夢由
最後に聞いて欲しい、
松野 千冬
なんで連絡してるんですか、少しだけですよ…
夢由
ありがと
夢由
僕たちはこの街で
夢由
きっともう一度
夢由
やり直すことが許されてる
松野 千冬
そんなこと言いたかったんですか、
夢由
眩しくて
夢由
優しくて
松野 千冬
ほんとに何が言いのか分かりません…
夢由
普通の暮らし
夢由
幸せが溢れてる
松野 千冬
やめてくださいよ…ッ、
夢由
天国へ落ちていく
松野 千冬
え、
夢由
垂直落下
夢由
スカートひらりと真っ逆さま
松野 千冬
な、何してるんすか?!
夢由
千冬だけが光だよ
松野 千冬
俺まだ先輩のこと好きなんです、すぐにそっち行きますから…絶対に動かないでくださいよ!!
夢由
今までずっと
夢由
いてくれてありがとう
夢由
(辛い思いさせてごめんね)
夢由
(千冬には幸せになってほしいな…)
松野 千冬
先輩!着きましたよ!!
夢由
え、
松野 千冬
俺夢由さんが大好きです、でも辛い思いをさせたからこんなこと許されませんよね、
夢由
ごめんね千冬…私も千冬が大好き
松野 千冬
え…じゃあ、もう一度俺と付き合ってください、お願いしますッ!
夢由
うん、よろしくね!







