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呪術廻戦｢最恐の中学生｣

第7話 - 特別編ヴァンパイアになっちゃった☆

2025年09月08日

#呪術廻戦

#呪術廻戦夢小説

#二次創作

あめ

あめ(主)

えー、すみません……。

あめ(主)

過去編書くって言ってたんですけど、急に思いついてめっちゃ書きたくなって……。

あめ(主)

先にこっち書きますね……。

あめ(主)

桜が敵の術式でヴァンパイアになっちゃうお話です！

あめ(主)

ちょっと短いかも……？

あめ(主)

スタート！

任務中☆ 桜と釘崎しかいないよ

あめ(主)

ちなみに大蛇は今高専の寮の桜の部屋で寝てるよ〜。(現在時刻23時。ちゃんと桜は置き手紙を置いてきている。)

早乙女桜

……何このキモイの。まだ呪霊いたのかよ……。

呪霊

遘√?蜷ｸ陦?鬯ｼ縲(私の縄張りに入ってきたな。)

釘崎野薔薇

……何言ってるかさっぱりね。

呪霊

縺雁燕繧牙?蜩｡逧?ｮｺ縺励□縲(2人とも殺してやる。)

早乙女桜

……さっき｢空間分離｣使っちゃったんだよな〜。

そう言いながら桜は空間から刀を取り出す。

早乙女桜

仕方ない、これで片付けるか。

釘崎もトンカチと釘を構えて言う。

釘崎野薔薇

そうね。……油断は禁物よ？

早乙女桜

分かってますよ、先輩。

あめ(主)

あ、この話では、桜はもう全員の術式を知ってるっていう設定です！

早乙女桜

『空間移動』。

桜が呪霊の背後に移動する。

早乙女桜

……(後ろ、貰った！！)

呪霊

遘√?譛ｪ譚･繧定ｦ九ｌ繧九?よ判謦?↑繧薙※辟｡鬧??(私は少し先の未来が見える。攻撃なんて無駄。)

呪霊

『莠ｺ縺九ｉ蜷ｸ陦?鬯ｼ縺ｸ(特性変化。吸血。)』。

意味の分からない言葉を言いながら、後ろの桜に触れる。

早乙女桜

！？

桜が距離を取った。

早乙女桜

……なぜ触れられた。……隙をついたはずなのに……。

釘崎野薔薇

……桜、アンタ術かけられたりしてない？触られてたけど。

早乙女桜

今のところ、何も無いので多分大丈夫かと……。

呪霊

窶ｦ窶ｦ陦薙↓縺九°繧峨↑縺?ｼ(……術にかからない？)

呪霊

縺ｾ縺り憶縺??よｬ｡縺ｯ谿ｺ縺吶?(まあ良い。次は殺す。)

あめ(主)

本来なら、術にかかったら体の内部の構造が変化して、それに耐えきれず死ぬよ〜。桜強いからね〜。

釘崎野薔薇

……油断してんじゃないわよ。

いつの間にか呪霊の背後を取っていた釘崎。

そして、呪霊の体に釘を打ち込む。

呪霊

縺?▽縺ｮ髢薙↓縺｣??ｼ(いつの間にっ！？)

あめ(主)

こいつは術式を使わないと未来見えないからね〜。

呪霊

窶ｦ窶ｦ縺?縺後??∟縺斐→縺阪〒遘√?窶ｦ窶ｦ(……だが、釘ごときで私は……)

釘崎が指をパチンと鳴らして言う。

釘崎野薔薇

『鄒霊呪法:簪』！！

その瞬間、呪霊に刺さっていた釘が呪力によって弾ける。

呪霊

鬥ｬ鮖ｿ縺ｪ縺｣??ｼ(馬鹿なっ……)

呪霊の体は半分欠損し、そのまま消えた。

釘崎野薔薇

……ふっ。こんなものね。

早乙女桜

……やっぱ先輩の術式かっこいいです！！

釘崎野薔薇

でしょ〜？

釘崎野薔薇

さ、任務も終わったことだし、高専に帰りましょ〜。

早乙女桜

はい！

早乙女桜

……(……？なんか違和感が……。……気のせいか。)

そう言って伊地知の車に向かう桜達。

伊地知潔高

……お待ちしておりました。

伊地知潔高

お怪我などございませんか？

釘崎野薔薇

アタシは大丈夫よ〜。

早乙女桜

私もです！

早乙女桜

(違和感はあるけど……。……血が欲しい。……………え？)

早乙女桜

え？

伊地知潔高

どうかされましたか？

早乙女桜

あぁいえ、なんでも……。

釘崎野薔薇

……アンタ、あいつに触れられてたけど、ほんとに大丈夫なの？

早乙女桜

はい、大丈夫です！

早乙女桜

元気です！

釘崎野薔薇

……なら良いんだけど。

伊地知潔高

さ、お2人とも車に乗ってください。

早乙女桜

は〜い。(気のせい……だよね？)

釘崎野薔薇

あいよ〜。

車内にて

伊地知潔高

お2人とも、高専へ帰られますか？

釘崎野薔薇

そうするわ〜。行くところ無いし。

早乙女桜

私もです！

早乙女桜

(やばい血が欲しい……。なんで？……なんでこんなに……。)

釘崎が桜の顔をまじまじと見る。

早乙女桜

……どうか、しましたか？

釘崎野薔薇

……アンタ｢天透眼｣使ってる？

早乙女桜

え？使ってませんよ。

釘崎野薔薇

……瞳孔、めちゃくちゃ細いわよ。……蛇みたいに。

早乙女桜

……え？

釘崎が鏡を取り出し、桜に自分の目を確認させる。

早乙女桜

……ほんとだ、……なんで？

桜がもう1つ、自分の変化に気づく。

早乙女桜

……私の八重歯、こんなに酷かったっけ……？

あめ(主)

桜は八重歯だよ〜。

釘崎野薔薇

……牙みたいじゃない。

釘崎野薔薇

アンタやっぱりアイツの術にかかってたんじゃないの？

釘崎野薔薇

それも呪霊が死んでも解けないから、何日かしないと治らないか、誰かに何かしてもらわないと治らないやつ。

早乙女桜

……そうかもしれません。

釘崎野薔薇

……蛇みたいだわ。

早乙女桜

……いや、これはヴァンパイアに近いような……。

釘崎野薔薇

ヴァンパイア？

伊地知潔高

どうかされましたか？

釘崎野薔薇

桜が敵の術式にかかってたっぽい。

伊地知潔高

！？それは大変……。

伊地知潔高

急いで高専まで戻ります。

早乙女桜

……すみません、お願いします……。

釘崎野薔薇

……で、なんでヴァンパイアなの？

早乙女桜

……さっきから、｢血が欲しい｣と思うようになってきて……。

早乙女桜

……もしかしたら、と思って。

釘崎野薔薇

自覚症状あるじゃない。……全く、早く言いなさいよそういうのは……。

早乙女桜

……ごめんなさい。

釘崎野薔薇

大丈夫なの？血が欲しすぎて暴れたりしない？

早乙女桜

大丈夫です、今のところは。

早乙女桜

……これからなるかも、ですけど。

釘崎野薔薇

なるほどねぇ……。

釘崎野薔薇

高専戻ったら、1回五条のところ行きましょ。

早乙女桜

……ですね。

10分後

伊地知潔高

着きましたよ。急いで五条先生の所へ向かいましょう。

釘崎野薔薇

桜、降りるわよ。

早乙女桜

……ふぅっ、……ふぅっ、……(血が欲しい血が欲しい血が欲しい血が欲しい……)

釘崎野薔薇

……桜？

早乙女桜

……え！？あ、すみません、降ります！

釘崎野薔薇

……(結構マズそうね……)

3人とも車を降りる。

伊地知潔高

……五条さんを呼んでおきましたから、もうすぐここに来るはずです。……すみません、私は仕事があるのでこれで……。

釘崎野薔薇

ありがと、伊地知サン。

早乙女桜

……ありがと、ございます……。……ふぅっ、………ふぅっ、………。

釘崎野薔薇

……桜、大丈夫？

早乙女桜

……けっこう、きついです………ふぅっ、………。

釘崎が桜の背中を優しく撫でる。

早乙女桜

！？………ありがとう、ございます……。

早乙女桜

(血が欲しい血が欲しい血が欲しい血が欲しい………。……駄目だ、自我を保て。……私は人間、私は人間……。)

桜の蒼く光るペンダントが、微かに赤みを帯びている。

釘崎野薔薇

……なんで、ペンダントが……？

五条悟

は〜いみんな大好き五条先生登場〜。

釘崎野薔薇

遅ぇよクソが。

五条悟

ごめんごめん、任務片付けててさ〜。

早乙女桜

……あ、五条、先生……。……血、じゃなくて、えーっと……。敵の術式に、かかっちゃって……。

五条悟

桜が？珍しい。(ペンダントが赤みを帯びている……。)

五条悟

どれどれ〜。

五条が桜の顔や体の状態などを六眼で見る。

五条悟

……なるほどねぇ〜。厄介な術式だ。

釘崎野薔薇

……すぐ解けないの？

五条悟

いや、解こうと思えば解けるんだけど……。

五条悟

この術式は、直接｢魂｣に触れるものだ。

早乙女桜

……ふぅっ、……ふぅっ、………。(血が欲しい血が欲しい血が欲しい、……うぅ、……。)

五条悟

桜は本来魂とくっついている｢核｣を引き離して、ペンダントに移している。

五条悟

……その分、作用が大きいんだろうね。ま、一般人が喰らえば死ぬだろうから、桜の魂もある程度は強いんだろうけど。

五条悟

……無理に解こうとすれば、魂に傷がつく。

五条悟

……時間経過が最善だな。

釘崎野薔薇

……治るまで、桜はずっと辛いままなのかよ……。

五条悟

硝子に輸血用の血液を貰うよ。

五条悟

そうすれば少しはマシだろうから。

早乙女桜

……そう、か……。……なる早でお願いです……。

五条悟

分かってるよ〜。んじゃ、ちょっくら行ってくるわ〜。

五条悟

2人は寮に戻っときな〜。

そう言って五条は瞬間移動で消える。

釘崎野薔薇

……歩けそう？

早乙女桜

……はい、動くのは全然……。(ちょっと落ち着いてきた……？)

桜と釘崎も寮へと向かう。

寮到着！

早乙女桜

……あ、ここ、私の部屋です……。

釘崎野薔薇

……近いわね。私斜め前の部屋にいるから。何があったら呼びなさいよ。

早乙女桜

はい、わかりました……！

桜の部屋。

あめ(主)

なんか部屋の感じ毎回違うけどもう気にしないでくれ。

早乙女桜

……うぅ〜。

桜がベッドに飛び込む。

大蛇

……主、少し気配が変わっておるぞ……。

早乙女桜

……あ、大蛇起きてたの……？

早乙女桜

ごめん、急に任務入ってさ……。

早乙女桜

……術にかかって、ヴァンパイアっぽくなったみたい……。

早乙女桜

今はマシだけど。

大蛇

……無理は、するでないぞ……。

早乙女桜

……わかってるって……。

早乙女桜

もう少しで五条先生来るっぽいから、それまで起きとく……。

扉がガチャっと鳴り、五条が入ってくる。

五条悟

血、持ってきたよ〜。

早乙女桜

……だからノックしろや。

五条悟

あ、ごめんごめん忘れてた〜☆

早乙女桜

……(ツッコむ気にもなれない。)

早乙女桜

血、ありがと。今度硝子先生にお礼言っとく。

五条悟

あいよ〜。僕、もう部屋出るけど無理はするんじゃないよ？

早乙女桜

……分かってるよ。

そう言って五条は部屋を出ていく。

大蛇

……相変わらず、嵐のような男であるな……。

早乙女桜

……ほんとにね……。

早乙女桜

……今はそんなにだし、飲まなくて良いか。

早乙女桜

寝よ……。

血を枕元に置いて、2秒もせずに眠ってしまった桜。

大蛇

……相変わらずであるな……。

数時間後、深夜2時。

早乙女桜

……ふぅっ、……ふぅっ、……血、が、欲しい……。

早乙女桜

血………。

枕元に置いてあった、輸血パックに入っている血をそのまま飲む桜。

早乙女桜

……(ごくっ、ごくっ……)

早乙女桜

……ぷはっ、……。……おっかしいなぁ、……今は血がめちゃくちゃ美味しいわ……。

早乙女桜

……飲み切っちゃったな。……また起きたら貰お。

早乙女桜

……寝る…………zzZ

午前7時。

早乙女桜

……(*´Oゞふぁ～、おはよ……。……血が飲みたい………。

早乙女桜

……血、無い………。

早乙女桜

……貰わなきゃ……。

軽く身支度を済ませる桜。

大蛇

………主……？

早乙女桜

……あ、起きた？……おはよ、大蛇。ちょっと血貰ってくる。

大蛇

……我も同行しよう。

早乙女桜

いや、大蛇はやめときな……。

早乙女桜

噛みそうな自信あるから……。それは私が嫌だから。……ね？

大蛇

……承知した。気を抜くでないぞ。

早乙女桜

わかってるって〜。

早乙女桜

(早く、血が飲みたい……。)

部屋を出る桜。

早乙女桜

……硝子先生、どこだ……。

早乙女桜

……血が欲しい………。

早乙女桜

……血、………血が飲みたい………。

貧血を起こした桜が正面から倒れかける。

五条悟

お〜っと、危ない危ない。

五条悟

ちょっと座ろっか〜。

それを五条が支え、壁にもたれかからせて座らせる。

五条悟

桜、大丈夫？聞こえる？

早乙女桜

……え、あ、五条先生……。(……なんでシャツ着てんだこの人……。)

早乙女桜

……ちょっと貧血起こしたっぽい……。

五条悟

顔色悪いもんねー。血、もう全部飲んじゃった？

早乙女桜

貰った分は、夜中起きた時に全部……。朝起きて飲みたかったから硝子先生探してた……。

五条悟

なるほどね〜。

五条悟

今、硝子ここにいないんだよなぁ……。

その時、桜の瞳孔が更に細くなり、動悸が激しくなりはじめる。

早乙女桜

……っ、！？……ふっ、………ふぅっ、………。

五条悟

……あ、波大きくなった？

早乙女桜

……(血が欲しい、血が飲みたい、……血、……血………。)

早乙女桜

……(がぶっ、じゅるるる……)

桜が目の前にいた五条の首筋に噛み付き、そのまま血を吸っていく。

五条悟

……桜ってば、だいた〜ん。

早乙女桜

……(ごくっ、ごくっ、……)

早乙女桜

…………あ。

早乙女桜

……ごめんなさい、目の前に美味しそうな人が…………。

五条悟

いいのいいの〜。ちょっとは落ち着いた？

早乙女桜

……だいぶ落ち着いたけど……。…………傷が……。

早乙女桜

……あれ？傷が無い……？

五条悟

こんなの、反転術式でちょちょいのちょいだよ〜。

早乙女桜

……はっや……。

後日、桜はちゃんと元に戻ったそうです。

あめ(主)

どうでしたか！！

あめ(主)

あ、一応言いますけど、桜と五条先生をくっつけたいとか、そういうのは一切無いんで！

あめ(主)

ただただ、桜が五条先生の血を吸う所を書きたかっただけです！

あめ(主)

次はほんとに過去編いきますので！！

あめ(主)

ばいばい！！

呪術廻戦｢最恐の中学生｣

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あめ

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