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ゆっくりロワの人とある女性と男性

第4話 - 第4話

2025年08月10日

#ゆっくりロワ

#女性

#男性

夏葉

主

もう始めます

白崎彩葉

ついたー！

ヴェール

ここがエイシちょう······けっこうしずかなまちだね

黒村しゅうが

東京都内とはいえ、田舎町だからな

ルネット

懐かしい雰囲気がしてオレは好きだぞ！

ルネット

それじゃさっき言った通りに探索を進めるって感じで良いか？

黒村しゅうが

は？

白崎彩葉

言った通りって？

ルネット

ん？

黒村しゅうが

何のことか分からないが······俺ら多分まだ聞いてないぞ

雪葉

私もまだ聞いてないよ？

雪斗

俺も聞いてない

ヴェール

あ、言ってなかった！

ルネット

それじゃ、さっき言った通りに探索を進めるって感じで良いか？

黒村しゅうが

ああ。俺とヴェール、彩葉とお前、雪葉と雪斗の三手に分かれて探索するんだよな

白崎彩葉

うん！私と秋雅君にとっては

白崎彩葉

初めての依頼だし、頑張らないとね！

ルネット

ああ、オレらがしっかりサポートするから安心しろ！

黒村しゅうが

まあ、とりあえず出発しのようぜ

黒村しゅうが

田舎っていっても６人で探索するには広いからな

白崎彩葉

そうだね、それじゃ4人もまた後でね

ヴェール

うん、おたがいがんばろうね

ルネット

ああ、気をつけてな！

ルネット

あ、そうだ、集合時間は13時だからな！忘れるなよ！

黒村しゅうが

大丈夫だって。じゃあ、またな

ヴェール

ふたりでたびに······いいね、うらやましいな

黒村しゅうが

まあ、半ば無理だけどな······

黒村しゅうが

(でも誘われた時は嬉しかったな)

黒村しゅうが

(未成年だけで旅となると不安しかないが、)

黒村しゅうが

(元から人権なんか無いようなものだし······)

黒村しゅうが

そういえばお前らは学生なのか？

ヴェール

うん、そうだよ

黒村しゅうが

へえ、じゃあ学校通ってるのか？

ヴェール

かよってるっていっても、ニホンにくるまえに

ヴェール

かよっていたこうこうの

ヴェール

えいじょうじゅぎょうをうけてるだけだけどね

黒村しゅうが

日本に来た理由も留学みたいな感じなのか？

ヴェール

······。

ヴェール

うん、ルネは······そういうがんじかな

ヴェール

シスターのぼうしをかぶってるでしょ？

ヴェール

ルネはしゅうきょうがくがすきだから、

ヴェール

ニホンにまなびにきたの

黒村しゅうが

ああ、あの帽子ってそういうことだったのか

黒村しゅうが

ただのイタいやつかと思ってた

ヴェール

しんらつ······

白崎彩葉

んー······

ルネット

流石にそんなところにはいないと思うぞ······

白崎彩葉

何か痕跡残ってないかなぁって思ったの

白崎彩葉

潜伏するならこうゆう場所に隠れるのが鉄則でしょ？

ルネット

ああ、なるほどな

ルネット

(コイツ······賢いのかアホなのか分からないな)

ルネット

(仮にアイツを始末する時一番邪魔になるのはコイツだし、)

ルネット

(何かしら役に立つ情報を入手てきればいいんだが)

白崎彩葉

あっ！カエルだ！

ルネット

ひっ

···チーン

ルネット

うわぁやめろやめろ来るな来るなー

雪葉

何か痕跡見つかった？

雪斗

いや、全然見つからない

雪葉

そっかー

白崎彩葉

ど、どうしようルネット君······！空が暗くっ

ルネット

落ち着け！その魔法は大型拘束用のものだろうから

ルネット

すぐには被害はでない筈だ！

ルネット

とりあえずヴェール達と一旦合流しよう

ルネット

(くそ！そうは言ったもののこの魔法の正体が分からない以上)

ルネット

(どう対処したらいいのか全く分からない！)

ルネット

(安易に行動しない方がいいのか？)

ルネット

(でもそれでアイツらに何か被害が及んでしまったら······)

白崎彩葉

う、うん······

白崎彩葉

でも、ルネット君、何かおかしくない······？

ルネット

何がだ？

白崎彩葉

明らかに異常事態なのに、何で何も聞こえないの？

白崎彩葉

普通誰かしら外に出てきたり、騒ぎ声が聞こえたりするよね？

ルネット

······!

ルネット

(確かにそうだ······)

ルネット

(言われてみれば住民の姿······いや、声すら全く聞こえない)

ルネット

(幻覚······!それとも俺達がどこかに転送されたのか？

ルネット

いや、考えてても仕方ないか······

ルネット

彩葉、非効率的だが歩いてアイツらを探そう

ルネット

できる限り音を立てないようにな

白崎彩葉

う、うん！分かった！

ルネット

よし、じゃあ行こう

ヴェール

そ、そらがくろく······

黒村しゅうが

(これは······闇属性か悪属性の魔法か？)

黒村しゅうが

(始めて見る魔法だが、見た感じ攻撃系ではなさそうだな)

黒村しゅうが

ヴェール、ルネットと連絡を取る手段はあるか？

黒村しゅうが

一旦彩葉達と合流しよう

ヴェール

わかった、それならルネに電話かけるね

黒村しゅうが

ああ、ありがとう

黒村しゅうが

(よし、取り合えず俺は周囲を警戒しとかないとな)

黒村しゅうが

(いつ敵が出てきてもおかしくない状況だし)

黒村しゅうが

(あれ？俺は？外にいたいはずじゃ······ここはどこだ？)

黒村しゅうが

(まさか転送魔法でも食らったのか······？)

黒村しゅうが

(まずいなヴェールが無事ならいいが······)

黒村しゅうが

(でも、何で俺を？)

黒村しゅうが

(○すんじゃなくて、拘束して放置する理由はなんだ？)

キャンサー

初めまして、少年

黒村しゅうが

(なんだコイツ？！行きなり目の前にっ)

キャンサー

警戒しているようだね～

キャンサー

安心していいよ、あたし達は別に君らを殺すつもりはないからね～

黒村しゅうが

······何が目的なんだ。そもそも何で俺をここに？

キャンサー

ん～、秘密

黒村しゅうが

(くそ、流石に教えてくれないか······？)

キャンサー

流石に情報は渡すわけにはいかないからね～、ごめんね～

キャンサー

というか～、そういうのはどうでもいいんだよ

キャンサー

ねえ、君何て名前？

黒村しゅうが

く、黒村······黒村秋雅だ

キャンサー

黒村？ふ～ん、なら違うか～

キャンサー

まあそうだろうと思ってたけど、ちょっと困惑したよね～

キャンサー

君、教祖様にそっくりだし混ざってる血も同じだからさ～

黒村しゅうが

(教祖様······?)

キャンサー

まあいいや～

キャンサー

君は適当に教徒に任せるとして～······

キャンサー

あたしも他の子を捕まえに行こっかな～

黒村しゅうが

······アイツらを？

キャンサー

1人きりでこんなとこ、寂しいでしょ～すぐ連れてきてあげるからね～

連盟人

すっ翠月さん！大変です！

翠月

わかってます、あの黒い空の件でしょう？

翠月

明らかに異常ですが、ああいう類は別の機関に任せた方がいい

連盟人

必要があれば呼ばれるでしょう

連盟人

いえ、それが······

連盟人

あの黒い空が発生している町の名前は江石町というんですけど

翠月

それがどうしたんです

連盟人

今日、ちょうど初心者と思われる子ども達が

連盟人

この町に依頼をしに行ったらしくて······

連盟人

現在その江石町にいるかは不明ですが

翠月

分かりました

連盟人

えっ

翠月

何をつっ立っているんです

翠月

異常が起きてる町に後輩がいるかもしれないなら行くしかないでしょう

翠月

今すぐゼオン達を呼びなさい、支部長には私が話を付つけておきます

連盟人

はっはい！

主

これで終わりですお楽しみに

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夏葉

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