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信じてほしかった。

24 - 第23話 真実に向き合って

♥

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2024年05月31日

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あんな出来事、思い出したくなかった

思い出してしまったら、もう

あれが現実なんだって、夢じゃないんだって

受け入れなきゃいけないような気がしたから

I.

ッ......

I.

いや、こんな風に落ち込んでも何も変わらへんな

I.

今、俺ができることをしよう......!

気持ちを切り替えて今、俺ができることを

いや……

俺しかできないことをしよう

俺はメンバーに話があると連絡した

俺が刺された日のこと、

ほとけのツイートの件は乗っ取りなんだということを

全てメンバーに話そうと思った

きっと、これが今の俺がしなきゃいけないことだ。

N.

えっと……、まろ話があるって言ってたけど……

はやく話して、一刻も早くほとけの元に行きたい

でも、そんな気持ちを抑え

深呼吸して、落ち着いてから口を開く

I.

あぁ、そうなんや。
どうしても話さなきゃいけない、大切なことがある

Y.

そうなんや……

I.

そう、俺が刺された日のこと、
ほとけのツイートの件の真実についてや

S.

え……

I.

まず、俺が刺された日のこと__________

包み隠さず、全て話した

何もかも、すべて

R.

え、そんなことが……!

S.

そうだったんや……

I.

そして、犯人は_____

I.

それで、ほとけのあのツイートは
そいつが乗っとんたんや

R.

っ……そう、なんだ

N.

犯人はそいつだったんだね……っ

Y.

…………俺たちは間違ってた
ずっとほとけのことを責めてた

それぞれが思い詰めた表情をして下を向いている

今、俺の話を聞いてほとけのことを信じてくれたのは

よかった、よかったけど……

みんなが、もっと早くほとけのことを信じていれば

ほとけがあんなに傷つかなくてよかったのに

そんな時、がたっと、唐突に椅子が大きく音を立てた

音のする方を見れば初兎がいた

今にもこぼれ落ちそうな涙を堪えて立っている

I.

しょ……

S.

っ…………俺、いむくんのところ行ってくる!!!

話しかけようとした、俺の声を遮って

初兎は病室を飛び出してしまった

この時、すぐに引き止めに行くべきだったんだと思う

そうすれば、あんなことにはならなかったのに

そんな、後悔をすることになるとは

この時の俺は思ってもいなかったから

離れていく、彼の背中をただただ見つめていた。

リリン

ついに他のメンバーも真実にたどり着きました

リリン

水くんのツイートが確定で乗っ取りだと分かり、
飛び出して行った白くんはどうなるんでしょうね〜

𝐧𝐞𝐱𝐭…♡1000

リリン

最近全然更新してなかったお詫びとして、
♡いったら今日中にもう1話出しますっ

信じてほしかった。

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