コメント
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エースくんに続いてなんてずるい男なんだ、、キュン💞
ルフィってありますか?あとめっちゃ良かったです〜
杉浦さつき
仕事終わり、
クタクタな状態で家に帰ると
大好きな香りに包まれた。
杉浦さつき
とっさに靴を脱ぐ。
目を輝かせて台所へと向かう私であった。
杉浦さつき
サボ
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
サボ
杉浦さつき
サボ
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
サボ
杉浦さつき
お風呂の中でガッツポーズを決める。
杉浦さつき
頭のおかしいオムライスの歌を口ずさんでしまう。
杉浦さつき
彼は本当に完璧な人だと思う。
料理はできるし、勉強・運動だって全般できる。
杉浦さつき
薬指にはめてある指輪を見つめる。
これはプロポーズの時に、彼がくれた宝物。
杉浦さつき
杉浦さつき
私は彼に見合う女ではない。
だから断ったが、彼は諦めなかった。
でも決して強引ではなくて。
杉浦さつき
杉浦さつき
ゆっくりと立ち上がって、かけてあるバスタオルで体を拭いた。
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
彼はオムライスの皿をテーブルに並べると
私の右隣に座った。
サボ
杉浦さつき
パチンっ
手の裏同士を合わせる音が意外にも大きく響いた。
杉浦さつき
パクっと大きな一口を披露する。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
私は身体ごと彼の方へ向けた。
ギュッ
感動のあまり彼の大きな手を握る。
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
サボ
杉浦さつき
手を繋いだ件のことだろう。
自覚した途端、顔だけに熱が集中した。
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
視線を合わせないようオムライスを見つめ、頬張る。
杉浦さつき
チラッと彼の方を見る。
丸くて大きな瞳に、パンパンになった頰。
白くも暗くもない綺麗な肌は、
彼の美貌を証明している。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
目が合った。
サボ
サボ
杉浦さつき
慌てて視線を前に向ける。
杉浦さつき
杉浦さつき
そんなことを考えている矢先、
彼の指が私の顎を掴み、自分の方へと向かせる。
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
キス
その二文字が頭の中に浮かぶ。
杉浦さつき
ギュッと目を閉じた。
ドキドキと心臓が跳ねて、収まらない。
杉浦さつき
ス....
杉浦さつき
ゆっくりと目を開ける。
彼の人差し指には、真っ赤なソース。
付いてた。と彼がにっこり笑うから
顔が蒸発するくらいに熱くなった。
サボ
サボ
杉浦さつき
全部わかってるくせに。
キスを期待してたのも、あなたのせいで赤く染まってるのも、
全部全部わかってるくせに。
杉浦さつき
口をタコにして頰を膨らませながらそう言った。
サボ
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
ただでさえ彼が言う言葉には価値があるのだ。
軽々しく言われると、心臓が爆発してしまう。
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
時間が止まったように静まり返ったリビング。
彼は少しも動かず停止している。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
彼からの返答が怖くて、愛想笑いで濁す。
サボ
杉浦さつき
サボ
彼が想像より大きな声を出すから
思わず肩がびくりと震えた。
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
サボ
ため息を吐く彼。
え、なんで?
サボ
サボ
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
それと同時、
強い浮遊感に襲われ、私は天井とサボを見つめていた。
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
彼は私の返事に聞く耳も持たずどこかへ向かおうとする。
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
必死に首を横に振る。
サボ
杉浦さつき
サボは私の方を見ない。
拒否権はなしに寝室へ連れて行かれる私。
杉浦さつき
サボ
サボ
杉浦さつき
彼は舌を出して私を煽った。
ドサッ
フカフカのベッドに優しく落とされる。
杉浦さつき
サボ
バサッ
彼が着ていた上着を脱いで、綺麗に鍛え抜かれた腹筋が露わになる。
杉浦さつき
反射的に顔を手で隠す。
ギシ....
彼が私の足に跨るように乗った。
サボ
杉浦さつき
顔のすぐ左隣に彼の右手が置かれ、
いかにもそういうムードだ。
杉浦さつき
サボ
彼はうっとりとした目で私を見つめている。
サボ
サボ
サボ
杉浦さつき
私は生唾を飲み込んだ。
朝までコース....
その時私の意識はあるのだろうか。
死なない保証があればいいのだが。
杉浦さつき
彼の首後ろで両腕を組み、口を開いた。
杉浦さつき
サボ
私の人生史上最も甘い声だったかもしれない。
サボ
サボ
杉浦さつき
チュッ...
クチュ...チュ
杉浦さつき
彼の唇が、私の唇に覆い被さる。
必死にしゃぶりつくような口づけ。
杉浦さつき
杉浦さつき
サボの舌が唇をこじ開け、口内に侵入した。
恥ずかしいくらいに音が鳴ってしまう。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
頭が真っ白になるようなキス。
これだけで気持ちいいなんて、おかしい。
杉浦さつき
彼はなんだか余裕そうで、
私だけ必死になっているのが恥ずかしくて、
でもずっと離れて欲しくなくて...
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
だらしなく唾液が口から垂れてしまう。
完全に吸われてしまった私の唾液ではなく、彼のもの。
杉浦さつき
杉浦さつき
ぶるぶるとその身を震わせながら彼の名前を呼ぶ。
頭だけでなく呂律も回らないようだ。
サボ
杉浦さつき
サボ
サボ
ぶっ通しで抱かれるなんて考えるだけでも恐ろしい。
ただし、私はこういう時のみ押しに強い女だ。
生意気な笑顔を浮かべながら
杉浦さつき
杉浦さつき
そう言った。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
朝の日差しの眩しさで、意識がだんだんと起きてきた。
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
杉浦さつき
朦朧としている意識を起こした決定的な原因、それは
経験したことのない腰痛。
杉浦さつき
ゆっくりと寝返る。
杉浦さつき
見覚えのある背中におでこが触れた。
サボ
サボ
杉浦さつき
部屋の中にある時計を確認する。
時計の針は12と3を指している。
あー、3時ね。
ふーん。
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
そうか。そういうことか。
そんなに長時間ぶっ通しだったから、こんな腰痛が....
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
サボ
杉浦さつき
彼の頭に優しめのゲンコツを食らわせた。
サボ
サボ
杉浦さつき
ギュッ...
彼の背中に腕を回し、締め付ける。
サボ
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
今だけは乗ってやるか。
杉浦さつき
サボ
サボ
大好きな彼に包まれると、
大好きな彼の匂いに包まれる。
それが心地よくて、また眠ってしまいそう。
杉浦さつき
サボ
杉浦さつき
サボ
サボ
杉浦さつき
サボ
彼の声が耳にかかってくすぐったい。
サボ
杉浦さつき
杉浦さつき
サボ
彼が頭を撫でてくれる。
ドSになったり、優しくなったり....
こっちが調子狂う....
でも私は、そんな彼が
大好きなんです。