TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

七不思議四番目 エルフの少女

19XX年、ほかのことは違うある子が生まれてきました。その子は耳が少し長く、先がとんがっていました。

周りと違うせいかその少女は「化け物」と言われてきました。

それから数年彼女が旅立ってしまいました。ですが数日後からその少女らしき姿をちょくちょく見かけたそうです。見かけたものはみんなこう言われたそうです

"「ねぇ、私と一緒に行こうよ」"

彼女は一体何をして欲しいのでしょうか? 探偵たちが今日も調査しに行きましょう

授業中

カキカキ

花穂

ん〜、あ、こうか!(小声

トントン

花穂

ひぁぁあ!!!

ていちゃあー

おい、高梨!!!!

ていちゃあー

授業中だぞ!!分かってんのかお前!!

花穂

す、すみません…

クスクス

ウケるんだけどw

高梨ってちょっと変なとこあるよなww

花穂

(え、でも誰かにた、叩かれたよね…?)

トントン

「ねぇ、一緒にいこうよ」

花穂

ひっ…

花穂

(な、な、ななんなの?!怖い…。もしかして七不思議の何かなの…!?後で放課後花子さんに聞いてみよう。)

数時間後

花穂

はぁ、やっと放課後だぁ…

明灯

かほ〜!

花穂

(なんか後ろから着いてきてる気がする…!)

花穂

私何んもしてないのにぃ…

スタスタ

明灯

え。ちょ、かほ!?

明灯

ま、待って

明灯

え、早!?

明灯

今日も委員会か何かなのかな…?

花穂

花子さん!!!!

花子さん

ん〜?どうしたの?

花子さん

って、あんた…

花穂

私なんかへ、変な人につけられてる気がするの…!!!

花穂

授業中もなんか変な声がして…

花子さん

えぇ、まぁそうでしょうね

花穂

え…?

花子さん

あなたの後ろに4番がいるもの

花穂

え、どういう

ばぁ!!!!

花穂

ひぁぁあ!!!!

花穂

ま、また!?

え、私の事見えないの?

花穂

…え?

バッ

エルフの少女

びっくりした?

エルフの少女

って腰抜かしちゃってんじゃん笑

エルフの少女

そんなにびっくりするなんて思ってなかった笑

花穂

え、えっと…その、あなたは?

花子さん

こいつは七不思議4番目、エルフの少女だよ

花子さん

自分と同じようなやつに話しかけてか来るんだよ、鬱陶しいよね〜

花穂

自分と同じ人…?

花子さん

うん、なんか虐められてたりクラスで浮いてる人?に囁いてくんの、キモイよねぇ

エルフの少女

そういうこと言うと私もさすがに怒るよ!?

花子さん

ごめんなさいねw

花穂

仲、いいんですね

花子さん

まぁ一応同じ部類の生き物だし?唯一私がよく喋れる子なのよ

エルフの少女

そうそう!なんか一緒にいてて飽きないよね〜

花子さん

で、あなたいつもは着いてくることないでしょう?

花子さん

囁いてどっか逃げるだけじゃない。どうしたの?

エルフの少女

ん〜、私いい加減成仏したいんだよね〜

エルフの少女

でもみんな怖がってすぐ逃げちゃうの

エルフの少女

でも最近花子が探偵ごっこみたいのやり始めて助手とか付けてくれたからその助手になら私の願い、叶えてくれそうだったから着いてきた!

花子さん

探偵ごっこって… しかも私の助手勝手に使おうとしないでよ!!

花穂

いいですよ

花穂

わ、私に出来ることがあるなら…!

エルフの少女

え、ほんと!?

エルフの少女

だってよ、花子((ニヤニヤ

花子さん

…はぁ。変なことだけはしないでよね

エルフの少女

やったね!

花子さん

で、私の助手をどうする気なの?あなた

エルフの少女

それはねぇ━━━

エルフの少女

ねぇねぇ!あそこのお店行ってみたい!

花穂

ちょ、ま、待って… 早いよぉ

エルフの少女

花穂が遅いだけだよぉ〜、時間限られてるし早く早く〜

花穂

うぅ…

花子さん

はぁ?一回でもいいから買い物に行きたい!?

エルフの少女

うん!

エルフの少女

私、虐められてたから友達いなかったの

エルフの少女

だから一回でもいいから友達みたいなことがしたかったの

エルフの少女

お願い。花子

花子さん

ぅ。はぁ… しょうがないわねぇ、行ってもいいけど条件よ

花子さん

時間は明日ね、最低三時間で帰ってきなさい。伸びても30分だけよ

エルフの少女

花子お母さんみたい〜笑

花子さん

んなっ…!!

エルフの少女

まぁい〜や、花子が喜ぶようなことしてきてあげるね(˶' ᵕ ' ˶)

花子さん

花穂に何かしたら許さないからね

花穂

(私ほんとにこの子と言っても大丈夫かな…?)

エルフの少女

まぁまあ、ちょっとね?

花子さん

はぁ、心配だわ…

花子さん

てかそもそもあなた校内から出れるの?

花子さん

普通は出れないはずだけど

エルフの少女

願いがこれだから出してくれるの!

エルフの少女

だから安心して!

エルフの少女

ねぇ、これ花穂に似合いそう!

エルフの少女

あとこれも!

エルフの少女

これもこれもこれも!!

花穂

ちょ、待ってよぉ…い、1個づつでお願いします…

エルフの少女

もう、しょうがないなぁ〜

花穂

…そういえばその、、名前とかあるの…?

花穂

私、五番さんの時名前、聞き忘れちゃったし…

花穂

友達なら名前で、、ね?

エルフの少女

………る

花穂

…え?

エルフの少女

こはる。佐藤小春

花穂

その、か、可愛い名前だね…!

花穂

よろしくね、…小春ちゃん!

エルフの少女

…!

エルフの少女

うん、よろしくね

エルフの少女

はぁ〜!楽しかったぁ〜

花穂

わ、私も!

エルフの少女

今日はありがとう、これで安心していけるや

花穂

小春ちゃん…

花穂

ねぇ、もうちょっとその、、のこってほしい、というかその…

エルフの少女

…!

エルフの少女

んふふ、ありがとうね、花穂!

エルフの少女

名前で呼んでくれたり、一緒にいたいって思ってくれる人いなかったからほんと嬉しい!!

エルフの少女

でもね、私たち七不思議はいずれは消えないといけないの。ほら、びっくりさせられて嫌でしょう?

エルフの少女

それに私もうやり残したことないの!この今がすごい幸せだから!!

花穂

あ、!ちょっと消えかかって…!

エルフの少女

そのちょっと自信なさげに喋るのやめな

エルフの少女

もっと明るく生きようよ、ね?

エルフの少女

これが私の最後の願い

花穂

小春ちゃん…

エルフの少女

ありがとうね、花穂!

エルフの少女

またね!

花穂

うぅ…小春ちゃん…

花穂

ヒッグッ…小春ちゃん、ありがとう…!

花穂

私、頑張って変わってみるよ!

花穂

おやすみ、小春ちゃん

やった!上手くできた

お母さん、行ってきま〜す!

ちょ、あなたどうしたの…?

ん?

親友からの願いごと!

今日から探偵になりました

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

30

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚