社畜達の癒し

夜11時半頃…

私の名前はエーミール

とある企業で働いている。…まぁ俗に言う社畜だ。

目に物凄いクマのあるこの人は私の同僚であるトントンさん

彼も言わずもがな社畜だ。

だがとても優秀で人の数倍の量の仕事を1人でやってのけてしまう

オマケにとても整った容姿をしており、性格も良いと来た。

きっとこんな企業に就職していなければエリートコースをどんどん進んで行っていたんだろう。

コツ…コツ…コツ…

俺の名前はトントン

俺はいわゆる社畜だ

隣で歩いているのは同僚のエーミール 頭が良く仕事ができる頼もしい奴だ。

突然だが俺はエーミールが好きだ。

真剣な顔で仕事をこなしていく姿とか、誰にでも優しい所とか、言い出したらキリが無い。

どうすればエーミールを癒してやれるんやろう？

翌日

数分後

?!顔色バカ悪いやん…！

嫌な予感すんなぁ……

夜10時頃

なんか朝よりもっと顔色悪なってない？

いやヤバいやろ

タッタッタッタッタッ

好きな奴の無理してるとこあんま見たないなぁ……

倉庫

つい逃げてきてしまった……

親切で言ってくださっただろうに…

確かに今日は体もだるいし、頭も回らないけど…遅刻もしてしまったし、これ以上トントンさんに迷惑かけたない……

ズキッ

え？何？頭めちゃ痛いぐるぐるする吐き気と目眩もある

ﾊﾞﾀｯ

ﾄﾞｻｯ

ｶﾞﾁｬ

仮眠室

なんかトントンさん怒ってる？

もっと厳しく怒られるもんやと思てた…

やっぱ優しいなぁ…トントンさんは

…っあ!? ついつい言ってもうた?!

〜〜〜っもうええわ!!

引かれたかなぁ……

返事をして数秒後、トントンさんの唇が私の唇と重なった

…っ息

……苦しそうやな