車 に 揺られ 、 辿り 着いた のは 小綺麗 な 小さい 屋敷 .
僕 は 執事 らしき 人に .
姉さん は メイド らしき 人に 連れられた .
麓浪
… ッ ち …
姉さん の 小さな 舌打ち を 僕は 聞き逃さなかった .
絽李
ぁッ …
これ は 相当 キレてる .
絽李
暴れたり しないと 良いけど …
そう 呟きながら 連れられた 部屋 に 入る
絽李
… あ ァッ !!
僕 は 部屋に 入るなり 、 小さく 叫んだ
沢山 の 本
綺麗 な 紫 の 水晶
僕 が かつて 夢見てた 、 そんな 部屋だった .
絽李
い 、 良いん ですか … !?
執事
ええ 、 良いですよ .
絽李
やっ … たぁ ッ !
メイド に 連れられて 来た のは 白い ベッド .
ほんのり ラメが 入った カーテン .
そして 、 白 で 引き立つ 紅色 の タンス
麓浪
なんだ 此処 …
メイド
貴方 の 部屋ですよ .
メイド
弟様 にも 部屋 が 与えられています .
麓浪
絽李 にもか …
弟 にも 部屋が あるなら いい方 だろう
麓浪
何 が 目的 だ ?
メイド
目的 … と 言われましても 、 私 は 貴方 を 買って欲しい と 言う 男 の 言う事を 聞いただけですよ ?
麓浪
あん ッ の ク○ 男 〜 …
俺 は 俺達 を 売った 男 を 恨んだ .