キリヤ
俺、ミヤビの事好きだ
ミヤビ
え?
ミヤビ
ちょっと、冗談やめてよ。
キリヤ
本気だけど?
ミヤビ
ほんとに?
キリヤ
理由、話してやろうか。
ミヤビ
うん…?
キリヤ
昨日の朝、俺ら日直だったじゃん。その時、ミヤビがにこって…笑って。その時、一目惚れしたんだ。人を好きになるって、一生ないと思ってたから、不思議な気持ちだった。…で、さっき、アカナは悪くない。悪いのは自分だ。あのとき言い返してれば、こんなことにはならなかった…って言っただろ。その時、こいつは、人のことを一番に思ってる、すげえ優しいやつだ、って知って、やっぱ、俺、ミヤビの事好きだ…ってなった。
生徒
なあ、俺ら外れてようか。
キリヤ
どっちでもいいけど
ミヤビ
私も!好きだよ。キリヤくんのこと。私も、理由なんだけど
ミヤビ
さっき、嘘ついてまで私を探してくれたでしょ。クラスの女の子から聞いたよ。キリヤくんだって優しいじゃない。人思いで、とっても優しい。私は、そんなキリヤくんが好き。
キリヤ
じゃあ!
ミヤビ
もちろん。私と、付き合ってください。
キリヤ
は、はい!もちろんです!
生徒
うおおおおぉぉぉ!
ミヤビ
よろしくね、キリヤくん…いや、キリヤ!
キリヤ
よろしくな、ミヤビ!
生徒
っていうかさぁ、アカナのやつ、ここまでする必要はなかったでしょ。確かに、旭川くんは人気だけどね?こんなに好き好き〜っ!って感じではなかった。私、ミヤビちゃんと旭川くん、くっつくと思ってた!
生徒
俺も。っていうか、ミヤビ!お前、可愛いからな。クラスの中で一番可愛いから。
生徒
クラス1のイケメンと付き合えてよかったね。本当に好きじゃなかったら、私達が取っちゃうからね!
ミヤビ
やめて!キリヤはわたしのもの!
キリヤ
おい、ミヤビ
ミヤビ
好きだよ、キリヤ!
キリヤ
……俺も、大好きだ
作者の言葉 完結っ! このお話は、一回♯2を消して、新しく書いているものです。 お話の構成をこだわって、かなり頑張って書きました! 次は、 【春】【夏】【秋】【冬】 のミヤビとキリヤのカップルのお話です。 楽しみな人は、♥1。 このお話が面白いな、と感じた人は♥を連打してください。 よろしくおねがいしまぁぁす!







