作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
【注意喚起】 ・事故シーンあり ・BLあり ないふ多め ないふ付き合ってる設定です!! オールオッケーな方のみお進み下さい(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
作者です·͜·
花びらの散る暖かい春の日だった。
If
ないこ
If
If
ないこ
隣で酔っ払っているのはまろ
…俺の恋人だ
お酒を飲むと幼児退行しちゃうんだけど…
If
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
If
If
ないこ
このように、すぐに不意をついてくるのだ
…こんなまろが好きなんだけど…//
ないこ
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
そう言われてしばらく2人で桜に目をやる
初めてまろと2人きりで見る桜
それは、どの桜よりも綺麗に見えた
ないこ
If
If
ないこ
ないこ
If
If
ないこ
「まろと2人だからだよ」
そう言いかけた言葉を飲み込んだ
ないこ
今思えば
この時ここで言えばよかったのかもしれない
だって人生は
後悔ばかりなのだから_
ないこ
ないこ
If
If
そう言って片付けを始めようとした時だった
あの悲劇が起きたのは。
ないこ
ないこ
キキーッ!!
ガッシャァーンッ
大きな音が桜並木の中に響いた。
近くの人
近くの人
近くの人
ざわめく人達の声
俺には何が起きたのか分からなかった。
If
If
「ないこっ!!!!」
…君の声を最後に、俺の意識は途絶えた。
ないこ
ガララッ🚪
りうら
-hotoke-
初兎
悠佑
If
悠佑
If
りうら
悲劇は突然にやってきた。
…悲しいくらい、突然に。
ガッシャァーンッ!!
If
大きく響くにぶい音
…トラックと柵の間に見える、
桃色の…君の髪。
If
If
そっと近づく。
それはまぎれもない、君だった。
If
If
ないこ
If
ガラガラガラッ
看護師
看護師
If
If
頭から血を流し、見るからに痛々しい体
If
「助けて…っ…!!」
医師
医師
If
If
医師
医師
If
医師
医師
…聞く前から吐き気がするほど嫌な予感がしていた
あの光景を見てしまったら、何事もないはずがないだろう…
医師
医師
“機能障害”
詳しく知ってるわけでもないのに、体が震えていた。
医師
医師
If
If
If
If
If
言葉一つ一つが震える
治るに決まってる
きっと、きっと…
医師
医師が苦しそうな顔をしてこちらを見た
次の言葉が発せられるのが嫌だった
医師
医師
If
If
If
1ヶ月
1ヶ月の間、あいつの頭から俺らは消える
医師
If
If
ベッドに横たわる君
目が覚めたら、俺は頭から消えている
If
「なんでないこ だったん…?」
If
If
恐怖はいつしか 自分への怒りへと変わっていった_
りうら
-hotoke-
初兎
悠佑
突然呼ばれた名前に耳を向ける
悠佑
If
何も言えなかった。
怖かった。
口に出したら、全てを認めてしまったことになるようで。
りうら
-hotoke-
If
If
悠佑
If
If
目が覚めたら忘れられている恐怖
守れなかった後悔
色んな気持ちが重なって感情が溢れ出した。
If
If
初兎
悠佑
If
If
-hotoke-
If
りうら
If
If
If
俺は感情のままに泣きだし、 ないこが眠るベッドに顔を伏せた。
-hotoke-
If
悠佑
If
悠佑
悠佑
If
If
初兎
初兎
If
-hotoke-
りうら
初めて聞く話に、思わず耳をかたむけてしまった
ないこが花見を楽しみにしてくれていたことを知り
ただ、無性にうれしくなった。
If
If
If
悠佑
初兎
初兎
勘づかれていたのか…
そんな思いと同時に、こんなに優しいメンバーに巡り会えたことに感謝した。
If
悠佑
サアアァァッ…
ないこ
ないこ
ないこ
突然ふいた強い風に目が覚める
ないこ
そこは
…どこか見覚えのある桜の広がる1本道だった
ないこ
ないこ
奥まではっきりと見える一本道
それなのに、人影が1つも見つからない
ないこ
俺は桜並木に吸い込まれるように一本道を進む
ないこ
ないこ
ないこ
目の先に落ちていたのは、きれいな青色の花びらだった
ないこ
ないこ
サアァァ…
ないこ
ないこ
ゆっくりと目を開く
そこに広がっていたのは、きれいな青い花びら。
俺はそれを手にとる
ないこ
ないこ
…きれいだけど、 どこか儚い青色
それはまるで“あの人”と同じだった
ないこ
ないこ
ないこ
誰…?
無意識に頭に浮かんでいた “あの人”
…誰なのか思い出すことができなかった。
ないこ
ないこ
ないこ
何者かも分からない“あの人”
知らないはずなのに、俺のもやもやが晴れることはなかった
その時だった
ポツッ…
ないこ
ないこ
ポツッ…ポツッ…
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
俺が雨だと思い込んでいたそれは
道が埋め尽くされるほどに大量の青い花びらだった
ないこ
あるはずもない“それ”
不思議で仕方ないはずなのに
それなのに、自然と心が落ち着く
ないこ
If
If
ないこ
俺はその声にとっさに振り向いた
名前を呼ばれた気がしたんだ
どこか優しくて少し力強い、その声に。
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
いるはずもない誰かに向かって
か細い声でささやいた
ないこ
ないこ
If
If
ないこ
その声が聞こえるたびに頭を強く殴るような痛みが走る
でもきっと俺は
知ってるんだ、“この声”を
If
If
ないこ
ないこ
言葉は途切れ途切れだったけど
それでも俺には届いている
『みんな待ってるで』
行かなきゃいけないんだ
俺の場所はここじゃない
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
俺に反抗するかのように、桜がところどころに舞い散る
ないこ
ないこ
ないこ
まるで異世界のような空間は、 そこで途絶えた_
ないこ
ないこ
ないこ
作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
作者です·͜·
コメント
8件
( இωஇ )ウワーン 最初から涙でそうでした!! 続き待ってますね!