この作品はいかがでしたか?
103
この作品はいかがでしたか?
103
sho
朝、クラスの皆の声、廊下から聞こえる騒ぎ声。
全て…、嫌いだ。
騒いで何になる。
zm
zm
sho
sho
今、自分は笑えてるのだろうか。
目に、ちゃんとハイライトはあるだろうか。
不自然なく、笑えているだろうか?
ゾムに、皆に、バレていないだろうか?
ut
tn
皆、どんどんクラスに入ってくる。
ut
sho
zm
zm
「不人気」 この言葉、大っ嫌い。
不人気、不人き、ふ人気、不にん気、ふにんき、フニンキ
俺の頭はその言葉だけで埋め尽くされていた。
ボフッ
sho
俺は、いつまで…、我慢すればいいの……?
俺はずっと我慢ばかり。
不人気と言われても、怒らず、ネタとして受け入れなければ…っ!
zm
sho
zm
zm
zm
rb
zm
rb
sho
ゾムの、ゴミを見るような鋭い目。
ロボロの煽り。
全てが鮮明に思い出される。
sho
真に受けたらダメ…っ!
sho
次の日
ut
sho
ut
sho
sho
ut
sho
大先生の心配する顔。
俺は…、笑えてない?
シャオちゃんの顔。見たことない。
笑っているが、笑っていない。
なんて言えばいいのだろうか…?
酷く、疲れているような……
そんな事を思っていると、廊下にゾムさんの姿が見えた。
zm
zm
zm
zm
今日もいつものように煽る翠色。
sho
シャオちゃんは黙っているだけだった。
聞こえていないのだろうか? それほど、疲れているのだろうか?
sho
zm
あ、れ?
あの日と、一緒?
zm
rb
zm
rb
なんで…?俺、ループ…、してる?
sho
ut
zm
tn
zm
tn
rb
rb
zm
ut
"女"みてぇなあだ名〜w
sho
俺は、確かに不人気だ。
小学校、中学校といじめられてきた。
理由は「女みたいだから。」
女しかしないようなボブで、毎日付けている帽子には豚のピン。
それを嘲笑う人達がいた。
その過去を知っているのは大先生だけ。
だから、大先生は
「趣味、好きな物は人それぞれや。な?」
「だから〜、あだ名は…」
シャオちゃん、とか?
俺の好きな物を否定しないでくれた。その上、可愛いあだ名をつけてくれた。
俺はそのあだ名が大好きや。女の子が好きなような可愛いものが好きだし。
だけど、それを周りにバレないような、可愛いあだ名。
それを今、貶されたのだ。
ut
zm
rb
ut
zm
zm
rb
ぁ……俺のせいで。
大先生とゾム、ロボロの間には亀裂が入ってしまった。
ごめん、なさい…っ
コメント
5件
え、神やんかよまた
ちょうど東リべやってたので、ループする系で!