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気づけば窓の外は色鮮やかなオレンジに染っていた。

窓からは綺麗に夕日が見えた。 鳥が数羽飛んでいて、絵に書いたような風景が広がっていた。

"あとどれくらいこの景色をゆあんくんと見れるのか"

それだけが僕の頭を揺らしてグッと涙を堪えた。

ずっと鈍い咳をし続ける僕を心配したのかゆあんくんは 僕の背中にポンッと手を置いた

赤城 柚杏

大丈夫ですか__

ゆあんくんはそう言って眉を垂らした。

蒼田 直輝

大丈夫ですよ。

蒼田 直輝

あ、そうだ

返事の後、間髪入れずに僕が声を上げた

蒼田 直輝

僕、蛙野先生に移植の提案をされたんです

僕はそんなことをサラッと言い流した。

でも、ゆあんくんはそのまま黙っていた。

蒼田 直輝

でも___

赤城 柚杏

じゃあ俺の膵臓あげます。

またゆあんくんは僕の言葉に被せて言った

移植はあげようと思ってできるものでは無い。

まず、移植の相手は条件が揃わないと出来ない

そして大きな負担がかかる。

そんなことはゆあんくんだって分かってるはずだ。

それに___

僕は母の遺伝で 心臓が弱い。

これがさっき僕が言いかけたこと。

そして、誰にも言ってこなかったひみつ。

蒼田 直輝

ゆあんくん__

蒼田 直輝

移植の相手は条件が揃わないと出来ないんですよ?

赤城 柚杏

分かってます。血が繋がってる方が確率が高いのも。

赤城 柚杏

でも、なおきりさんのドナーになりたいんです。

赤城 柚杏

なおきりさんは________。

ゆあんくんはそう涙を流して言った。

自分の病室。ゆあんくんがこの場に居ない寂しさ。

数十メートル先にゆあんくんは居るのに、自分の病室は空気が重くて。ゆあんくんの言葉がずっと頭に残っている

電気も付けずにベッドに潜り込んだ。

今日一日で色んなことがおこった。

そんなことを振り返ってみた。

__なおきりさんは

大切な人だから___

♡110 NEXT…

僕の花が枯れるまでの話

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コメント

27

ユーザー

みこの終わり方続きが気になるようになってるーー すごく今うずうずしてる

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