なぁな
なぁな
なぁな
なぁな
なぁな
なぁな
なぁな
なぁな
If
皆が寝静まった深夜の住宅街に荒い息遣いが響く
ここ最近の残業に積もり積もった倦怠感に涙が溢れそうになる
If
If
If
ズキズキ
If
If
夜道で一人上司の愚痴をボヤいていると不意に頭が痛んだ
日々のストレスや今後への不安に押し潰されそうで泣いてしまった
If
ピピピピッ
If
目覚めは最悪で身体の痛みに増して咳まで出てきた
If
更に最悪なのは現在時刻が10時を回っていることだ
何で最低なのかって?
If
If
限界を訴える身体に気がつかないふりをして家を出た
If
飲み込まれてしまいそうなほどの熱の辛さ
呼吸も上手くできなくて話すことも立っていることですらままならなかった
意識すら保てない状態にもう自分が何をしているか分からない
だから倒れたことにすら気がつかなかった
ないこ
遠くで聞こえてくる足音も本当に聞こえていたのかも分からない
いふまろが倒れた
玄関の開く音がしたから「やっと来たな」なんて思っていた
でも数分待っても来なかったから怒られるとでも思っているのかと考え様子を見に行った
見に行ったら、倒れてた
声をかけても反応がなくて身体に触れるととても熱くて
とても不安になった
プチパニックになってしまい皆が来てベットに運んで今に至る
アニキはまろに付きっきりで子供組は泣いている
「何で話してくれなかったんだろう」とか「自分が早く気がつけていれば」とか
行き場のない思いが渦巻く中部屋の中もどんよりしてる
ないこ
悠佑
不意に頭に手が置かれた
ないこ
悠佑
りうら
hotoke
初兎
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
アニキはそう言ってに力無げに笑った
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
りうら
hotoke
初兎
悠佑
悠佑
初兎
悠佑
If
If
ないこ
ないこ
hotoke
ないこ
ないこ
hotoke
初兎
hotoke
ないこ
If
ないこ
If
hotoke
hotoke
If
hotoke
初兎
初兎
表示された体温は40.1℃
それを見た初兎は思わず声を漏らした
If
ないこ
If
いれいす
つい皆は言葉に詰まり沈黙が訪れる
悠佑
りうら
hotoke
そんな沈黙を破るようにアニキとりうらがお粥を持って入ってきた
そんな二人にほとけは体温計を見せた
悠佑
りうら
If
ないこ
If
悠佑
If
If
If
If
いれいす
一口二口は普通に食べていたまろだったが段々と苦しげな表情になってきた
If
悠佑
If
If
ないこ
If
初兎
hotoke
hotoke
If
りうら
If
If
ないこ
初兎
If
悠佑
hotoke
If
If
ないこ
悠佑
hotoke
初兎
りうら
hotoke
悠佑
悠佑
ないこ
If
いれいす
ないこ
悠佑
If
hotoke
If
りうら
If
りうらから体温計を受け取って脇に挟む
それを皆にバレないように少しずらした
ピピピピッ
初兎
If
バレていないことに安心してこれまで同様正常を装う
悠佑
If
正直また吐きそうだったがこれ以上迷惑をかけるわけにもいかない
ないこ
そのまま皆で朝食を食べ始めた
If
ないこ
悠佑
If
りうら
hotoke
If
ないこ
If
ないこ
If
悠佑
If
りうら
If
hotoke
初兎
If
If
家に帰りたいのは安心するから何かではない仕事をやるためだ
誰にもついてきてほしくないのはその仕事を見られたくないから
If
If
ないこ
If
If
If
If
悠佑
If
まろは家に帰ったがもちろん一人は流石に心配だ
ないこ
俺はまろが体調を崩したのはきっと仕事が忙しいからだろう
同じ社会人として忙しいのは分かるだけど無理をさせるわけにはいかない
ないこ
悠佑
りうら
hotoke
初兎
ないこ
ないこ
If
If
If
何度も倒れそうになりながらいつもの何倍もかけて家に着いた
無理して来たせいなのか余計に体調が悪化しているようです
あまりの辛さに涙がでてきた
If
If
書類に埋もれた机を見て何とか身体を動かすが
もう動く力すらなかったようで意識ごと身体は落ちていく
ないこ
倒れた、という意識はなかったがそんな身体を掴んでくれた手があった
If
If
薄目でその人物を確認するとメンバー達の姿があった
何でここに、と聞こうとするもこんな状態で保つはずなどなく
If
俺の意識は闇の中へ消えていった
遡ること数分前
ないこたちはIfの跡を追っていた
If
悠佑
ないこ
hotoke
りうら
初兎
If
ないこ
悠佑
If
If
If
If
hotoke
初兎
りうら
悠佑
ないこ
ないこ
悠佑
初兎
りうら
hotoke
悠佑
If
ないこ
If
If
目が覚めたらベッドの上だった
If
If
自分が何をしていたか
思い出すより先に仕事をやっていないことに気がつき
すぐさま取り掛かろうとした、が
ないこ
If
いつの間にか隣りにいたないこに制された
If
ないこ
それでなんとなく思い出した
If
ないこ
If
泣きそうな彼の声でそんなに心配させたんだと罪悪感に苛まれた
悠佑
お粥を持ったアニキが俺の頭を優しく撫でてくれた
そこでようやく理解した
If
辛いのを隠す方が周りに迷惑をかけてしまうんだ
hotoke
初兎
If
りうら
悠佑
ないこ
If
If
なぁな
なぁな
なぁな
なぁな
なぁな
なぁな
コメント
6件
あとフォロー失礼しますm(_ _)m
我儘で申し訳ないんですけどifくんの体調不良もっと書いて欲しいです!!
神様でしょうか?