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ニュースでやっていた

高校生探偵工藤新一

彼の鮮やかな推理力 ニコリと微笑む綺麗な顔

恋に落ちたのは内緒にしよう

怪盗キッドが誰なのか目星はついていて

今宵の予告のために学校という監獄へと 、足を踏み入れる

周りは私に大注目で

私って人気者 ?

それは錯覚ではなく事実であった

私を褒め称える声はそこらかしこで話してる

まぁ、興味は無いのだが

要倉さん

何処かで聞き覚えのある声で

振り向くのに少々躊躇う

翡 翠.

こんにちは 、黒羽さん

相手は噂の怪盗キッド

黒 羽.

ちょっと話さない?

企んでいるその表情に

心がズキンと音を鳴らす

少しキュンとしたのは予告状に書いておこう

翡 翠.

こんな場所があっただなんて

黒 羽.

ここは秘密の校舎裏

翡 翠.

秘密をあかしていいんだ

黒 羽.

もちろん 、だって要倉さんは知ってるでしょ

黒 羽.

俺が怪盗キッドだって

その目は嘘を見破る目で

あの、私の好きな人と少し似ている目

翡 翠.

まぁ 、テレビで見る怪盗キッドとよく似ているし

黒 羽.

昨日のキッドを見て確信したのでは?

ギクリと体が揺れてしまい

彼は頬を緩め此方を見る

黒 羽.

奪いに行くと言いましたよね?

黒 羽.

ノコノコと現れていいのですか?

その口ぶりは昨日の怪盗キッドだった

顔を赤める自分に鳥肌がたつ

続けて彼は口を動かす

黒 羽.

工藤新一に似てると思いませんか?

翡 翠.

私の恋する相手の名を口に出す

翡 翠.

工藤さんの方がよっぽど男前です

思ってもいないことを口に出す

そうですか

そうポツリと漏らす顔は何だか寂しそうな 、哀しそうな

翡 翠.

奪えるものなら奪ってみなさい

翡 翠.

私の心を奪ったのは

翡 翠.

探偵である彼なのだから

黒 羽.

探偵の上を行くのが

黒 羽.

マジシャンでしょう?

そう言い校舎の中へと戻って行った

翡 翠.

馬鹿じゃないの

あの名探偵の上に行くなんて

有り得ないんだから

私は怪盗 、盗まれる前に盗むんだしね

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