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茉子
加奈、今日はありがとね！
茉子
これ、加奈の手作りなんでしょ？
加奈
そうだよー
加奈
私最近、ケーキづくりにハマってるんだ
茉子
すごい！
加奈
もう食べた？
茉子
今から食べるとこ！
茉子
加奈
味はどう？
茉子
美味しい！
茉子
でも
茉子
ちょっとまって
茉子
これ変なもの入れてないよね？
加奈
変な味した？
茉子
うーん
茉子
なんて言うか
茉子
んーまぁ変な味だねぇ
加奈
ホント？
加奈
何がいけなかったのかな…
茉子
えー…
茉子
加奈が間違えてそんな事すると思えないなー
加奈
うーん…
加奈
とりあえず食べるのやめとけば？
茉子
そうする
茉子
茉子
ん？
加奈
どうした？
茉子
何か
茉子
いきがくるし
加奈
茉子？
加奈
どうしたの？
茉子
たすけて
茉子
たすけて加奈
加奈
茉子！
茉子
加奈
茉子？
加奈
もう死んじゃったかな？
加奈
私ね、あのケーキに毒を入れたんだ
加奈
うざい茉子を消したいって思ってさwww
加奈
茉子が鈍感でよかったw
茉子
鈍感はそっちでしょ
加奈
は？
加奈
茉子！？
加奈
何？幽霊？
茉子
違うよ
茉子
人勝手に殺さないで
茉子
私は生きてる
加奈
なんで…？
茉子
全部知ってたよ
茉子
加奈がケーキに毒をいれた事も
茉子
私の事が嫌いだった事も
茉子
こうして私が死んだあとに、メッセージするつもりだった事も
茉子
最も、私は死ななかったけど
加奈
どうして！
加奈
私の事親友だと思ってたんじゃなかったの？
加奈
親友ならそんな事しないとか
加奈
思わなかったの！？
茉子
親友だと思ってたよ
茉子
前まではね
茉子
私がいじめられるようになった時
茉子
加奈は止めてくれなかったでしょ？
茉子
私は、加奈がいじめられてた時、必ず止めてあげてたのに
加奈
それで嫌いに
茉子
ううん
茉子
それでも私は加奈が好きだった
茉子
加奈が私がいじめられてるのを笑って見てても
茉子
消しゴムを投げつけられてうずくまった私の事を加奈が蹴った時も
茉子
私に重い荷物を持たせてわざと転ばせて、起き上がれない私をみて罵ってた時も
茉子
加奈の事は
茉子
嫌いになんてならなかったよ
加奈
じゃあ、いつ！
茉子
今も私は、加奈が大好きだよ
茉子
でも
茉子
もう…親友じゃないよね
茉子
少なくとも加奈はそう思ってるんでしょ？
茉子
ねぇ加奈
茉子
どれだけお互いがお互いを好きだとしても
茉子
上手くいかない事もあるんだよね
茉子
それで、片方が片方を嫌いになったら
茉子
もう片方もその人を親友だと思えなくなると、私思うんだ
加奈
茉子…
茉子
最初にも言ったけど
茉子
私ももう
茉子
加奈の事親友だと思ってないよ
茉子
だからね
茉子
茉子
今日加奈がうちに来た時に
茉子
お茶に毒を入れたんだ
加奈
は！？
茉子
大丈夫、すぐには死なないから
茉子
毒って言っても、加奈にあげたのは劇薬で
茉子
多量だと即死だね
加奈
じゃあ、定期的に私にそれを飲ませる気なの？
茉子
違うよ
茉子
もしそうならこんな種明かしなんてしてないよ
茉子
その薬はね
茉子
多量摂取すれば即死だけど
茉子
少量だけ摂取すれば
茉子
少しずつ毒が効いていって
茉子
苦しんで死ぬんだって
加奈
加奈
そんなの
加奈
茉子が疑われるだけだよ
茉子
ううん
茉子
いずれにせよ、私
茉子
自殺するつもりだったから
茉子
今から死ぬんだ
加奈
え！？
加奈
そんなのダメだよ！
茉子
あんたが死んだ後に
茉子
私の事を皆が疑えばいいと思ってるんでしょ？
茉子
お見通しだよ
加奈
お願い茉子
加奈
許して…
茉子
そろそろ薬の効き目が出る頃だね
茉子
じゃあここら辺で、私は死にますか
加奈
あれ？
加奈
私、なんだか
加奈
資力が落ちた見たいだよ
茉子
変換間違えてるよ
茉子
視力が落ちた、でしょ？
加奈
なゆてかいてあふかみえやいよ
加奈
しかちにもやがきってるんだ
茉子
何言ってんの？
加奈
いかすめつなちで
加奈
ばちさよあや
茉子
うーん
茉子
取り敢えずあの世で会おうね！
茉子にブロックされました
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