その頃のあき
シュンッ
あき
ポスッ
あき
知らない部屋に転送させられた
あき
私だけを、移動させたのかな……?
ドォンッ
あき
あき
まさか、ッ……
ぷり様達……?
あき
無事で、ッありまように、ッ……
もう、あんなことが
あって欲しくないから……
あき
あき
ガチャッ
バタンッ
あき
あき
あき
ちぐさ
今、ぷりちゃんたちが戦ってくれてる、ッ
私も、ッ何か役にたたないと、ッ
けちゃ
けちゃ
ちぐさ
りん
ちぐさ
無事でいて、あき
あき
どうしよう、迷子だよほぼ
あき
トコトコトコトコ
長い廊下に
私の足音だけが響く
何も聞こえない
足音も、物音も、話し声さえも
あき
あき
あの大きな腕で、抱きしめて欲しい、ッ
大好きな声で、話しかけて欲しい、ッ
あき
フラッバタンッ
あきなの頃、
私は、2人の大切な親が居た
私を大切に育ててくれて、
大好きな、大切な人だった
でも、ある日
私の大切な2人は、
居なくなってしまった
あきな
父と母は、一瞬にして殺された
今でも忘れられないあの光景
鉄がさびた血の匂いが、
頭に、こびり付いている
物音も、足音も、話し声も、何も聞こえなかった
私1人と、2人の死体
でも、その時の私は、そんな血の匂いや
死体が怖いのではなかった
”1人”ということが
怖かった
誰か、側にいて欲しかった
心配して欲しかった
あき
あきな
あき
あき
あき
あき
あきな
あき
あき
あき
あき
あき
あきな
あき
あきな
あき
あき
あき
あきな
あき
あき
あき
あきな
あきな
あきな
フッ
あき
あき
Marin
Marin
Marin
Marin
Marin
Marin
Marin
Marin
Marin
Marin
Marin
♡→1000
コメント
26件
ずっと思ってたんですけど、天才ですか、?あき倒れた、?!
アイコンの奴の画像枠に貼っときます.ᐟ今回も最高でした
いや~ この話はちょっと分かるな 1人でもいいって強がっちゃうけど、寂しいんだよね。