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ターゲット

やっ、やめてくれ!!

ターゲット

許して…、おねがっ!!

ツカサ

煩い

ツカサ

夜中に大声など出すな

ターゲット

か、金か?金ならいくらでも出す!

ターゲット

いい話じゃないか!な?だから…

ターゲット

ひっ、な、なんでもするから!

ツカサ

そうか、じゃあ消えてくれ

天馬ツカサ

ここら一帯に潜む、とある✘し屋組織の一員

詳細は不明である

ツカサ

もしもし、アキトか?

ツカサ

ああ、悪いが処理をお願いしたい

ツカサ

…ああ、宜しく頼む

アキト

…あ!ツカサさん、お疲れ様です

ツカサ

ああ、アキトか

ツカサ

さっきは助かった。感謝する

アキト

ま、それがオレの仕事なんで

ツカサ

そういえば、エムはどうした?

ツカサ

今日は夜から仕事だと言っていたが…

??

絶対駄目!!

??

そんなの危ないって!

??

で、でも仕事だし…

??

じゃあわたしがルイに掛け合ってくる!

??

ちょっとネネちゃ…

ツカサ

相変わらずだな、ネネ

ネネ

は?なに、邪魔なんだけど

ネネ

わたし今からエムの仕事消してくるの。退いてくれる?

ツカサ

与えられた仕事はやるべきだ

ツカサ

それにエムは承諾していないだろう

ネネ

アンタに関係ないでしょ!

エム

わ〜ん二人とも喧嘩しないで〜!!

アキト

ったく、全然変わんねぇな…

アキト

はいはい、落ち着いてください

アキト

クサナギもそれ以上騒いだらあの事ボスにバラすからな

ネネ

うっ…わかったわよ

エム

あの事?

ツカサ

なんだ?あの事って

アキト

この間ボスが大切にしてた花瓶、割ったんすよコイツ

ツカサ

成程な

ネネ

は?!ちょ、なんで言うのよ!

ネネ

ほんとアンタ嫌い!

アキト

嫌いで結構だ

ツカサ

(む?エムがソワソワしている…)

ツカサ

(…ああ、抜けづらいのか)

ツカサ

そういえばエム、今から仕事なんだろう?

エム

…!そうだった!

アキト

おー頑張ってこいよ

エム

はーい!鳳エム、頑張りま〜す!

ネネ

ねえ、やっぱりわたしもついて行っちゃ…

ツカサ

お前は戦えないだろう

ネネ

あ〜〜っ!!煩いツカサ!

アキト

はよ行け

ツカサ

いい加減治らないのか?そのエム依存

ネネ

治るわけないじゃない。高校からずっとなんだから

アキト

流石に呆れるわ

ネネ

で?アンタたち何処行くつもりだったの?

ツカサ

オレはボスに報告に

アキト

オレは特に〜

ネネ

ちょうどわたしもルイに用があったからついて行ってあげる

ツカサ

頼んでないぞ。

ガチャ

アキト

失礼しま〜す

ルイ

おや…アキトくんじゃないか

ルイ

ノックぐらいしてくれないと…

ルイ

あれ、ネネも…ツカサくんっっ?!

アキト

うるさっ

ツカサ

きゅ、急に大声を出さないでくれ!

ルイ

あ、ご、ごめんなさい…

ツカサ

(やはり、オドオドしているな…)

ツカサ

(オレと対話するときはいつもこうだ)

ツカサ

(オレ、ボスに嫌われてるのか…?)

ルイ

えっと…どうしたんだい?

ツカサ

さっきの仕事の報告に来た。

ルイ

ああ、そっか!

ツカサ

ターゲット25は排除した。だが、情報は得られなかった。

ルイ

うん、ありがとう。これからも引き続き宜しく

アキト

何の依頼っすか?それ

ルイ

ずっと追ってた組織のトップがようやく尻尾を出したんだ

ルイ

それで今はその情報集め。

アキト

ふーん

ネネ

あ、そのことだけどルイ

ネネ

新しいの入手したから後で送っとくね

ルイ

ほんとかい?助かるよ!

ルイ

ふふ、ネネは優秀だね

情報屋のネネはいつもたくさんの情報を何処からか入手してくる

ネネ

あ、後エムの仕事!

ツカサ

結局言うのか…

ルイ

あーはいはい、善処するよ

ネネ

まだなんにも言ってないでしょ!

ルイ

もうそれ聞き飽きたよ…

ツカサ

ほら、用事も済んだことだし戻るぞネネ

ネネ

ちょっと待って!ルイに…

ツカサ

わかったから!

ツカサ

じゃ、ボスまた。

ルイ

うん…!

ルイ

はぁぁぁぁ……♡

ルイ

ツカサくんかっこよかったなぁ…♡♡

アキト

相変わらずっすね

ルイ

アキトくんも見たかい?最後!

ルイ

また、だって!はぁ…好きだなぁ

アキト

何処がいいんだか

この通りルイさんはツカサさんを好いている

一目惚れ、この人はそう言っていた

ルイ

ねえアキトくん、僕変じゃなかったかな?

アキト

バリバリ変でしたよ

アキト

オドオドしてたし…

ルイ

うぅ…だって緊張するんだもん

ルイ

ツカサくんかっこいいから…

アキト

全く…さっさと告白すればいいのに

ルイ

できるわけ無いだろう?まともに話すことすらできないんだから…

アキト

2年も相談役やらされてるオレの身にもなってください

ルイ

はあ…ツカサくんと上手く話せるようになりたいなぁ

アキト

(本当に不器用だな…うちのボスは)

数日後

アキト

この服もいいな…お、こっちも新作出てるのかよ

アキト

あ゛〜、金たりねぇ…もっと仕事増やしてくれねぇかな

プルルルルル

アキト

ん?電話か…一体誰から…

アキト

_もしもし?

ツカサ

_おお、アキトか?夜遅くにすまん

アキト

_別に、まだ寝るつもりもなかったんで

アキト

_でもどうしたんすか?アンタからなんて珍しいじゃないですか。

ツカサ

_ああ、少し相談に乗ってほしくて

アキト

_オレ、そういうの向いてないんすけど

ツカサ

_お前が一番適任なんだ

ツカサ

_ボスについてなんだが…

アキト

(ボス?なんでツカサさんが…)

ツカサ

_実は、最近…というよりずっとボスから避けられていてな

ツカサ

_オレが話しかけると体をビクつかせて逃げて行くし…

ツカサ

_もしかすると、ボスから嫌われているのかもしれん…

ツカサ

_オレは知らないうちにボスに何かしてしまったのだろうか…?

アキト

(ボス…)

ツカサ

_確かお前が一番ボスと付き合い長かったんだよな?

ツカサ

_何かわかれば教えて欲しい

アキト

(アンタ、嫌われてると思われてますよ…!!!)

アキト

_い、いや…そんなことないと思いますけど

アキト

(むしろ逆だよ)

ツカサ

_む、そうか…

アキト

(あ゛〜、いいてぇ…)

アキト

(ボスはアンタのこと好きなんだって…)

ツカサ

_ずっと気になっていたんだ。話を聞いてくれて助かった

アキト

_ああ…はい。じゃ、また

アキト

(…めんどくせーっっ!!!)

うちのボスは恋愛初心者です!

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