バン!!!!(ドアが開く音)
友達1
誰!?
鈴木 肇
はあ、
鈴木 肇
あれほど忠告したのに、無視ですか。
瑠璃川 樺恋
鈴木!?
友達2
なに?笑 好きな子を守りに来た!っとか?笑
友達4
こんな地味男くんが?笑笑 ありえなーい笑笑
友達3
非力そうだし笑
鈴木 肇
いえ、全く。
鈴木 肇
…でも、これが問題になってしまうとめんどくさいので。
瑠璃川 樺恋
(これも結構めんどくさくない…?)
鈴木 肇
ていうかさっきまでの会話全て録音してありますし、
鈴木 肇
これを先生が見てしまうと…どうなるか、分かりますよね?
鈴木 肇
…ちなみに、今のうちに辞めておくと、このことは先生には言いませんよ。
友達3
え…ちょっとそれヤバイんじゃない?
友達2
どうするの…?逃げる?
友達4
先生にバレるのは…
友達1
チッ、もう飽きた。行こ。
~
瑠璃川 樺恋
ちょっと!!これ、先生に見せないとかどういうつもり!?
鈴木 肇
まずは感謝でしょ。小学校で習わなかったんですか?
瑠璃川 樺恋
まあ、それは、ありがと、
瑠璃川 樺恋
でも先生に…!!!
鈴木 肇
ああ、これですか?あんなの嘘に決まってるじゃないですか笑
鈴木 肇
もちろん見せますよ笑笑
瑠璃川 樺恋
ほんと性格悪いわね…
鈴木 肇
それより、あなたよくあの状況で平気でいられますね。
瑠璃川 樺恋
こう見えても、私格闘技習ってたの。だから私一人でも十分だったわ!
鈴木 肇
…それでも、相手は大勢で、あなたは女性です。
鈴木 肇
少し危機感持っておいてくださいね。
瑠璃川 樺恋
…
鈴木 肇
…まあ、僕はこの録音したものを先生に見せて行くので、
鈴木 肇
それでは失礼します。
瑠璃川 樺恋
(…変なの。)