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リリエン

八十七日目!

お題:マカロン、紫、黒

リリエン

マカロンにはお菓子言葉として

リリエン

「あなたは特別な人」という意味があります

登場人物

とある国に住む宮廷魔法使い。別の国の調査に行っていたときに、青を見つける。

青♀

ある国にいた女性。なぜかいつも黒いドレスを着ている。

水の上司。一緒に調査に行く。

水の友人のパティシエ。最近見た目が面白いお菓子を作ろうと奮闘中。

リリエン

こちらはnmmn作品となります

リリエン

苦手な方は見ないことをお勧めします

リリエン

またご本人様達とは一切関係ございません

リリエン

自作発言 パクリ 無断転載はNGとなります

リリエン

それではどぞ!

~とある日 水の国~

(えっと、あとはこの書類だけ・・)

(うん!この分なら今日も早く帰れるかも!)

いむ~、暇?

ないちゃん?急にどうしたの?

いや・・最近平和でしょ?

ん~まぁ、この前までいろいろあったけど・・

それでこの後なんか予定ある?

この書類くらいかな?

じゃあ臨時の仕事に付き合ってくれない?

臨時の仕事?

(え~・・めんどくs)

手伝ってくれたらボーナス出すから!

やる!

ね~、ないちゃん、ここって・・

うん、先日までうちの国と敵対してたとこ

その城の残骸

なんでこんなとこ来たの?

調査ももう終わったんでしょ?

ん~・・そうなんだけど・・

初兎ちゃんによると、変な魔力値があるらしいんだよね

変な魔力値?

(・・?全然わかんない)

まぁ、本当に小さいらしいから

で、その手どころを探って欲しいらしい

こんな広いとこ全部?!

あと僕回復専門なんですけど?!

勿論、俺たちが探すわけじゃないよ?w

探すのは使い魔!

・・・ないちゃんの犬と僕の狐?

うん!

(・・あの子ちゃんと動いてくれるかな?)

いむ?ほら早く呼んで!

う、うん!

桃の使い魔

わんわん!

こっち?

桃の使い魔

わん!

ないちゃんの子は働き者だな~

・・・それに比べて

水の使い魔

ZZZ

・・・はぁ、肩重い

ないちゃーん、見つかった?

うーん、それがさ・・

桃の使い魔

わぉん・・

この部屋で行き詰ってるんだよね・・

ここ・・教会?

王宮の中にも教会ってあるんだぁ

珍しいよね~

少なくとも、うちにはない文化

水の使い魔

・・・ふぉう!

え?ちょっとどうしたの?

水の使い魔

・・・)))てしてし

?・・ここ?

・・・いむ、壁壊すからちょっと離れて!

う、うん・・

ガラッ(壁が崩れる音)

・・いむ、感じる?

う、うん・・・

(かなり大き目な魔力値・・)

ま、魔物・・とかじゃないよね?

・・・行ってみよう

(薄暗い・・)

水の使い魔

ふぉーう!

いむ、そっちじゃなくてこっち!

え?!あ、ごめん!

(間違えてた//)

水の使い魔

ふぉう・・

(あきれられてるー?!)

・・・ここは

ろ、牢屋ぁ?!

無理無理無理!ないちゃぁあん!

落ち着け!暴れるな!

水の使い魔

ふぉう・・

桃の使い魔

・・・わん!(いたずら心)

ぎゃー!!!)))ダダダ

あ、ちょっ・・いむ?!

桃の使い魔

わ・・わん・・

(今の絶対お化けじゃん!)

(やだやだやだ!ゲームならまだしも)

(現実は本当に怖い!やめて!)

・・・はぁ、はぁ

こ、ここまで来れば・・

チャラン

?!)))びくっ

青♀

・・・

え?誰?

(人・・?人形?)

(黒っぽいドレス着てる・・誰?この子)

いむ!何か見つけt

って、え?!人?!

な、ないちゃん・・これ人・・?

ちょっ、今鍵壊す!

ガシャン(鍵が壊れた音)

・・・

どう?

いむ、今すぐこの子にヒールかけて!

!・・・うん、わかった!

~水の家 医務室~

青♀

ん・・・

あ、気が付いた!

青♀

?!

あ、ごめんね?!驚かせたよね?!

えっと、僕はほとけって言って・・

青♀

ほとけ・・

そう!

君の名前は?

青♀

・・・名前・・?

(あれ?記憶喪失とか?)

(でもそんな兆候全然なかったのに)

青♀

・・・名前ってなんですか?

え・・・

やっぱりか・・うすうす分かってはいたんだけど

どういうこと?ないちゃん

・・・ねぇ、君の父親って

青い髪でいっつもキラキラな服着てなかった?

青♀

!・・着てました

いむ・・この子は

あの国の王女だよ

・・・おうじょ

・・王女ぉ?!

青♀

っ!

あ、ごめん・・声大きかったね

青♀

・・いえ

で、どういうこと、ないちゃん)))ひそひそ

あの国には元来噂があって

地下牢に幽霊がいるって噂ね)))ひそひそ

幽霊?

それがあの子ってこと?)))ひそひそ

多分ね・・もともと変な気はしてたんだ

あの国での出生パーティは二回行われたのに

見つけた王族は三人だったからね)))ひそひそ

じゃあ・・

うん・・多分

・・原因は?

・・・魔力、かもね

・・・

強大で闇の力が強い傾向にある・・

恐れられてもおかしくはないよ

・・・あの子、どうなるの?

・・・一旦保護対象だね

もし可能なら、うちのとこに入れたいけど

まだ何もわからないみたいだから・・

保護・・・

じゃ、じゃあ!

あの子、僕が保護していい?!

え?

お願い!

・・・急にどうしたの?

・・・僕も似たようなものだったから

!・・分かった

でも、何かあったら俺に連絡!いいね?

うん!

青♀

えっと・・

あ、ごめんね!

えっと・・君の名前なんだけど・・

青♀

・・名前

いふちゃんって呼んでもいい?

青♀

いふ・・

なんでいふ?

いむの「い」と

不思議な子だから、「ふ」!

で、いふちゃん!

安直すぎない?!

青♀

・・・それでいいです

ほんと?!

え?いいの?

青♀

はい、お名前を頂けるだけで嬉しいですから

青♀

悪しき存在の私に、ありがとうございます

青♀

ほとけ様

あ・・う、うん

あと様ってつけなくていいよ?

あと敬語もつけないで欲しいな?

(多分同い年・・だよね?)

青♀

?・・分かりまs

青♀

・・分かった

よし、これからよろしくね!いふちゃん!

青♀

よろしくな

~数日後 水の書斎~

あ~・・今日も平和だなぁ

バン!(ドアが開く音)

わぁ?!なに?!

青の家庭教師

ほとけ様、あの女性をどこで?!

青のマナー教師

あの方ほど優秀な方はいませんわ~♪

青の魔法の先生

本当に素晴らしい!

青のダンス教師

あのような逸材、見たことありませんわ!

待って待って?!順番にお願い!

青の家庭教師

では、まず私から

~とある日 青の部屋~

~教養の授業~

青の家庭教師

では、こちらの数式を解いてみてください

青♀

はい

青の家庭教師

(とはいえ、学び始めたのはここ数日)

青の家庭教師

(それでもここまで来たのは早いペースですが)

青の家庭教師

(いきなりこの問題を解けるかは・・)

青♀

できました

青の家庭教師

?!・・は、早いですな

青の家庭教師

・・・全問正解

青の家庭教師

と、このようなことが何度もあったのです!

そ、そっか・・

じゃあ、次は・・

青の魔法の先生

では、私が!

~魔法の授業~

青の魔法の先生

では、使い魔の召喚を行います

青♀

分かりました

青の魔法の先生

貴女と相性のいい方が来ますから

青の魔法の先生

リラックスして行ってくださいね

青♀

はい

青の魔法の先生

(ないこ様の目が正しければ)

青の魔法の先生

(この段階で使い魔を得ることは良き手)

青の魔法の先生

(さてどのような子が・・)

青の使い魔

・・・ふぁあああ

青の魔法の先生

?!・・し、神獣ですと?!

青♀

猫・・可愛いです

神獣?!

青の魔法の先生

えぇ・・ないこ様の見込みは正しいかと・・

・・・まじ?

青のマナー教師

お次はわたくしですが、よろしいでしょうか?

う、うん

~マナーの授業~

青のマナー教師

では、背筋をピンと伸ばして~

青♀

・・・

青のマナー教師

そのまま~・・そのまま~・・

青のマナー教師

頭に本を乗せますよ~

青♀

はい

青のマナー教師

・・・はい!

青のマナー教師

・・あら?

青♀

どうかされましたか?

青のマナー教師

い、いえ・・

青のマナー教師

(通常だと大体落としますが・・)

青のマナー教師

つ、次はテーブルマナーを行いましょう!

青のマナー教師

・・・完璧ですわ

青のマナー教師

早くもこの国のマナーは完璧ですわ~

青のマナー教師

次は隣国のマナーについて教えますの♪

一日で?!

(この人昨日つけたばっかりなんだけど?!)

青のダンス教師

最後は私が・・

~ダンスの授業~

青のダンス教師

いいですか?こう、1,2,3と

青♀

1,2,3・・

青のダンス教師

はい、ステップはいいですね

青のダンス教師

では次に・・

青のダンス教師

・・・・・

青♀

次は何を?

青のダンス教師

(もう教えることがありませんわ・・)

青のダンス教師

問題点があるとすれば・・

青のダンス教師

少々体力がないことくらいでして・・

いふちゃんって天才?

(僕、ステップで苦労したのに・・)

う、うん・・みんな報告ありがとう

青の魔法の先生

いえいえ

青のマナー教師

それであの方はどちらから?

青の家庭教師

ぜひともお教えください!

~数時間後~

(け、結構質問攻めにされた・・)

うぅ・・疲れた・・ん?

メイド1

・・・)))ひそひそ

メイド2

・・・)))ひそひそ

何、話してるんだろ?

メイド1

旦那様が迎えられた方・・怖いわ

メイド2

えぇ、一度も笑わないんだもの

メイド1

まるで人形のよう・・・

メイド1

聞けば、魔力値も高いのでしょ?

メイド2

いつも黒いドレス着てるし・・

メイド2

喪服でもないでしょ?あれ

メイド1

不気味よね・・怖いわ

メイド2

もしかしたら、魔女だったりしてw

メイド1

え~、まっさかぁ!w

・・・

ねぇ、君たち

メイド1

え?あ、旦那様!

メイド2

ど、どうされましたか?

ちょっと、向こうの部屋掃除してくれる?

メイド2

は、はい!

メイド1

かしこまりましたあ!

・・・

(なにあれ・・)

(いふちゃんはいい子だし・・)

(・・でも確かに、笑ったとこ)

(見たことないなぁ・・)

青♀

ほとけ?どうかしたん?

んー、気分!

(笑う顔、見て見たくなっちゃった♪)

ねぇねぇ、いふちゃん

いふちゃんの好きなものってなに?

青♀

・・?特に

青♀

え?

・・・あ、甘いものとかは?!

青♀

食べたことない

・・今度持ってくるね

(お菓子はだめ・・なら次は!)

~数か月後 水の家の庭園~

青♀

・・空気が澄んでるなぁ

うん・・そうだね

(ぜんっぜん笑ってくれない!)

(あれから喜びそうなの色々あげたり)

(渡したりしているけど・・!)

青♀

・・・

(笑う気配がない・・!)

青♀

ほとけ?どうしたん?

(いや、今日はりうちゃんのお菓子!)

(もしかしたら・・!)

ううん、なんでもない!

青♀

?・・そう?

(りうちゃん、早く来て~!)

(・・来ない)

いむ・・

わぁあああ?!

り、りうちゃん?!どうしたの?!

インスピレーションが、わかない!

は?

青♀

えっと・・

あ、パティシエのりうらです

ちょっと、どういうこと?!

今スランプなの!面白いお菓子できない!

え?!そうなの?!

(なんか大変なときに呼んじゃった?!)

(仕方ない・・今日は諦めよ)

ごめん、りうちゃん!

スランプならもう帰ってもいいよ?!

いや、りうらは頼まれたお菓子は作る主義!

だから絶対に作る!

りうちゃん・・✨

(なんていい子!)

・・・ぜんっぜんできる気がしない

りうちゃん?!

ここまで出てるの!

紫のマカロン生地のとこまで!

中のクリーム・・が・・

青♀

・・・これだー!)))がしっ

青♀

?!?!?!

ちょっ、なに?!

ありがと!ちょっと作ってくる!

りうちゃん?!

青♀

嵐みたいな人やなぁ・・

~数時間後~

おまたせー!りうら特性の

「まろマカロン」!

わぁ✨

(紫の生地に黒いクリーム・・かっこいい、けど)

まろってなに?

ないくんが

「いむのとこに保護した子が来たんだけど」

「なんかまろって感じがするんだよね~」って言ってたから

りうら、この子の名前知らないし

(ないちゃーん?!)

青♀

・・いただきます

青♀

・・甘い

!・・お、美味しい?!

青♀

うん・・

まろちゃんをイメージして作ったからね!

青♀

・・イメージ

青♀

・・・私、こんないいものじゃないけど

え?

青♀

中身も・・甘いとか、いいものじゃない

青♀

私は・・

?・・なんで?

いふちゃんはいい子だよ?

青♀

だって、謙虚だし優しいし

ちゃんと「いただきます」も言うでしょ?

青♀

・・それが、いい子?

うん!僕にとっては!

(もちろん、これ以外にもいい子の要素あるけど♪)

それにいふちゃんがどんな子でも

僕にとっては大事で

とっても特別な子だよ!

青♀

青♀

・・・そっか)))にこっ

!‥今、笑った!

青♀

え?

ねぇ、りうちゃん!見てた?!

見てたよね?!

うん、めっちゃ可愛かった!

青♀

可愛い//

きゃー!照れてる!可愛い!

ね、魔法で写真撮っていい?!

青♀

だ、だめ!//

いむ、あとで頂戴!

インスピレーション湧く気がする!

青♀

や、やめてや!//

おっきい声も出せるようになってる!

やだ・・成長が嬉しい!

青♀

あぁ~もう//

この後しばらくこれが続きましたとさ

リリエン

おかえりなさいませー!

リリエン

マカロンいいですね~・・食べたいですね~

リリエン

ここまで読んでくださりありがとうございました!

リリエン

また426タップお疲れさまでした!

100日お話を書く(後編)

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