僕はどう返事すればいいのだろうか。
分からなくて、目の前で涙を流すゆあんくんに ただただ微笑んだ
赤城 柚杏
泣いてるのか笑ってるのか分からないゆあんくん。 ゆあんくんが僕に求めた返事は言われなくてもわかった。
でも、これを返したら。 ゆあんくんが一ヶ月もしないうちに死んでしまうのを受け入れたかのようになってしまう
僕は嫌。 答えるのも、生きるのも
赤城 柚杏
赤城 柚杏
僕はなんにも言わなかったただただ微笑みながら華美なムスカリを眺めていた
"そしたらゆあんくん。また泣いちゃった。"___
その時の彼は笑っていなかった
赤城 柚杏
そしてやっと言葉を発した
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
そう言ってゆあんくんを見つめた。
今度はゆあんくんが黙り込んだ。 ゆあんくんの顔は曇り空。
数十秒の沈黙が続いて、口を開いたのは僕だった
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
ゆあんくんはじっと黙って僕の話を聞いていた。
するとゆあんくんはクスッと笑ってこう言った。
赤城 柚杏
変な人でもいい。それがゆあんくんの思うこと。 それは初めて出会った時の第一印象だった。
好き
だから、ゆあんくんには生きてほしくて
笑っていてほしい。日に日にゆあんくんが弱ってることは知っている。
でも、その日まで僕はゆあんくんの傍に居る。 そう決めた。
コメント
22件
続きが気になりすぎるーー!!!