ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️バッドエンド⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
みこちゃんが俺の手を包んだまま、部屋の時計の針が小さく“コトッ”と音を立てた。
その音が、やけに胸の奥まで響いた。
もう11月。
窓の外では、風が少しずつ冬の匂いを運んできていた。
みこちゃんの掌の温度が、まだ残っている。
それだけで、今は少し息がしやすかった。
みこと
不意に、みこちゃんが口を開いた。
声は静かで、でもどこか決意のある響きだった。
すち
みこと
一瞬、言葉の意味が掴めなかった。
それほど、唐突で。
けれど、みこちゃんの目は真っ直ぐに俺を見ていた。
すち
みこと
すち
みこと
みこちゃんは笑った。
いつもの優しい笑み。
でも、その裏に何かを隠しているような気がした。
すち
俺は少しだけ目を逸らした。
手の震えは、もう止まっていた。
けれど胸の奥が、妙にざわつく。
すち
自分でも驚くほど、穏やかな声だった。
けれど、その裏面では密かに悟っていた。
“みことの命を、もうすぐで終わらせる”からって。
みこちゃんが少し目を丸くして、微笑んだ。
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
みこと
すち
───12月18日、23時59分。
それが、俺の“任務の期限”。
そして、みこちゃんの命の制限。
その日までは、叶えてあげられる。
どんなお願いでも。
だから俺は、笑った。
偽りでも、少しでも。
みこちゃんの笑顔を見られるなら、それでいいと思った。
みこちゃんは安心したかのように微笑んで、「おやすみ」と呟いて灯りを消した。
闇の中、俺は手のひらを見つめた。
温もりが、まだ残っている。
それを感じながら、───俺は心のどこかで願っていた。
どうかこの手が
もう二度と、あの冷たいナイフを握ることがありませんように。
カーテンの隙間から、淡い朝の光が差し込んでいた。
天気のいい朝だった。
冬が近づいているのに、どこか春の匂いがした。
みこちゃんが先に起きていて、俺のベッドの隣で制服のボタンを留めていた。
柔らかい寝癖のついた髪が、朝日に透けて光の粒がその輪郭を縁取る。
その姿を見ているだけで、胸が少しだけ痛んだ。
みこと
すち
小さく返した声が、やけに乾いて聞こえた。
みこちゃんは首にマフラーを巻きながら、鏡の前で笑った。
その笑顔は、昨日よりもずっと柔らかかった。
みこと
すち
俺はそう言いながら布団から足を床へと降ろす。
寒い空気が肌を突き通した時だった。
みこと
俺の心臓が、ひとつ跳ねた。
ゆっくりと体をみこちゃんに向ける。
みこと
マフラーを鏡の前で整えながら、そう言った。
すち
みこと
みこと
その言葉に、一瞬、呼吸が詰まった。
すち
みこと
みこちゃんは小さく笑った。
目元にできる皺が、朝日の光でやけに綺麗だった。
みこと
その言葉を聞いているうちに、何かが胸の奥で崩れていくのを感じた。
殺し屋としての俺は、笑うことは無かった。
でも今は違った。
“この人のために笑いたい”って、心のどこかで思ってしまった。
すち
そう言って、口の端をゆっくり上げた。
不器用な笑み。
でも、みこちゃんは目を細めて嬉しそうに息を漏らした。
みこと
その一言が、思っていたよりも強く響いた。
心の奥まで届いて、痛いほどだった。
俺は顔を背けて、鞄を取るふりをした。
その時は、笑える気がしなかったから。
すち
みこと
寮を出て、外の冷たい風にあたる。
マフラーに埋もれたみこちゃんの横顔は、息が白く揺れていた。
朝日が眩しくて、目を細める。
その光の中で俺はひとつ、心の中で呟いた。
あと、三週間。
それでも今は。
この短い朝を、彼と並んで歩いていたかった。
ほんの少しでも、“人間”のままでいられるように。
ぬしぬし
ぬしぬし
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ぬしぬし
コメント
19件
なんか通知見ただけで泣いてるんですけど…(ᐡ ̥_ _ ̥ᐡ)
なんか...仲良く?なった気がするッ☆ほんとにこの話読むの楽しい(≧∇≦)🫶🏻︎💕︎︎ 👑 くん優しいぃ😭 🍵くんの笑顔...みたいッ 続き楽しみにしてまっす(*`・ω・)ゞ
まぁぁぁじで神様すぎ😇✨ 👑くんはもう〇ぬのをわかっているかのような口振で 🍵くんも56し屋をやめたいって思えるほどになってるしで感動…🥺🥺そこまで持ってった👑くんも凄すぎる‼️無視ばっかりだったのに笑ってあげるなんてぇぇぇ この物語は明確に終わりがってより気づいたら投稿が終わってました_みたいな儚さが醍醐味だぁ…って勝手に妄想してます笑笑 ほんとに続き楽しみに待ってます!