氷花の希望

極力彼とは離れたいな…彼の力は、とにかく破壊だ。能力で底上げした身体能力。

見える。彼が出すのは雷鳴怜楼。僕の目を最短距離でつぶしてくる。

早いな。時雨で見える未来に限界がある。なら、あっちか。

ほわほわした模様。彼は物すごい勢いで後ろへ飛んだ。

時雨。今彼が投げたのは爆弾だ。

僕の重力操作によって浮いた木が、何倍もの重さとなって彼に落下する。

木を貫こうとする。無駄だ。

これで大きなハンデができた。彼はもともとそこまで強くない。きっと羽衣なのは嘘だ。精神操作が行われているのだろう。

上に飛んだ彼に、思いっきり吹っ飛ばされ、木に激突する。

矢印が現れ、彼が一瞬で空に浮き、地面にたたきつけられる。頭を打ったようで、気を失っている。

見てくれてありがとうございました！ 次回もよろしくお願いします！