石田
僕に用って何~?
石田
僕、これから老人ホームで料理を披露しなしゃなんだけど。
テレビ局の社長
そこの老人ホームではうまくいってるの?
石田
いってるよ!
テレビ局の社長
あのね……ならさ………
テレビ局の社長
何故!何故だっ!
石田
?
テレビ局の社長
なぜ、あの包丁なのか刀なのかわかんないあれを使うんだ……。
石田
あぁ、これ?
テレビ局の社長
それだよ!!
テレビ局の社長
今すぐ処分してくれ
石田
なんでだよ!
石田
はぁ!?
テレビ局の社長
あのね、石田さんね、料理の腕は確かなんだよ。
テレビ局の社長
けどね、
テレビ局の社長
その刀さ、
斬るたんびに血が出るじゃないか!
テレビ局の社長
だからそれさえ捨ててくれたらこれからの番組も出すことができるんだけど。
石田
えー!
石田
この、ブラッティソードが気に入らないんだね。君は。
石田
切れ味抜群!
軽くて使いやすい!
軽くて使いやすい!
石田
けど、ちょっと呪われてて、たまに斬ると剣から血が出ちゃう、このブラッティソードを???
テレビ局の社長
ブラ………?
テレビ局の社長
それからして危なくないか!?
テレビ局の社長
それ、料理するためにあるものじゃないだろ!汗
テレビ局の社長
何考えてんだ……。
石田
何いってるんだよ!
石田
これがなきゃ、究極の料理は出来ないよ!
石田
お前こそ、何考えてるんだ!
石田は舌を出して目のくまを指で下にのばす。
テレビ局の社長
なっ……。
石田
それなら、僕はもう出ないよ。
テレビ局の社長
ち、ちょっとまて!
石田
なんだよ。
テレビ局の社長
捨てなくても、番組でそれを使わないでくれるならそれでいい!
テレビ局の社長
何とかできないのか……。
テレビ局の人は困ってるようだ。
石田
んー、
石田
ならさ、
石田
給料5倍にしてよ!
テレビ局の社長
はぁっ!?
石田
それなら使わないでおいてあげるよ。
テレビ局の社長
せ、せめて3倍じゃだめなのか……。
石田
だめだね。
石田
それが無理ならいいよ。
テレビ局の社長
……………わかった。
石田
よし♪
テレビ局の社長
だが、本当に使うなよ……。
石田
うん!約束!
石田
指切りげんまん、嘘ついたらはりぜんぼんのーます!指切った!
テレビ局の社長
…………。
テレビ局の社長
もう帰ってくれ。
石田
うん!またね!