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LINE420

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LINE420

1 - あ

♥

40

2023年03月21日

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アイ

ミク、今日は私を守ってくれてありがとう。

アイ

ミクのおかげで学校に行くのが少し楽になった。

ミク

全然いいよ~

ミク

困ってる人を助けるのは、当然でしょ!

アイ

ほんとにミクは、優しいね。

ミク

そんなことないよ。私は、当たり前のことをしただけ!

ミク

そういえばさ、アイってユウくんの幼馴染だったよね?

アイ

うん。そうだけど。急にどうしたの?

ミク

いきなりでびっくりするかもしれないけど、私ユウくんのことが好きなんだよねー

ミク

だからさ、ユウくんのLINE教えてよ!

アイ

え、?ミクってユウのこと好きなんだ。でもさ、勝手に教えるのは、まずいんじゃないかな

ミク

別にいいじゃない!

ミク

助けてもらった恩を仇で返すつもりなの?

ミク

ほんと最低ね。友達だと思ってたのに。

アイ

友達だからって何でもできるわけじゃないじゃん。

ミク

は?友達には何でもできるでしょ。

ミク

私は、皆からいじめられてるミクをかばってあげてるんだよありがたいと思わないの?

アイ

それはそうだけど

ミク

あれ、もしかしてアイってユウくんのこと好きなの?

アイ

好きじゃないよ。ただの幼馴染だよ。

ミク

じゃあいいじゃん。LINE教えてよ。

アイ

わかったよ。教える。

ミク

サンキュー!友達サイコー!

〜数時間後〜

ミク

追加したよーミクです。

ユウ

ミクってアイと同じクラスのミクか?

ミク

そうだよー!よろしくね!

ユウ

なんで俺のLINE知ってんの?

ミク

アイに教えてもらった。

ユウ

あいつ勝手に…

ミク

ユウくんの連絡先教えてってアイに言ったらすぐに送ってくれたよ。

ミク

しかも私が許可取らなくていいのって聞いても大丈夫よって言ってたし。

ミク

ユウくんの悪口も言ってた。

ユウ

マジか。アイ他になんか言ってなかったか?

ミク

あ、あと私がユウくんのこと好きなの?

ミク

って聞いたら全然好きじゃないただの幼馴染だって言ってた。

ユウ

そっか。そんなことアイが言ってたのか

ミク

もうかかわらないほうがいいんじゃない?

ユウ

そうだな。

ミク

じゃあこれからは、私がユウくんといっぱいはなしてもいい?

ユウ

いいよ

ミク

やったー!ありがとう!

〜翌日〜

アイ

ユウ

アイ

ミクからLINE来た?

ユウ

来たよ。

ユウ

ごめん。私勝手に。

ユウ

もういいよ。

ユウ

俺の悪口言ってんだろ

アイ

え…

アイ

言ってないよ。

アイ

いうわけないじゃん。

ユウ

ミクが言ってたぞ。

ユウ

あと、俺のこと全然好きじゃないとか。

アイ

それは・・

ユウ

やっぱり

ユウ

もういいよ。アイとは関わらない。

アイ

ちょっと待ってよ。

アイ

ねえユウ!

アイ

既読ぐらいつけてよ。

数時間後

アイ

ミク私悪口なんか言ってないよね?ユウ何か勘違いしているみたい。まさか嘘なんかついてないよね?

ミク

なに?

ミク

私が言ったって言ったらユウくんは、信じた。これが真実なの。

アイ

なにそれ?嘘ついたってこと認めるの?

ミク

認めるよ。

アイ

なんでそんな嘘つくの?

ミク

分からないの?

ミク

アイのいじめを指示してたのは全部私なの

アイ

え?嘘でしょ?

アイ

だって私をかばってくれてたじゃん

ミク

あれも全部演技

ミク

みんな私がかばうって知っててアイをいじめてた

アイ

なんでそんなことするの?

ミク

まだ分からないの?

ミク

私はあなたを利用したの

ミク

あなたは、ユウくんの幼なじみでしょ

ミク

だからあなたに近づいて優しくした。

アイ

そんな、ほんと最低。

ミク

最低でもいいよ

ミク

だって私ユウくんと付き合いたいだけなんだもん。

ミク

最初からあなたに興味なんてなかった。

ミク

でも私はユウくんが好きなの

アイ

好きだからっていじめるのは違うと思う

ミク

あなたがユウくんと仲良くするからむかついたの

ミク

別に仲良くしてなかったらいじめてなかった。

アイ

ほんとふざけないで

アイ

絶対にこんなの間違ってるよ

アイ

やめてほしい

ミク

そんな口の利き方してもいいの?

ミク

またいじめるよ?

ミク

わたしは直接手を下さないけどねw頭いいでしょ?

アイ

ほんと最低。

ミク

まだ反抗してるじゃん

ミク

強い子だね

ミク

謝ったほうがいいんじゃない?

アイ

謝らない。

ミク

わかったじゃあ覚えときなw

〜翌日〜

ミク

今日の学校どうだった?

ミク

たのしかった?

アイ

たのしくない

ミク

そりゃあそうかw

ミク

トイレに入れば水をかけられ、お弁当はゴミ箱。

ミク

極めつけは自転車パンクさせてサドルを川に捨てたことかなw

ミク

どうだった?私ってやっぱりセンスあるよね?

アイ

やめて

ミク

やめない

ミク

だって謝らないんだもん

ミク

あ、そういえばユウくんと仲良くするのもやめてね

ミク

もう二度と関わらないで

アイ

そこまでしなくてもいいじゃん

ミク

あ、やっぱりあんたユウくんのこと好きでしょ?

アイ

好き。

ミク

やっぱりね。じゃあなおさら関わらないで

ミク

わたしは、ライバルは一人残らず排除したい性格なの。

ミク

まあ、あなたみたいな女ライバルでもないか

ミク

いじめられっ子の陰キャ女だもんねw

ミク

それに比べてわたしは、友達のおおい1軍陽キャ

ミク

比べようがないよねw

アイ

比べようが無いよね

アイ

でも、私は、ユウのことが大好きなの。

アイ

それは譲れない

ミク

しつこいな

ミク

じゃあ明日は、カンニングしたって先生に言ってやろーかなw

ミク

これ言ったらもう学校に居られなくなるんじゃない?

アイ

もうやめて!ごめんなさい。

アイ

もうユウとは関わらない

アイ

これで許してくれる?

ミク

よくできました

ミク

もうあなたと関わる必要がないから私に話しかけないでね

アイ

わかった。

〜3日後〜

ミク

ユウくーん!

ユウ

どした?

ミク

何にもなーい

ミク

呼んでみたかっただけー

ユウ

なんだよそれだけか

ミク

あのさちょっと聞いてほしいことがあるんだけど

ユウ

なに?

ミク

私ユウくんのことがすきになったみたい

ミク

付き合ってくれるよね?

ユウ

ごめんなさい。

ミク

なんで?私の何がいけないの?

ミク

顔は可愛いほうだと思うし、アイを助けてあげるやさしさもあるよね?

ミク

そして、クラスの人気者

ミク

ユウくんと私が付き合ったら人気者カップルだよ

ユウ

人気者カップルかもしれないな

ユウ

でも全部知ってんだよ

ユウ

お前がアイをいじめてたんだろ?

ミク

へ?

ユウ

なんかおかしいと思っていじめてたやつらに話を聞いた。

ユウ

そしたら全部喋ってくれたよ。

ミク

なに?どういうこと?

ユウ

アイにいじめれれている理由は、あるのかって聞いたことがあった

ユウ

その時に理由は、よくわからないって言ってたんだ。

ユウ

それでおかしいと俺は思った。

ミク

アイの身に覚えがないだけで何か理由があったんじゃない?

ユウ

ちがう

ユウ

アイがいじめられていたのは俺のせいだったんだ

ユウ

ミクお前だろアイをいじめてたのは

ミク

へ?なんでそうなるの?

ユウ

だから全部聞いたって言ってるじゃないか

ミク

そんなの何の証拠にもならないよ

ミク

あ!そうだ誰かが私をおとしめようとしてるんだ。

ミク

そうだそうだ

ミク

わたしって人気者だからつい恨まれちゃうんだよね

ユウ

トークみた。

ミク

へ?なんの?

ユウ

アイとお前の

ミク

何のこと?私にはさっぱりわからないんだけど

ユウ

ここにきてもまだいいわけか

ユウ

こんな奴が人気者になるんだな

ミク

アイがトークを見せれるわけない

ユウ

よくわかってるな

ユウ

いくらお願いしてもミクに悪いからの一点張りでトークを見せてくれなかった。

ミク

そうでしょやっぱり見てないんじゃん

ミク

わたしにカマかけただけね

ミク

ほんとそういうのやめてよ。

ユウ

でも俺は、決定的な証拠が欲しかった。

ユウ

スマホを開くことさえできればいい。

ミク

だから俺は、アイのコップから指紋を採取してそこから指紋認証でスマホを開いた。

ミク

何やってんの?そんなん犯罪じゃん

ユウ

お前のやっていることのほうが犯罪だろ

ユウ

俺に近づくためにアイと仲良くしようとしたのは百歩譲っていいとしよう

ユウ

でもいじめるのは違うだろ

ミク

わたしは本当にユウくんのことが好きだから

ユウ

好きだからって何でもしていいのか?

ミク

いいとは思ってない。

ミク

でもこの方法が一番手っ取り早いと思ったの。

ユウ

手っ取り早いってなんだよ

ユウ

恋愛ってそんなに軽いものなのか?

ユウ

好きな人にどうやったら喜んでもらえるか考えて考えて時間をかけて

ユウ

ゆっくり好きになってもらうものなんじゃないか?

ユウ

俺なんか10年以上かたおもいしてるよ。

ミク

へ?

ユウ

ゆっくりしすぎかな

ユウ

俺は、アイのことが好きだ

ユウ

だからお前とは付き合えない

ユウ

ましてや好きな人をいじめるようなやつとはな

ミク

ちょっと待てよ

ミク

私はユウくんのことが好きなだけなの

ミク

既読ぐらいつけてよ

〜数時間後〜

ユウ

アイ

ユウ

ミクにいじめれれてたんだろ?

アイ

なんで知ってるの?

ユウ

まあ色々と調べたんだ

アイ

そうだよ

ユウ

もう大丈夫だ!

ユウ

もうミクはいじめない

アイ

え?まさかユウが助けてくれたの?

ユウ

まあ助けたって感じになるのかな

アイ

昔から私ユウに助てもらってばっかりだね

アイ

ほんといつもありがとう

アイ

いつ頃からミクが怪しいって思ってたの?

ユウ

アイが勝手にミクにLINEを教えたときかな

アイ

そんなとこで?

ユウ

だってアイってそんなことする奴じゃないじゃん

アイ

でもあの時ユウ怒ってたよね?w

ユウ

うるさい

アイ

やっぱりー

ユウ

でもあの後考えたんだ

ユウ

アイがこんなことをするのはおかしいって

ユウ

だからミクのいじめに気付けた。

アイ

ユウは私のことなんでもわかってるね

ユウ

当たり前だろ!

ユウ

だってさ

ユウ

好きなんだから

アイ

アイ

え?

アイ

私のことが?

ユウ

それ以外ないだろ

ユウ

ずっと言えなかった

ユウ

大好きだ

アイ

今?

アイ

なんかもっとタイミングとかあるでしょ

ユウ

ごめん

ユウ

ずっと言いたかったけど言えなかった

ユウ

アイは俺のことどうおもってる?

アイ

すき

アイ

ずっと前から

アイ

多分ユウより前から

アイ

ずっと

ユウ

俺と付き合てください!

アイ

もちろん!

アイ

よろしくお願いします!

〜1時間後〜

ミク

アイ

ミク

謝りたいからLINE見てほしいな

アイ

謝るとかもういいよ

ミク

あのさ、私まだユウくんのことが好きなの協力してくれるよね?

アイ

協力はできない

ミク

なんで?

ミク

いいじゃん!

ミク

私はユウくんのことが好きなの。

ミク

わかってよ!

ミク

ただユウくんと付き合いたいだけなの!

アイ

私、ユウと付き合ってる。

アイ

ユウに告白された

ミク

へ?

ミク

噓でしょ?

ミク

嘘って言ってよ。お願い!

アイ

ほんと

アイ

大好きって言ってくれた!

ミク

やめて。

アイ

デートの場所どこがいいと思う?

ミク

やめて。

アイ

ずっと好きな人と付き合えるって最高だよ!

アイ

ほんとに明日からの生活が楽しみ

ミク

やめて!

アイ

ミクも早く彼氏作ったら?

ミク

もう無理

後日談

アイ

ミクの指示でいじめてきた子たちはみんな謝ってくれました

アイ

その子達とは今では仲良くしています。

アイ

ミクからのいじめはなくなり本当に良かったです。

アイ

いじめられていたことを先生に話したほうがいいと思うという話もありました。

アイ

しかし、事を大きくしたくないのでこのまま言わないでおこうと思います。

アイ

ミクからしたらありがたかったと思います。

アイ

しかし、ミクは中学時代の写真が出回って高校デビューだということが明らかになりました。

アイ

これをきっかけにミクはおとなしくなって教室の隅で本を読んでいるそうです。

アイ

私は、毎日楽しく過ごしています。

アイ

なぜならユウがいるから。

アイ

最近ではユウの足の人差し指が親指よりも長いことですごく盛り上がりました。

アイ

日々のたわいもないことで笑っています。

アイ

これからも最高の彼氏と最高の日々を送っていきます。

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