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夢主
第一印象は、かわいい、だった。 笑顔も、髪も、顔のパーツ1個1個が、全部ぜんぶ、かわいくて、 俺は
マイキー
兄貴の恋人に………????
あの日から姉ちゃんはよく家に来るようになった。洗濯とか、食べもんとか作ってくれたり、オレとエマが家に帰ると、
夢主
兄貴から貰ったといっていたエプロンをかけながらふにゃふにゃ笑う姉ちゃんを見ると心は何故か温かくなる。でもそれと同じくらいに冷たい、黒い何かが温かい何かを一瞬覆う。
エマ
マイキー
夢主
マイキー
エマ
マイキー
オレとエマのちっちゃい喧嘩を姉ちゃんはいつも微笑んでみていた。その目は完全に、弟、子供を見るような目で、 男としてオレは、見られていない。 なんでか分からないけど、なんか、いやだ。
オレが喧嘩から帰ってきた時だって、
マイキー
夢主
マイキー
夢主
マイキー
夢主
ピンクのかわいいハンカチでオレの顔やら手やらを拭いてくれた。 姉ちゃんがオレだけ見てくれてる。心配してくれてる。少し心が温かくなった。でも…
マイキー
夢主
マイキー
オレ自身でも自分がなんて言ったか分からない。オレ、なんで兄貴にちょっとイラついてんだ?姉ちゃんは兄貴の恋人だ。オレを兄貴から通して知るのは当たり前で、?、?、なんで?
冷たくて黒い何かはジワジワとオレの心を食ってった。それの原因はわからなくて、それにすらイライラした。喧嘩の数も最近増えた。でも何故か、原因を知らなくなかった。知るなと頭の奥底がいっている気がする。わかんないけど。
2003年8月12日
夢主
真一郎
マイキー
エマ
2人はなんだかよそよそしかった。顔を赤くしながらお互いをチラチラみていた。
なんか、嫌な感じがする?、いや、予感?予知??なんだこれ?目の前に危険が迫っているのに動けない感じ。生まれて初めての感覚だった。 そのとき口を開いたのは、兄貴だった
真一郎
夢主
姉ちゃんの笑い声が部屋に響いてさっきまでのすこしピリついた雰囲気とは真逆に、ふわふわとした、柔らかい雰囲気になった。
エマ
エマの目がキラキラと輝いていた。エマがいつもケンちんを見てる時の目と似ている。オレも、さっきよりも強く、黒い何かが深く強くなる。
夢主
あ
真一郎
夢主
エマ
真一郎
あ
あ
あ
そこでオレは気づいた。もしかしたら本能で感じ取ったのか、 紐が解かれた。箱が開いた。 そんな感じだった、 これは、 これは、、
オレが持ってちゃいけないモノだ。