あれから、あっという間に4日が経った。
3日後に記憶を消すと言われていたのに、4日が経ったんだ。
何かがおかしい。
どうして何も起こらない?
それとも、もうすでに消えている?
いや、そんなはずはない。
だって、srくんのことをいくらでも思い出せる。
そんなことを考えていたとき、悪魔が今の状況を説明しに来た。
悪魔2
?
呪い師が消息を絶った?
俺は疑問だったが、表情は変えずに話を聞いた。
悪魔2
悪魔2
悪魔2
悪魔2
それだけ言うと、その悪魔は去って行った。
smrisyu
消息を、絶った?
でも、この世界に逃げ場なんてないはずだ。
......いや、この世界とは違う場所に逃げていたら?
確かここ以外にも下の世界、とかいうやつがあったはずだ。
決まり的には行けないけど、それを破って下に逃げたんだとしたら........
まあ、そんなことどうでもいい。
逃げ出すことなんてできないんだから。
俺はまた檻の中にあるベットに寝転んだ。
srnk
あれからsyuさんには会っていない。
まあ、会う約束もしてなかったから当然と言えば当然だけどね。
......最近、発作の頻度が多くなってきた。
syuさんの前でも起きた発作。
この発作は、羽壊病が原因。
羽壊病っていうのは、稀に天使が感染する病気なんだ。
症状は名前の通り、何度も発作が起きて、後に羽が壊れて天使の力を失うっていう病気。
天使が誕生した頃から存在していたっていう記録も残っているけど、発作を抑える薬があるだけで、いまだに治療法は見つかってない。
ちなみに、天使の力を失うとここにはいられなくなるんだ。
詳しいことはよくわからないけど、下の世界?に送られるらしい。
でも、どれだけ深く掘っても出てくるのは土だけ。
本当に、下に別の世界があるのかな、
でも、もし本当にあって、そこにsyuさんと2人で行けたら____
あ、でも、確か悪魔は下に行ったらいけない決まりになってたはず......
そしたらもう、syuさんにはずっと会えなくなっちゃうんだよね......
っていうか僕、たった2回あっただけなのになんでこんなにsyuさんのこと考えてるんだろう、
そんなに想う必要なんてないのに......
でも、syuさんを想うなんて言葉じゃ表せない.....ような気がする。
僕、syuさんに何か.........
.........返事だ。
そうだ僕、syuさんにまだ返事聞けてない。
そうだよ、そう。
僕は、syuさんが好きなんだ...!
あぁ、全部思い出した。
syuさんに返事、聞きに行かなくちゃ!
待っててね、syuさん。
会いに行くと決めた僕は、転移の特性を持ったrmryさんところへ行った。
srnk
rmry
srnk
rmry
srnk
rmry
srnk
srnk
srnk
rmry
srnk
rmry
rmry
srnk
rmry
rmry
もう4日間も何もしてないのに退屈だと思わない。
退屈に慣れている証拠だ。
ただベットに横たわって天井を眺めながら思う。
そして、時々浮かんでは消えるsrくんの顔。
会いたいな。
4日間考えていたのはそれだけだった。
syuさん!
幻聴まで聞こえてきたわ。
ええ声なんよな...
また生で聴きたいわ。
まあそんなの不可能な話やけど。
srnk
smrisyu
srnk
smrisyu
srnk
srnk
smrisyu
smrisyu
返事....?
俺、なんかsrくんに聞かれてたんやっけ......
srnk
smrisyu
だから、次!
次は、syuさんの答え、聞かせてね。
smrisyu
“前”。
自然と前の意味を理解した。
屋上から飛び降りたあの日、srくんに言われた“次”と同じように。
そうだ、前世でsrくんに好きって言われたんだ。
そっか、srくんに抱いてた感情って好きだったんだ。
全てを思い出した俺は、srくんの質問に答えた。
smrisyu
smrisyu
srnk
srnk
照れくさそうに微笑むsrくん。
そうだ、俺はこの笑顔に惚れたんだ。
見ると安心する、優しいこの笑顔に。
srnk
smrisyu
srnk
smrisyu
srnk
smrisyu
srnk
srnk
srnk
smrisyu
srくんに会えなくなる。
せっかく思い出せたのに、
ちゃんと返事、できたのに.......
「呪い師が消息を絶った。」
......srくんと会えなくなるくらいなら決まりなんてクソ喰らえだ。
smrisyu
srnk
smrisyu
srnk
smrisyu
smrisyu
smrisyu
srnk
smrisyu
rmry
俺が話している途中、突然景色が変わった。
どうやらsrくんの知り合いがここへ飛ばしてくれたらしい。
rmry
srnk
srnk
smrisyu
rmry
smrisyu
rmry
rmry
srnk
rmry
rmry
smrisyu
rmry
srnk
rmry
そういうと、rmくんは一瞬光に包まれ、服装が変わって羽がなくなった。
rmry
rmry
rmry
srnk
rmry
srnk
srnk
rmry
rmry
smrisyu
少し移動すると、半径2メートルくらいの池に着いた。
rmry
不思議に思った俺は池を覗き込んでみた。
池は俺の顔を反射していて、下の世界なんて見えない。
rmry
smrisyu
srnk
srnk
smrisyu
そう聞いたが、その時にはsrくんはもう池に顔を入れていた。
やっぱり水に顔を入れてるようにしか見えないけど.....
そんなことを考えながらsrくんを見ていると、急に顔を上げた。
srnk
srnk
不思議なことに、そう言うsrくんの顔は全く濡れていなかった。
俺は目を瞑って池に顔を入れてみた。
そしてそっと目を開けると、
そこには、星空のようにたくさん光があるのが見えた。
srnk
その景色に見惚れていると、srくんがまた顔を入れていた。
smrisyu
思わず声に出てしまった。
それくらい本当に綺麗な景色だ。
だけど、いつまでもこうしてるわけにもいかない。
俺は池から顔を出し、rmくんを見た。
下に行ってしまったら、もうrmくんには会えなくなると思ったから。
smrisyu
rmry
rmry
smrisyu
rmry
そう言って、rmくんはsrくんの服の襟をつかんだ。
srnk
rmry
smrisyu
smrisyu
rmry
smrisyu
本当に、rmくんには感謝しかないな。
smrisyu
srnk
srnk
srnk
smrisyu
俺はsrくんの手を握った。
それとほぼ同時に、srくんは池の方に倒れ込み、手を引いて俺を抱きしめてくれる。
なんだか、懐かしいな。
srnk
srくんが呟くより少し早く、srくんの羽が散り始めた。
smrisyu
srnk
srnk
smrisyu
srnk
smrisyu
smrisyu
srnk
srnk
srnk
smrisyu
smrisyu
srnk
smrisyu
srnk
smrisyu
smrisyu
srnk
smrisyu
smrisyu
srnk
srくんが頷いたと同時に、俺は羽を広げた。
srくんが落ちないように、強く抱きしめて。
しばらく滑空していると、鳥が飛んでいるくらいの高さまで降りてきた。
smrisyu
srnk
方向を変えるために少し羽ばたいて、ゆっくり山に降りた。
まだ夜です
srnk
地面に降りると、srくんが声を漏らして伸びをした。
srnk
smrisyu
srnk
smrisyu
srnk
smrisyu
smrisyu
srnk
srnk
smrisyu
これからどうなるかはわからないけど、いつまでもそらくんと笑って過ごせたらいいな。
終わり.....?
せ
せ
せ
せ
せ
コメント
3件
ᝰꪑ💜⋆͛💙🤍🎧 におすすめされて読んだら即ハマったのでフォロ失
わぁぁぁぁああぁぁ!!繋がってたぁぁぁ!! もうほんとにやばすぎです!発想が天才すぎます! 超絶神作…
あぁああ !!! 繋がってたんだ !!! もしかして天才ですか ? あぁ 、 天才か。 マジで最高 … 神だあああ … ♡失礼しますー !