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第13話「脆いもの」、読み終えました。このエピソードは「絆の脆さ」をテーマに、幼少期の突然の友情の終わりと、現在の碧斗くんとの関係の不穏な空気が対比されていて、構造が巧いですね。特に「通信できないから」という一言で終わった日奈との関係と、今の優衣さんが手を振り払われるラストが重なる構成——物語としての整合性が感じられました。あの終わり方、次が気になりますね。
涙だよ!
米将軍
涙だよ!
米将軍
涙だよ!
米将軍
涙だよ!
米将軍
涙だよ!
米将軍
ある日のこと
優衣
そう言いながら手を掴んだ
ペシッ
優衣
なんで碧斗は今、
私の手を振り払ったの、?
友情なんてのは、絆なんてのは
ちょっとしたことで、
なんでもない一言で
簡単に崩壊してしまうほどに
脆くて、とても儚いものだ
小学2年生くらいの頃まで、仲の良かった子がいた
優衣
日奈
私は放課後児童館に通っていた
児童館の写真の中には、
あの子に手を引かれている私の写真もあった
日奈
優衣
放課後の遊び方はだいたい決まっていた
日奈と私の家はそこそこ近くて
お互いが3DSを持っていたから
日奈の家の玄関前の階段に座って
「とびだせどうぶつの森」
というゲームの通信機能を使って遊んでいた。
優衣
日奈
お互いの村に遊びに行きあっては
今となっては何が楽しいかわからないが
お互いの村を駆け回っていた
私は日奈の家族とも交流があった
日奈母
優衣
日奈の家であったBBQにも参加させてもらっていた
毎日、毎日、そうやって遊んでいた
私の友達との関わり方が
狭く、深く、仲良くなるというスタイルだったのもあり
日奈とはとても仲良くしていた
この日々が永遠に続くと思っていた
あの時までは
はじめにも言った通り
人の友情や絆なんてものは
ちょっとしたこととか
何気ない一言とか
そんなもので簡単に壊れてしまう
そんなに脆いものだ
ある日のことだった
その時私は2年生になっていたような気もするし
まだ1年生だったような気もする
それぐらいの頃のことだった
ピーンポーン
優衣
チャイムのカメラ機能を使って誰がきたのか覗くと
そこには日奈の姿があった
優衣
優衣
優衣
ガチャッ
日奈
優衣
優衣
その後帰ってきた言葉は
突然誰もいない方向からグーパンチが飛んできたみたいな
そんな予想もできないものだった
日奈
優衣
日奈
なんで?
それが頭を埋め尽くした
こんな理由が?あんな理由かも?
頭がぐるぐるした
そこには呆然として立ち尽くす私だけが残っていた
私の記憶が正しければ
その日から日奈と私は一切話さなくなった
通信できないなら、他の遊びをすればいい
そんなことは分かっていた、はずだ
それでも何故か全く話さなくなり、
当然、一緒に遊ぶこともなくなった
teacher
teacher
ある日、先生はそんなことを言った
突然名字が変わるというイベントにみんなは興奮気味だった
teacher
またある時、担任が言った
今までずっと私が知っていて、仲良くしていた上川日奈
彼女は堀山咲良となった。
何度も何度も呼んだ日奈という名前が
この子のものではなくなったとき
今まで遊んできて記憶も、記録も
何もかもが消え去りそうな気がして
寂しさと悲しみと恐怖を感じていたのを思い出す。
今となっては、あの子は私が怖気づくくらいの
一軍陽キャの一員となっていて
私はただの陰キャ。
この、隙間を埋める勇気は私にはない。
そして、その隙間が埋まるときは来ないだろう
保険委員長 颯太
保険委員長 颯太
碧斗
碧斗
優衣
碧斗
優衣
ここの絆は壊れないといいな...!
涙だよ!
ルザク
涙だよ!
ルザク
ルザク
涙だよ!
涙だよ!
涙だよ!
涙だよ!
涙だよ!
ルザク
涙だよ!
ルザク
ルザク
ルザク
涙だよ!
涙だよ!
涙だよ!
ルザク