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フィリップ
中々やる……！
星
そりゃあな
イライ
……ゲキウ、やはり僕には理解が出来ないよ
ゲキウ
理解しなくていいの。私が助けるから
イツキ
…………
イライ
イ、イツキさん……？
イツキ
……見ていて、イライ
イツキ
これが………
傲慢卿･鏡
誰も見た事のない僕達の力だよ
ゲキウ
なっ！化け物……！
傲慢卿･鏡
この世はご都合主義だ
傲慢卿･鏡
悪に定義されたやつは最後には負ける
傲慢卿･鏡
なら、悪ながらの正義が、君を貫こう
傲慢卿･鏡
我は傲慢卿･鏡。貴殿の姿を写し真実を見せる者
傲慢卿･鏡
さぁ、跪け！
星
……イツキの奴、張り切ってるな
フィリップ
よそ見してる場合ですか……！？
傲慢卿･剣
……わり、何かしたか？
フィリップ
……なっ！？
傲慢卿･剣
もしも、生まれ変われるならば、変わらず共に生きていこう
傲慢卿･剣
この剣に誓い、共に
傲慢卿･剣
彼が闇を晴らす鏡ならば、我は闇を切り裂く剣なりて
傲慢卿･剣
我は傲慢卿･剣。罪に肖り物を斬る存在
傲慢卿･鏡剣
我らを打ち倒せるものなら、倒してみよ
ルカ
い、いいのか？あの二人に任せて……
ナワーブ
フィリップは強いぞ！？
エマ
ここに来てるってことは、ゲキウさんも強力なはず……
遥輝
……あの二人なら、平気だよ
遥輝
だって………
遥輝
あの二人、なんだもん
ゲキウ
くっ！舐めるな……！
ゲキウ
スペルカード発動！『有無 必要無い景色』
傲慢卿･鏡
……スペルカード
傲慢卿･鏡
なるほど。幻の理想郷の力を取り込んだか
フィリップ
これほど多くの蝋の塊、対処は無理でしょう……！
傲慢卿･剣
なるほど、確かに多いな
傲慢卿･鏡
だけど
傲慢卿･剣
だが
傲慢卿･鏡剣
関係ない
傲慢卿･剣
『忠剣 血濡れの剣』
傲慢卿･鏡
『鏡面 虚像輪舞曲』
フィリップ
なっ……！
傲慢卿･剣
『神槍 ヴラット･ザ･トライデント』
フィリップ
っ！ぐぁぁぁ！
傲慢卿･鏡
…………
ゲキウ
何もしてこな……
傲慢卿･鏡
『消えた黄色の夢』
ゲキウ
きゃあ！？
イツキ
その檻は、君には破れない
イツキ
諦めな。君の負けだ
ゲキウ
くそっ！くそぉ！
涼夜
……なんでこんなことしたんだ
ゲキウ
……イライさんが、あなた達に攫われたって……だから……！
玲緒
だから幻想郷の力を得てまで、ここへ？
ゲキウ
そうよ！幻想郷に行ってまで……得たのに……
心夜
……幻想郷はどうなったのよ
ゲキウ
滅ぼしたわよ
遥輝
……！
ゲキウ
……な、何よ……
零
落ち着いて
遥輝
……すまん
工藤
……幻想郷にいた存在はどうなったんだ
ゲキウ
……知らないわよ
デミ
そんな無責任な……
ナワーブ
………
アルヴァ
君のしたこと、許される事では無い
ゲキウ
……
アルヴァ
ただ私達の独断では決めれないからな。本来の持ち主達に決めてもらおう
遥輝
……ここで俺ら？
玲緒
本来なら許さないけど……
レイカ
……許しはしませんが、地下牢にいれておけばどうでしょう
遥輝
……俺は構わない。他のみんなは？
良翔
大丈夫だ
玲緒
私も大丈夫ですよ
零
僕も平気
イツキ
当主の一存に任せるよ。僕達も
遥輝
……わかった
遥輝
殺しはしない。だけど、牢屋にはいれる
遥輝
それでいい？イライ
イライ
……あぁ、大丈夫だよ
ルカ
……面会なら、いいのかい？
遥輝
もちろん。情に流されて逃がしても咎めないよ
玲緒
……さて、と
玲緒
『霧殺 地獄幻想銃』
理々杏
……くっ
零
……理々杏
理々杏
……別に争いに来たわけじゃないからいいけど……明後日、この場所で待つから
レイカ
………消えましたね
零
………
遥輝
………んじゃ、鍛えようか
零
……え？
遥輝
何腑抜けた顔してんの。決着つけるんだろ。今より強くなるよ
麻華
そうね。敵の強さも知らないし
麗美
なにより、零はもう私達の仲間だからね
千波
んじゃ、皆で鍛えましょう
工藤
俺らも鍛える
心夜
足手まといは嫌だからね！
涼夜
俺もやるさ
月兎
俺らもやるさ。乗りかかったしな
ルカ
……すまない。私達の問題でもあるのに
遥輝
別にいい。まず俺達の問題関してもあるから
遥輝
だから、ルカ達が気に病む必要は無い
レイカ
………
遥輝
行くよ。皆
レイカ
先に行っておいてください。訓練後の食事を用意しておきます
遥輝
わかった
レイカ
……何故か分かってない顔ですね
ルカ
レイカさん……
レイカ
……あの方は守りたいんですよ
レイカ
二度と失わないように
エマ
それは……どういうことなの？
レイカ
……あの方の過去に触れます。あの方が自分で話したがらない限り、私も話しません
レイカ
ただ、これだけは覚えていてください
ナワーブ
……なんだ？
レイカ
彼が頑張るのは……
レイカ
"あなた方全員も、大切だから"です
ガンジ
……！
イライ
な、なんで彼が……
レイカ
本人に聞いてみてはどうです？
レイカ
それでは私も仕込みが終わりましたので、訓練の方へ
ルカ
待って
レイカ
……どうされました？
ルカ
私も行く
レイカ
……出来ません
ルカ
無理を言ってるのは分かってる。だけど
アルヴァ
ルーカス、辞めないか
ルカ
先生、私はこればかりは譲りません
ルカ
守られてばかりは嫌です。あの人に心配させて足を引っ張るのはごめんです
ルカ
だから、自衛出来るくらいにはなりたいんです
レイカ
…………はぁ
レイカ
分かりました。特別です
レイカ
今回の敵は皆様の遊戯で戦い合う者達とは違います。自衛できるくらいになるなら、想像より過酷になると思いますが、よろしいですか？
ルカ
もちろん。構わない
ナワーブ
……俺も行く
ルカ
……ナワーブ
ナワーブ
ルカが頑張ってんだ。俺らも頑張らねぇとな
イライ
僕もやりますよ。二人に任せるわけにもいきませんから
デミ
わ、私だってやるよ！
エマ
私もやるの！頼りっぱなしは嫌なの！
アルヴァ
なら、私達も行こう。講師としては出来るだろう
アン
……私もやるわ。講師としても、生徒としても
ガンジ
俺もやる。ゲームでは任せっきりな部分もあるが、ここじゃ、置いてけぼりになるだけだ
イタカ
なら、手伝うよ。僕もね
ルカ
……私達も守られるだけじゃないんだ。だから、ありがとう
レイカ
………知りませんよ。勝手にしてください
遥輝
……あれ、レイカ。なんで皆……
レイカ
皆様の意思です。自分達も強くなりたいと
遥輝
……そう
良翔
はは、いいんじゃね？力を求めるのはいい事だしな
遥輝
……まぁいいけど
ルカ
……勝手なのは分かっているけど、私達も力になりたい
遥輝
別にいいよ。アルヴァさん。ルカ君と同じ部屋で訓練してあげて
アルヴァ
……わかった
遥輝
二人は力も似てる。特訓もしやすいと思うから
遥輝
それに、ルカ君からしたらアルヴァさんは相性が悪いだろ？そういう相手とも戦ったらいい
遥輝
アンちゃんはガンジ君、イライ君、デミちゃん、エマちゃんの特訓を
遥輝
イタカ君はナワーブ君を基本として、ほか二人の方を手伝ったりしてあげて
アルヴァ
承知しました
アン
わかったわ
イタカ
任せて
遥輝
……他の罪業や協力者は皆それぞれの弱点の部屋を治す部屋で特訓してる。レイカは自分の弱点を分かってるね？
レイカ
はい。直ちに
遥輝
OK。良翔も早く行きなね
良翔
あぁ、わかった
遥輝
俺も準備が出来次第行く
遥輝
それが終わったら語るとしようか
俺の過去を
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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