TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

過去 元気side

青葉さんは、僕と同じチームだった。

前半戦、チームの点数が負けて雰囲気最悪な時も

青葉

大丈夫‼︎いつも通りがんばろーー‼︎

青葉

いやいや、頑張ってたじゃん‼︎

青葉

負けても悔いの無いような、サッカーしよう‼︎
サッカーは楽しむものだからさ!

元気

…そうですね‼︎

颯斗

そうだな。青葉の言う通りだ

みんなの雰囲気をよくしてくれる、チームで大切な存在だった。

とても明るくて、みんなを言葉だけで笑顔にできて…

マネージャーの仕事もきちんとできている。

完璧だった。

…でも。

瑠璃子

新しく入る、林 瑠璃子といいますぅ‼︎よろしくお願いします‼︎

颯斗

…まぁ、青葉の負担が少なくなるならプラスかもな。

元気

そうですね‼︎

僕は、瑠璃子さんが入ってきたとき、嬉しいと思った。

いつも頑張っている青葉さんの負担が減ると思ったから。

_________そして、今。

体がまるで、鎖によって、固定されているように動けない。

青葉

…よいしょ、

やっとの思いで立ち上がれた。

時計を見ると、

青葉

あ…っ‼︎もう朝ごはん食べてる時間…‼︎

私は急いで、ジャージを来て下へと降りた。

青葉

…おっ、遅れました…

瑠璃子

青葉先輩‼︎なに遅刻してるんですか⁉︎

青葉

ごっ、ごめんなさ…っ

瑠璃子

意味分かりません‼︎先輩のくせに…‼︎

…この朝ごはんは、昨日寝る時間も惜しんで作ったんだよ

瑠璃子ちゃんは、何もしないくせに…

なんで、私が注意されなきゃいけないの…?

なんで、私は「ありがとう」すら言われないの___?

一真

まっ、まぁまぁ落ち着けよ‼︎

元気

そうですよ、青葉さんだって遅刻したのこれが初めてじゃないですか!

青葉

ごっ、ごめんなさい…

瑠璃子

…もうっ‼︎今日は試合ですよ⁉︎ぼーっとしてないでくださいね⁉︎

青葉

…はい、

媚び売ってる君に言われたくないよ…。

チームは前半戦叩きのめされていた。

とてもチームの雰囲気は悪い。

青葉

瑠璃子

だーかーら‼︎青葉先輩ってば‼︎飲み物作ってくださいよっ‼︎

青葉

え…っ?で、でも…

瑠璃子

青葉先輩、ぼーっとしないでって言ったじゃないですか‼︎

この瑠璃子ちゃんの声は下手すれば観客まで聞こえる声だった。

元気

…言い過ぎじゃないですか?

瑠璃子

いいえ!大丈夫ですよ‼︎ここまで言わないとまたぼーっとしてますから‼︎

青葉

…っ

瑠璃子

早くしてきてくださいよっ‼︎

青葉

…あ、えっと…

一真

まぁまぁ、落ち着けって‼︎

キャプテン…一真くんは、この雰囲気に耐えられなかったのか、止めた。

青葉

もっとチームの雰囲気が悪くなった。

…ぼーっとしてた、私のせい。

青葉

…すいませんでした…私のせいで…

元気

_________私の、せい。

大生

…ねぇ、青葉ちゃん。

青葉

…なに?

私って、冷たいな…

大生

…なんで君のせいなの?

青葉

大生

誰が君のせいだなんて言った?

青葉

…っ、あれは、私が悪かったことなんです…

青葉

じゃ、じゃあ…

私は結局逃げてるだけ。

ただ、怖いだけ。

loading

この作品はいかがでしたか?

136

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚