歌うがない世界とアーティストの武道君

さあ星の子たちよ よくお眠りなさい

輝きは鈍らない あなたたちならば

さあ星の子たちよ よく狙いなさい

またたきを許さない あなたたちならば

歌い終わると一瞬は無音だが

すぐ黄色い悲鳴と

拍手と

泣く声が聴こえた

何年スポットライトにあたり続けただろう

高校生からだから…10年はあたっている

アーティストととして活動して

27歳でこの活動に終止符を打つ

最後の言葉を言い俺は舞台から降りる

ファン達の大きな声をおいて

ライブの服を脱ぎ片付けをしたらマネージャーに家まで送って貰う

このマネージャーは俺が活動を始めた頃からいた人だ

今思い出すと本当にお世話になった

冗談だけど

こんな他愛のない話も終わるのかと思うと悲しいなと思う

マネージャーさんのような人がいたから俺は立ち続けたと思う

俺は天才とか一番星とか言われてて

そう言われて嬉しかったしその分のプレッシャーと言う重みもあった

だからああゆう人がいてとてもプレッシャーが和らいだ

これから先の事を声に出して考えてると…

グサッ

急に腹部に傷みが走った

すぐにナイフが俺を襲ったとわかった

でも……

その人はパーカーで顔を隠してたから誰かも分からない

何か俺はやらかした？と考えると……

俺によって活躍出来なかった人達や

俺の行動に反感を持っていた人達など

数が数えれない位いた

ダメだ…限界が近ずいてきた……

来世……では

音楽をやってなかったら…

中学生の時の部屋だ

楽器が沢山置いてあるからわかる

走馬灯か何か？

え？走馬灯じゃなかったら何？

もしかして……

だったらそれはやばくない？

ちょっと1回落ち着こう……

もしこれがタイムリープだったら今俺は中学生

だったら時間は……

こっから30分だから……

うおおおおお！！

ついでにテレビの位置とかも変えたぜ！

今時間は7時だから……

あれ？なんか今更だけど……

歌う高さのマイクが無くない？

だったら…この時代はガラケーだけど……

タイムリープだったら今2004年だからこんな物はないのに……

じゃあこれは……

🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪

ポップコーンが弾けるみたいな音楽だな

てか歌わないんだ

気分転換の為に

5分後……

歌ってないんだけど〜！

てか……

なんで転生？したんだろう？

しかも音楽に歌うと言う概念がない世界(まだ分からないけど多分そう)

だったらさ……

だったらさぁ……

歌を届けてやる！！

ピンポーン

そっか音楽と技術が違うだけでそれ以外は変わらないから

俺の幼馴染はいるもんな

次回に続く