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コメント
3件
短いけどいい話!
続きが気になる...最高です!フォロー失礼します!
Riru
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Nanamori. side
はじめは、そんなつもりじゃなかったんだ。
ただ、"忙しかったから"っていうだけで、 ころちゃんを避けたつもりでもなかった。
こんなこと、 ただの言い訳に過ぎないんだけどね、w 忙しいのは本当だよ。
るぅとくんと莉犬くんは、ころちゃんがいない分、生徒会の仕事頑張ってるし。 俺とジェルくんも、さとみくんがいなくて、 最近バタバタしてた。
そんな中、ころちゃんはLINEをひたすらに 送ってくる。
「さとみくんの様子はどう?」 「さとみくん、いつ目を覚ますのかな…」
みたいな感じでさ。
言い方が少し酷くなるかもしれないけど、 正直言うと、少し ___迷惑でうざったかった
…ころちゃんも、きっと悪気がないのはわかってた。自分のせいで誰かを怪我させちゃったら、 心配になるのはわかる。 もし、俺がその立場だったら同じことをすると思う。
…でも、今の俺らにそれは、 "負担"にしかならなかった
俺らは、今まで誰かしらが1日1人はさとみくんと、ころちゃんのお見舞いに行くようにしてた
…だけど、もう疲れちゃったんだよ。
みんな、君たち(ころんくんたち)のために動いてる。
悪く言えば、"君たちのせい"で、 忙しくなった
ねぇ、気づいてる?
俺らがころちゃんのお見舞いに行っても、 さとみくんのことしか気にしてないし。 俺らがころちゃんの心配をしても、 そんなの聞いてはくれないし。
本当、なんなんだろうね。
あるとき、誰かが言ったんだ。
こんなことなら、 もう、いっそのこと無視でもしないと 負担でしかなくて、自分たちまで倒れたりしちゃうに決まってる。
そうして、俺らはころちゃんのLINEもブロックして、ころちゃんが入っていたグループLINEも全部抜けて。
仲間はずれ、というものをしてしまった。
最初の頃は、やっぱり心が痛くて、やっぱり ブロック解除する?とか言う話になった。
でも、一度LINEをブロックして、お見舞いに行かなくなった俺たちは、一気に気が楽になったんだ。
あぁ、そうだよ 最初から、こうしておけばよかったのに。
そこから、俺らところちゃんとの関係は 変わってしまったんだ。
Riru
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