コメント
5件
え、あ、やばい…好きすぎる…… 一気見してしまった……、、 フォロー失礼します、!!
やばいこの作品めっちゃ好き
_教室
友人
ユウ
友人
ユウ
友人
指をさされて ふと自分の両膝を見ると、打撲のようなアザがあることに 気づいた。
ユウ
友人
_廊下前
友人
ユウ
そう談笑しながら 友達とグラウンドに向かう。
(でも、なにか忘れてる気がするな...)
ユウ
友人
ユウ
友人
ユウ
友人
ユウ
教室の方へ振り返った身体が固まる。
友人
ユウ
友人
(なんだかぼーっとするな... 朝から変だ)
_昼食
友人
ユウ
友人
軽い足取りで食堂の方へ向かっていく友達を見て呆れながらも 小走りで追いかけた。
友人
おばちゃん
友人
ユウ
メニューを流すように見ていると、 ふと何かを思い出したかのような 感覚に陥った。
にわかには信じ難いが、強制的に思い出されたといったような感覚だ。
ユウ
おばちゃん
友人
ユウ
おばちゃん
ユウ
友人
ユウ
友人
ユウ
(あれ?待て、グリムって誰だ?何言ってんの自分、怖!!!!)
身体と脳の働きが完全に止まる。
(…さっきからずっとこんな調子だ、流石におかしい。思い出せ。グリムとは一体誰なんだ。)
必死に思考回路を巡らせる。
(駄目だ、どうやってもあの本を読んで寝落ちしたぐらいしか…。)
(あの本…………?)
すると、すとんと記憶が落ちてきた。
脳裏に僕を呼ぶ声がする。
灰色の毛並み、 シアン色の瞳、 ニヤッと笑う表情、 青い炎を吹く七十センチの獣…。
全ての雑音が一切耳に入らなくなる。
目の前からは色が無くなる。
その瞬間。
ユウ
友人
ユウ
顔を上げ、走り出す。
あの本がある僕の鞄の方へ。
そうだ、そうだ。思い出した。
ツイステッドワンダーランドの存在。そして僕と関わったNRCの皆の存在。
僕、本当に元の世界に戻れたんだ。
だからなのか、ずっと胸がすっからかんで、物足りない気持ちだった。
でもそれは、あの場所が 僕にとって大切な場所だったから だったんだ。
廊下を走るなと怒鳴る男の教員。
思わず、クルーウェル先生と 姿が重なる。
ああ、もうあんな僕のことを駄犬と呼んでくれる先生もいないんだ。
自然と胸が苦しくなる。
僕は涙を堪えながら、 走る勢いを緩めることなく 自分の教室に向かっていった。
ユウ
今は皆の事しか、頭になかった。