コメント
2件
ありがとう!
は!え!?面白い!! 本当に好きです!!
ゾム
昨日の夜から咳はでるし、頭はガンガンするしで最悪だ…
まぁ、こんくらいなら医務室に行かなくてもいいだろう
それに心配はかけたくない
ただ隠すのが大変なのも事実
ここの奴らは妙に勘が鋭いため気が抜けない
ゾム
食欲はないが食堂に行かないと怪しまれるのは当然
ショッピ
ゾム
ゾム
ショッピ
ゾム
ショッピ
この後輩は結構厄介だ。危うくバレる所だった
でもまだ心配されるほどやからまだ大丈夫
食堂に入ると内ゲバが繰り広げられていた
体調がよければ参加したが、今日は被害の少ないところで、いつもより少なめな飯を掻き込む
ゾム
と手を合わせて食堂から出ていった
廊下で誰もいない事を確認してから壁に手をつけば、少し楽になった気がした
これならまだ大丈夫
また自室へ向かってゆっくりと歩き出した
ゾム
どれだけ歩いても辿りつかない
視界はグラグラと揺れ、足取りもおぼつかない
自室まで短いはずなのに息があがる
あと少しだから
行けるから
大丈夫だから
キ-ン
ゾム
鈍器で殴られたみたいに頭が痛くなって
その痛みはなかなか治まらなくて
その場に崩れ落ちる
生理的な涙が頬を伝う
まだ大丈夫なのに
心配かけたくないのに
俺が心配かけたら"迷惑"なのに
???
迷惑
???
かけたら…
???
捨てられちゃう
また前みたいに…
嫌だ嫌だ嫌だ
鬱先生
もう1人はやだよ…
我儘言ったら怒られるかな?
ゾム
そのまま意識を手放した
鬱先生 視点
なんとなく廊下を歩いてたらゾムが倒れてて
額に手を当てると凄く熱かった
急いてインカムてペ神に伝えて、僕がおぶろうとした時、
弱くて、小さな声で
ゾム
って
迷惑掛けたら捨てられるとでも思ったのだろう
この熱をずっと我慢してたのか
こんなに冷静に話しているが僕も結構焦っている
今だってゾムさんが苦しんでる
正直心配で仕方ない
鬱先生
一言だけ伝えてゆっくりベットにゾムを降ろす
体温計をゾムさんの脇に挟んで隣にあった椅子に腰をおろした
鬱先生
鬱先生
体温計が音を鳴らす
それに表示されたのは
鬱先生
しんぺい神
しんぺい神
ほっとしたけどゾム本人はまだ苦しんでいる
悪い夢でも見ているんだろう
ゾムさんが安心できるように言葉を掛け続けた
ゾム 視点
???
そう言って俺を蹴るのはお兄ちゃん
???
そう言って俺を追い出すのが父さん
???
そう言って俺を閉じ込めたのはお母さん
真っ暗な部屋に一人ぼっち
ドアの外から聞こえる楽しそうな声が
辛くて、苦しくて
自分は一人なんだと言ってるようで怖くて耳を塞いだ
ガンッゴンッガシャンバタン
ある日突然大きな音が聞こえた
部屋の鍵が空いた
部屋を見渡すと辺りは血の海だった
家族はみんな息をしてなくて
自分は一人ぼっちになったんだって怖かった
そのあと壁に掛かってるカレンダーを見つけて
予定を見るとそこには
[明日あいつを捨てる]
とか書いてあって俺は悲しくて怖くてたまらなかった
それから街をフラフラとさまよった
???
???
いきなり話しかけてきた藍色の少年
それに俺は凄く安心した
安心したせいか目の前が暗くなって意識が落ちた
ゾム
鬱先生
ゾム
ゾム
鬱先生
ゾム
バタバタと足音が聞こえてくる
コネシマ
ゾム
コネシマ
冗談で言ったのになw
それでもいつもと同じ様子のシッマに、安心する
グルッペン
グルッペンが、黙ってるもんだからつい不安になる
やっぱり迷惑やった?
グルッペン
グルッペン
いきなりの言葉にビックリした
でもその言葉に、すぐ安心した
この軍に来れてよかったなぁ
ゾム
鬱先生
ゾムの呟きは大先生にきちんと聞かれていたようで
鬱先生
END
はい終わり〜
長いよね〜ww
思いついたこと全部書いてたらこうなったw
今日はゾムさんの過去の話です!
不快に思った方すみません
暇つぶしで書いた作品でした
それではまた!
じゃねバイ!