今考えると友達というものに縛り付けられていたのかもしれない
明日香
ねぇ!どこにいるの?!

零
分からない。だからあれだけ離れないで行動しようって言ったのに!

拓也
ひとまずどこかに集合しよう。

拓也
見つかったら恐らくみんな命は無い。俺は2人のことを友達だと思ってる。だからこそ言う。

明日香
なに?

拓也
2人のどっちかが仮に見つかったらとしたら俺は見向きせずに自分の命を最優先する。2人を守ってやりたいがみんな死んだら終わりだ。

拓也
そこは分かっていてほしい。

零
分かった。私も拓也の言う通りだと思う。

明日香
私もそう思う。みんな自分の身の安全を最優先して静かに移動してね。

拓也
あぁ。わかった。

零
うん…

明日香
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不在着信

明日香
零!拓也と連絡がつかない!

零
落ち着いて!もう少し待ってみよう。

拓也
悪い。少し迷っていて…もう少しでつく。

明日香
良かった〜!ホントに死んじゃったかと思ったよ。

拓也
なわけねぇだろ!

零
そうだね笑

拓也
なぁ。明日香に聞きたいんだけどアイツの特徴ってなんだ?

アイツに見つかれば殺される。だからこそ特徴を知りたいと思ったのだろう。
零
私も気になってた!教えて!

明日香
う、うん。私も遠目からしか見たことないけどすごく体格が大きかった。あとは何が鋭いものを持ってたな。

零
そっか。近くで見ると怖そうだね。

明日香
すっごく怖かったよ。腰が抜けるってああ言うことをいうんだなって初めて分かったよ。

零
でも明日香が無事で良かったよ!

明日香
ありがとう!ところで拓也は?

零
たしかに少し遅いね。電話してみよっか。

明日香
うん。お願い。

零
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不在着信

零
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不在着信

零
呼び出してるんだけど出ないんだよね…

明日香
大丈夫なのかな…

拓也
なぁ!!アイツの特徴ってでかくて鋭いものを持ってるヤツだよな⁈

明日香
そうだけど…ていうか連絡してよね!心配してたんだから!

零
そうだよ!

拓也
今それどころじゃねぇんだよ!多分アイツと目があった。

明日香
え…

拓也
俺はアイツを引き寄せて逃げる。お前らもみつからねぇようににげろよ!

無理だ…アイツは飛んでくるように追いかけてくる。間に合うわけがない。
明日香
囮なんてしなくていいから!早く逃げて!

零
そうだよ!

拓也
そんなこと言ってる…暇…ないだろ…

明日香
どうしたの?!

拓也
お、おれの後ろに…

拓也
やめろぉぉぉぉ!くるんじゃねぇぇ!離れろy………

明日香
拓也?ねえ!拓也!返事してよ!

零
拓也!大丈夫なの?ねぇ!

明日香
どうして…なんでこうなるの…
