これは高校生活最後の年 夏休み前の休日から物語が始まる
南音
そんな愚痴をこぼしつつ空を見上げる
カンカン照りの太陽が肌に刺さる その熱がアスファルトに照り返し 肌をジリジリと焼いていく
南音
目的もなくただフラフラと歩いていると
ドンッ
不良
南音
南音
不良
南音
不良
不良
腕を捕まれ路地へ連れていかれそうになる
南音
南音
薄暗い路地に連れ込まれ数発殴られる
南音
不良
南音
不良
身を縮め耐えているとガバッと襟首を掴まれ 強制的に目を合わせられる
相手の目に映る自分は諦めと恐怖が混じった 顔をしていた
南音
不良
南音
不良
ニヤリと笑い殴ろうとしてくる
目を瞑り両腕を顔の前で交差させ衝撃に 耐えようと身構えるが…
不良
南音
声と共に掴んでいた手が離れ不良が倒れる
南音
恐る恐る目を開けると男性と転がっている 不良が目に入る
柊優
不良
柊優
不良
柊優
不良
覚えてろよ!と捨て台詞を吐きどこかえ逃げていく
その光景をただ呆然と眺めていると
柊優
南音
南音
柊優
南音
柊優
南音
柊優
南音
柊優
柊優
柊優
あの日以降も絡まれる度あの時の男に 助けられることが多くなった
南音
南音
助けに入ってきた時の横顔を思い出し 何故か心拍数が上がる
南音
柊優
数日前に助けた男子高校生を思い出しため息を着く
柊優
柊優
言葉は強気なのに絡まれてる時の 青ざめた顔を思い出す
柊優
例に漏れず今日も絡まれていると
柊優
柊優
柊優
南音
不良
柊優
不良
柊優
不良
柊優
不良
柊優
南音
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