおんくん負けるなよ 多分ホースも来てくれると思う! 次の話楽しみにしときます!!