〇〇side
〇〇
あっつ〜…
なんでこんな猛暑日に限って、
日傘と飲み物忘れるかなぁ…
はぁ…ほんっとについてない
あ、やば。フラフラしてきた…
〇〇
とりあえず、ベンチベンチ…
〇〇
よいしょ…っと
日陰のあるところにベンチ置いてよ…
大我side
北斗
なぁ、京本
大我
なに?
2人きりの時は基本話さない北斗が
俺に話しかけてきた
デビュー当時は、 同じ空間にいるのですら気まずかった俺らだけど
今はそうでも無い。 話しかけられたら話す。そういう距離
北斗
あの子、なんかやばくね?
大我
どの子?
北斗
ほら、今ベンチで横倒れている子
北斗
こんな猛暑日なのに、飲み物も日傘も持ってない
北斗
それどころか、ここ日陰ほとんどないぞ
大我
確かに
大我
熱中症かな?
大我
だとしたらやばくね?
北斗
とりあえず行こう
大我
マネージャーさん、一旦ここで停めてください
〇〇side
駆け寄ってくる足音が聞こえる…
誰だろ…
誰かが、助けを呼んでくれたのかな…?
北斗
あの、大丈夫ですか?
大我
大丈夫ですか?
〇〇
…
大我
北斗、連れて帰ろう
北斗
だな
北斗
京本、俺背負うから車のドア開けて
大我
わかった
京本…?北斗…?
〇〇
あ…あの…
北斗
ん?
〇〇
もしかして…すとーん、ず、の…
大我
北斗!早く!
北斗
あ、あぁ…
北斗side
大我
え?SixTONESの…そう言ったの?この子
北斗
うん
北斗
この子、もしかして俺らのファンの子なんじゃないかな?
大我
うーん…
大我
俺らを知ってるってことは、おそらくファンの子だろうね
北斗
とりあえず、この子が目を覚ましたら話聞こ
大我
だな
家の外見と中身はこんな感じだよ!
ーガチャー
ジェシー
おかえりー
大我
ただいま
大我
慎太郎とジェシー、悪いんだけどそこ空けてくんない?
慎太郎
え、なんで?
北斗
ごめん、空けて
ジェシー
あ、うん。慎太郎
慎太郎
はいよー
北斗
よいしょ…っと
北斗
慎太郎、冷えピタか何かある?
慎太郎
冷蔵庫にあるんじゃない?取ってくる?
北斗
お願い
大我
俺冷たい飲み物持ってくるよ
北斗
ありがと
慎太郎
どうしたの?その子
大我
こんな猛暑日の中、日陰のない公園のベンチで横倒れになってたんだ
北斗
俺たちが仕事帰りで通ったから良かったけど、
北斗
通らなかったらやばかったな
〇〇
ん...
北斗
あ、
〇〇side
涼しい…
それに誰かの声がする…
〇〇
ん…
北斗
あ、気がついた?
〇〇
ここは…
北斗
俺たちの家だよ
〇〇
SixTONESの…
大我
気を失う前をそう言ってたみたいだけど、俺たちのこと知ってるの?
〇〇
あ、はい…
〇〇
ファンクラ入ってますので…
ジェシー
え!?まじ!?
〇〇
(ビクッ!
慎太郎
ジェシー、驚いてるから
ジェシー
あ、ごめんごめん笑
〇〇
あの…私…
北斗
猛暑日の中、あんなところにいたら熱中症になるよ?
〇〇
すみません…
北斗
怒ってるわけじゃないのよ
北斗
慎太郎、確か一室空いてたよね?
慎太郎
うん
北斗
案内してあげて
〇〇
でも…
北斗
今は、誰もいない部屋で涼しく過ごすのが1番だよ
〇〇
わかりました
慎太郎
じゃ、行こっか
〇〇
はい
ーガチャー
慎太郎
ここどうぞ〜
〇〇
ありがとうございます
慎太郎
何かあったら言ってね〜
〇〇
はい
ーパタンー
〇〇
ふ〜…
ちょっと待て
やばくない???
SixTONESの家に来ちゃったよ
シェアハウスしてるのは知ってたけど、
こんな立派な家とは…。まぁ、当たり前か
ーコンコンー
〇〇
はい
北斗
お昼ご飯用意したけど、食べれそう?
〇〇
はい
北斗
じゃあ、下に降りてきてくれる?
〇〇
わかりました