テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

玲奈、恵、芹奈の3名が 地下の金庫室の扉の開錠に取り掛かった頃

一階従業員更衣室

警備スタッフA

状況はどうなっている!?

警備スタッフB

カジノフロアが大混乱しているから、応援を呼んでいるぞ!

警備スタッフC

カメラチェックしろ!
金庫室のスタッフにも連絡を!

月宮 信乃

ははは、外はすっごく騒がしくなってるね!

皇 壊

これ今出て行ったら楽しそうだね〜

夜桜 瀬羅

それは本当にやめてください…

レイト

【ハムスター小隊は金庫室の開錠に取り掛かったけど、そっちはどう?】

皇 壊

今はとりあえず待機中だよ〜

夜桜 瀬羅

警備の人達がカジノエリアの応援に行って人数が減り次第行動に移ります

レイト

【オッケー、こっちでもバックヤードの映像見てるから何かあったらまた連絡するよ】

レイト

【後、第二金庫室のドアに開錠用の装置付けてくれてるよね?】

月宮 信乃

もちろん!私が責任を持って作業したよ!

レイト

【了解…お、話している間に警備の人達が移動始めたね】

皇 壊

オッケー、それじゃそろそろだね

レイト

【それじゃ、僕が遠隔で鍵を開けるからすぐに中に入って】
【もちろん、第二金庫室の中のカメラには既に偽の映像を流してあるよ】

レイト

【全員が入ったら、暗証番号変更してロックを掛ける】
【そうすれば誰も入れなくなるから、ゆっくり景品のお宝達の回収を】

夜桜 瀬羅

了解です

月宮 信乃

回収後はお楽しみのあれだね!

夜桜 瀬羅

私はあまり気乗りはしませんが…

皇 壊

まあまあ、迫力は凄いと思うよ

レイト

【よし、今なら誰もいない】

月宮 信乃

行こう!

第二金庫室前通路

付近の更衣室の扉がゆっくりと開き 潜伏していた3人が ゆっくりと姿を表したが

月宮 信乃

(よし、オッケー…)

警備スタッフB

な…

月宮 信乃

あ…

死角にいた警備の1人と鉢合わせてしまう

警備スタッフB

しんにゅ…

侵入者を発見し、大声を上げようとするが

皇 壊

ダメだよ、静かにね!

即座に飛び出した壊は 警備スタッフの胸ぐらを掴み 体を捻るように回転させ スタッフの後頭部を通路の壁に叩き付けた

警備スタッフB

ぐは!

警備スタッフB

不意の一撃とかなりの衝撃で 警備スタッフは意識を失った

月宮 信乃

あっぶな…

一息付きたいところであったが その争った音と警備スタッフが上げた声が 辺りに響いた

夜桜 瀬羅

そんな事より急いで!

3人は気絶させたスタッフを抱え 第二金庫室に慌てて駆け込んだ

警備スタッフA

おい、今何か聞こえなかったか?

警備スタッフC

わからない、しかし侵入者がいるかもしれない…
フロアだけじゃ無くこっちの警戒も強化しよう

第二金庫室

月宮 信乃

あっぶな…

夜桜 瀬羅

流石に肝が冷えました…

皇 壊

いやー、どうなる事かと思ったね

レイト

【ドアのロック完了、みんな大丈夫?】

月宮 信乃

ショック死するかと思ったよ…

レイト

【すまない、こっちからも見えてなかった…】

皇 壊

まぁでも、僕達の目的地に着いた訳だしね

月宮 信乃

だね!
うーん、宝石いっぱい!!

月宮 信乃

あ、彫刻もあるね!

皇 壊

ははは、担ごうか?

月宮 信乃

1人で持てるの!?

夜桜 瀬羅

いや、邪魔になるだけですし宝石と貴金属を中心に持ち出しましょう…

月宮 信乃

でも、この後のことを考えると持って帰るのは惜しいね…

皇 壊

まぁいいんじゃない、どうせ偽物なんだし

月宮 信乃

え?偽物なの?

夜桜 瀬羅

信乃さん…
作戦会議の時話聞いてましたか…?

月宮 信乃

えーっと、半分ぐらいは!

夜桜 瀬羅

皇 壊

ははは、それなら仕方ないね

そう言って笑いながら壊は 近くにあった彫刻の腕をもぎ取った

月宮 信乃

あーーー!
って、あれ?

その腕の中は空洞になっていて 中から人差し指の爪程の大きさの 結晶の様な物がコロコロと大量に落ちた

月宮 信乃

何これ?

皇 壊

んー、俗に言う気持ち良くなれるお薬かな

夜桜 瀬羅

私達には不要なものですね

月宮 信乃

なるほど!
それならいらないね!!

夜桜 瀬羅

まぁこう言ったカモフラージュで取引されているのもどうかと思いますが…

皇 壊

いやいや、方法としてはありだよ

皇 壊

欲しい人はカジノで遊ばずに、その分のチップを購入してコレに交換するだけだしね

月宮 信乃

せこいね!

皇 壊

ははは、それは言えてるね

そして3人は調度品には触れずに 目的の貴金属と宝石類を回収する

loading

この作品はいかがでしたか?

130

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚