店員
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そのまた一週間後。
少し早めに着いた私は店員さんに愛想良く微笑み、
仕方なく四人席の広いソファに座る事にした。
一人で此処に居るのは落ち着かない。
汐崎〇〇
彼が来る確証は無いのに、無意識にそう思っていた。
男性
汐崎〇〇
男性
男性
と、ぞろぞろと現れた男性三人組。
未だ何も云っていないのにペチャクチャと勝手に喋っている。
汐崎〇〇
男性
男性
この手の男性は苦手だ。面倒臭い。
周りの店員や客も見て見ぬふり。
如何しようか……。
太宰治
汐崎〇〇
と、最近聞き慣れつつある声が耳元で聴こえる。
首に腕を回されて一瞬戸惑ったが、
ぐるぐる巻かれた包帯で不安は安堵に変わった。
太宰治
太宰君が普段より幾分か低い声でそう云うと、
男性達はそそくさと其の場から逃げ去った。
汐崎〇〇
汐崎〇〇
汐崎〇〇
太宰治
後ろから私を抱きしめていた体制から離れると、
思い切り眉間に皺を寄せて不機嫌そうな太宰君。
西洋菓子でも機嫌は治らず、
其の日は其の儘、太宰君が笑う事は無かった。
コメント
13件
ばっくはぐ、!?僕、された事ない。 あの太宰さんの部下の芥川もしてないのに、 僕もばっくはぐ太宰さんにされたい、! うらやましい、、
嫉妬ですか?!嫉妬ですね?! もう尊すぎる😭